レーザー加工機で簡単に箱を作れるWebアプリの活用
教材概要
「MakerCace」は簡単に各種寸法の箱の展開図を作成できるWebアプリです。このWebアプリでデータを作成して,レーザー加工機で材料を切断して組み立てることで,立体的な箱を簡単に作ることができます。
MakerCace:https://www.makercase.com/
使用法
Step 1:作成したい箱の種類を選びます。(ここではBASIC BOXを選択)
*言語選択を日本語にすると日本語で表示されます
Step 2:縦・横・高さに50mm,厚さは2.5mmを入力します。
Step 3:接合部はFingerを入力して,はめ込みの溝を作成します。
Step 4: Downloadのボタンを押して,展開図を作成します。
Step 5:展開図を確認したら,SVGもしくはDXFファイルに変換して取り出します。
Step 6: レーザー加工機で切断して,組み立てます。(レーザー加工機の使い方は省略)
サンプル加工データ・グリッド仕切りボックス(SVG形式・Zip圧縮)
PDF形式
教材の活用例
・「材料と加工の技術」の単元で,簡単に立体物を作成することに活用
・ MDF板やアクリル板など,材料による違いを学べる
・「総合的な問題解決」の場面で,発展的なものづくりにも活用
応用・発展
基本的な形状の箱を作成することを通して,さらに発展的な内容に取り組む意欲を高めることができます。
はめ込みの溝などは頑張れば直線を組み合わせて作図できますが,こうした作業は簡単にできるソフトに任せて,人間はより創造的な部分に力を注ぎたいですね。
投稿者:門田和雄(神奈川工科大学)

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