NHK for Schoolとリンクしたワークシート作り その2

今回の新型コロナウィルスの対応を契機に始まったzoomを活用した様々なオンラインイベント。その1つ「#技術の学びリンク NHK for School」の第2回でした。今回も30名近い方が参加してくれました。
前回は事前アンケートを元に,取り組んでみたい内容に応じて6グループに分かれ,アイデア出し。そのアイデアを元に1週間の間にそれぞれがプレイリストとワークシートのセットを作り,持ち寄りました。
最初はグループ毎にGoogle Drive上で共有された各自のワークシートを拝読し,良い点,改善点をコメントとして書き入れました。

その最終結果をグループ毎のまとめドキュメントに整理していきました。


最後に全体でまとめ結果を共有し,記念写真で終了です。


2回にわたるワークショップの成果は以下のようになっています。具体的なプレイリスト&ワークシートは各ページをご覧ください。
ガイダンス 3本
A材料加工の技術 2本
B生物育成の技術 3本
Cエネルギー変換の技樹(機械編) 2本
Cエネルギー変換の技樹(電気編)その1 7本
Cエネルギー変換の技樹(電気編)その2 5本
D情報の技術 4本
NHK for Schoolの使えるコンテンツリンク集

今回,学習過程事に作ってみたのですが,全体を概観してみると,やはり最初に「既存の技術の理解」に多くが集中,次に「次の問題解決の視点」でした。一方,途中の設計や製作・製作等は難しいですね。これはコンテンツの性格上,当然と言えば当然ではありますが。
今回はワークシートそのものの完成度よりも,こうしてオンラインにより全国の先生方が協働的に教材作りをすること自体に重点を置きました。この取り組みがこれからさらに広がってくれると嬉しいです。
最後に参加された方の振り返りをいくつか紹介します
・ぜひ,この感覚を広く体験してもらわないといけないですね。
・正直、NHK for スクールに特化した取組に戸惑いがあったり、共同作業に不安がありましたが、実際にコンテンツに触れるとそのクオリティの高さを初めて知り、また、クラウド上での共同作業の可能性を感じました。
・Google のツールを使いながら変わっていくことがありそうですね。
・実際に課題を通して、使える授業案を作成したところが有効でした。
・コメント追加の時間です。いろいろな実践案に触れられた後、戻ってみると自らの提案にもコメントを入れていただいており、受動的、能動的に短時間でありながら有用な時間の使い方がなされていたと感じました。
全国の先生方と話ができて、大成功だったと思います。技術科は普段でも学校に一人で情報交換する場が少ないので、一つつながる手段ができたことは大きな成果だと思います。
知識、技能を一気に高めさせていただいた研修でもあり、これからの教科経営の在り方を一変させられそうな揺さぶりも感じています。背伸びして、それでも飛び込んでみて大正解でした。”


投稿者:村松浩幸(信州大)

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