PowerPointで3Dモデルを使った製図指導

PowerPointでは,2016から3Dモデルを挿入する機能が搭載されています。
STLやOJBファイルなども扱えますが,その中の一つ,glTF形式のファイルを使うと,色つきのまま挿入可能です。
※glTF(GL Transmission Format)は主にWebブラウザ上で動作するコンテンツを作る際に用いられる3Dフォーマットの一つ。

今回は,教育実習での等角図を扱う授業の中で活用してみました。
以下の手順です。
TinkerCADを用いて,使用する立方体のワイヤーフレームを作ります。
※等角図の視点が分かるように,対角線に黄色い選を入れました。

・glTFでバイナリ形式であるglbファイルでエクスポートします。

・PowerPointのスライドに3Dモデルを挿入します。

・3Dモデル上に,3Dコントロールが表示されるので,これで3Dモデルを回転させます。


※スライドショーにすると3Dコントロールが効きません。

参考スライド(glbファイル入り)等角図_glb


大沼直史(信州大学教育学部)

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