PowerPointで3Dモデルを使った製図指導
PowerPointでは,2016から3Dモデルを挿入する機能が搭載されています。
STLやOJBファイルなども扱えますが,その中の一つ,glTF形式のファイルを使うと,色つきのまま挿入可能です。
※glTF(GL Transmission Format)は主にWebブラウザ上で動作するコンテンツを作る際に用いられる3Dフォーマットの一つ。
今回は,教育実習での等角図を扱う授業の中で活用してみました。
以下の手順です。
・TinkerCADを用いて,使用する立方体のワイヤーフレームを作ります。
※等角図の視点が分かるように,対角線に黄色い選を入れました。
・glTFでバイナリ形式であるglbファイルでエクスポートします。
・PowerPointのスライドに3Dモデルを挿入します。
・3Dモデル上に,3Dコントロールが表示されるので,これで3Dモデルを回転させます。
※スライドショーにすると3Dコントロールが効きません。
参考スライド(glbファイル入り)等角図_glb
大沼直史(信州大学教育学部)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- Gijyutu.com2024年12月26日栽培サポートシステム「Growlog」
- Gijyutu.com2024年12月24日「フレンチクリート」を用いた技術室壁面収納
- Gijyutu.com2024年12月18日木工ボンド詰め替えの小技
- Gijyutu.com2024年12月18日掃除機をデコレ