リモコンの音と光を体験しよう!


1. 教材の概要
様々なメーカーのリモコンから発している赤外線を太陽電池で電気に変換し,スピーカーからの音にして、メーカーごとに音が違うという認識をしてもらう。なぜ音が違うかと いうことに着目し、これはそのリモコン特有の波形(信号)を出していることで他の機器が反応せずにその対応している機器だけが動作することが分かったとき、その 体験から技術的認識を豊かにし,生活と技術とのかかわりについて考えることができる。
引用:リモコンの音を聞く

2. 教材の特徴・改良点
日常生活の中でよく使うものを授業で取り扱うことで、現代通信技術が身近なところでも 使われていることを知り、通信技術に興味関心を持ってもらえる。
また、改良点としては、以前は音の違いを上手に記述する術がなかったため、波形表示ソ フトを導入することにより、より音の違いを実感できるものとなった。さらに、ワークシ ートにおいてもそれぞれの波形を書き込むようにした。

3. 単元内で取り扱う学習内容
D 情報に関する技術
⑵ディジタル作品の設計・制作
ア メディアの特徴と利用方法を知り、制作品の設計ができること。
イ 多様なメディアを複合し、表現や発信ができること。

4. 教材の紹介
⑴使用材料
増幅器、LEDスピーカー、太陽電池,波形表示ソフト、各メーカーのリモコン
⑵教材の説明(製作法・活用法)
太陽電池と増幅器・LEDスピーカーを接続し、その実験器具にリモコンを向け、ボタンを押すことで LEDスピーカーが光り、音が出る。さらに、コンピュータでこの音を拾い、インストールし た波形表示ソフト(今回は 『オシロくん for Windows』 )によって音の違いを視覚的に確認できるようにする。 これらを比較することで波形にもメーカーごとに違いがあることを学び、現代通信技術の一端を視覚、聴覚を通して体感することができる。
 

 

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5. 授業概要

段階 学習活動 指導・支援・ 評価
導入 【学習問題】赤外線の波長はどれも同じだろうか 身近なもので通信技術が使われているものをあげてもらう
展開 【学習課題】様々なリモコンの光と音を聞いて特徴を調べよう
赤外線の波長を調べる実験を行う
特徴や波長ををワークシートに記入する
部屋のカーテンを閉め、蛍光灯を消して部屋を暗くする
リモコンが足りない場合は、共有して使うなど適宜対応する
波形表示ソフトは、教師が代表して操作しプロジェクタ等で投影する
まとめ それぞれのリモコンから出る赤外線の波長は異なる 教師が全体の前でもう一度違いを確認する

6.参考資料

田口 浩継他『新編 新しい技術・家庭科 技術分野 未来を創る Technology』,4編 情報に関する技術 1章コンピュータと情報通信ネットワーク東京書籍,
pp.192-205 ,2016

坂口 謙一他『技術科教育』,第2節 ネットワーク技術と制御技術の指導計画,1. 単元➀:通信とネットワーク——電話からインターネットまで,一藝社,pp.146-148 2014

『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』平成20年9月 文部科学省(PDF)

『オシロくん for Windows』

村松浩幸:リモコンの音を聞く


投稿者: 丸茂 大起(信州大学)グループメンバー 土橋 和馬 村田 健 柳澤 貴史
※この教材紹介は,信州大学教育学部「技術科教材論」の授業課題として作成しました。


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