ブリッジコンテスト(4時間)の取り組み

2004/5/23

1時間目のオリエンテーションの最後で「明日の授業は箸で橋をつくるよ」というシャレではじめる、ブリッジコンテストです
ホームセンターで売っている棒1本と割り箸8膳で、幅5cm、長さ30cmの橋をつくり、中心に重さをかけて強度を競います。
「1時間目に教える内容」
  強い形は三角形。四角形は補強のすじかいを入れ、三角形をつくると強くなる。(実験)
最強の補強は板。最強の補強は値段、重さ、風の影響など問題があるため橋ではあまり使用しません。

 

(材料 一班分)
 ○ ヒノキ5mm角棒90cm 1本     (40円くらい)
○ わりばし         8膳     (100膳で100円ちょっと)
○ ホットボンド       少々
(道具)
○ はさみ
○ ニッパー
○ 紙ヤスリ
○ さしがね

材料を配付したあとは班で協力してつくります。割り箸は、はさみやニッパーで切れ込みを入れると簡単におれます。
製作時間は3時間。早く終わった班は色を塗っています。 四時間目に強度試験をします。壊れるときの迫力はすごいです。
どこが一番強いか予想させて、人気のないところから試験をします。
試験のあと本当の橋や鉄塔の写真などをみせて終わります。
【製作風景】

【できあがった橋】

【試験風景】
【試験装置】

横棒は安全装置です。
おもりの落下を防ぎます。
おもり入れのバケツ。2つ。

1つに25kg以上入れても壊れませんでした

【おもり】
       
個人所有のバーベル 合計25kg ペットボトル 1リットル=1kg
【試験結果】

おもりがバケツに入らなくなった時点でも終了です。おもりの入れ方にも工夫が必要です。
割り箸を板状に貼り付けるのは強すぎるため反則としています。それでも30kg以上に耐えるものができます。
自分は仲間づくりをかねて、1年生の2時間目からの授業でやっています。


投稿:広住 仁(青森)

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