1997/06/20


依頼書に基づいて相手の設計を製図してみよう
目的

 技術の授業で行う製図では自分の作品を設計、製図することが大半です。 しかし現実の技術を考えた時に、技術の言葉、伝達手段としての製図の役割は見逃せません。
 そこでお互いに設計の概要を書いた依頼書を相手に渡し、製図をしてもらうことで ”相手の依頼通りか””分かりやすいか”という伝達の側面が強く意識されます。
方法
 ドライバーの柄のデザインの製図で行いました。
 デザインを検討し、どんな作品を作るか決まったら依頼書を製作します。
 材料の100mmのアルミニウム棒をどう加工していくかを位置と加工法で指定します。

   位置 
  30~32mm 
  32~50mm 

  加工法      詳細
突っ切りで溝   3mm削りこむ
ローレット加工   

   依頼書の具体例
  

 この後製図に入ります。不明な点や設計の変更などお互いに話し合いながら製図します
 依頼書に基づいて製図
  

 製図が完成したら、相手に引き渡します。その際に検査を受け、不備な点、あやまり等 は訂正します。
 okとなったら依頼書にサインをして製図と依頼書を交換します。

実際の様子
 ”相手の製図”ということで通常の製図に比べ、緊張感がありました。
 相手のだから失敗したらいけない、といった声が聞こえました。
 また製図途中で話し合ったりして設計を変更するなどいつもの製図では見られない 姿も見られました。
 こういった活動で技術の学習がより実際の生産の技術が意識されるといいと思います。


 投稿者:村松浩幸(信州大学)
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