レーザー加工機を使った身近な課題を解決
レーザー加工機を使った身近な課題を解決
~失敗を繰り返して学ぶ授業実践~
教材概要
本教材は,レーザー加工機やCADソフトを活用し,日常の課題を「製品開発」の視点から解決する活動です。生徒が自主的に課題を見つけ,設計し,試作を繰り返しながら改善することで,「製品は完成して終わり」ではなく,「改善・アップデートされ続けるもの」であることを実感します。具体的には,黒のアクリル板,バルカナイズドファイバー,シナベニヤ,EVAフォームなどの材料を加工し,課題に取り組みました。
期待される効果
・設計と製作の繰り返しによる試行錯誤のプロセス体験
・CADと実機加工の連携による高精度な制作体験
・使う人の視点で考えた機能性・安全性・デザイン性の追求
・「誰かのために作る」経験による思いやりと社会性の育成
教材の基本情報
・使用端末:タブレットPC+CADソフト(例:Beam studio等)
Beam studio: https://flux-japan.jp/pages/beam-studio
・使用機材:10Wダイオードレーザー加工機
・材料例 :黒アクリル板/バルカナイズドファイバー/シナベニヤ/EVAフォーム/
段ボール
・操作機能:切断/彫刻/試作→修正→再加工
教材の活用例
課題1:「製品の寸法を正確に知りたい」→定規
→ 黒アクリル板を用いた基準物差しの製作。測定精度と正確性の体感が得られる。
課題2:「散らかったプリントを整理したい」→クリップ
→ バルイズカナドファイバーの弾性を利用したプリント整理用クリップの設計。
作品の参考データ
laser-data (SVG,PDF,AI)
西村和行(相模原市)

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