切った材料がすっくと立つノコギリ引きの方法
3㎝の角材をノコギリ引きする説明動画です。作業中,エンドレスでプロジェクター投影すると効果的です
生徒の前で何回も実演しましたが,GO PROで手元を見せながら,曲がらずにまっすぐに切削する方法を解説しました。適当に手を動かせば切れるには切れますが,ノコギリの扱いのナルほどを体験してもらいたいです。
この方法なら,ほとんどの生徒は切った材料を立てられます。手工具なので,奥は深いです。体幹を安定させるために足を開くことなども大切です。さらに,材料の形状,固定方法,固定した高さと切断者の身長などによっても最適な切削方法は変わります。
その意味でこの画像の場合,背の低い(150㎝以下)では引き溝を付けづらいです。固定位置を下げて(へそ下10㎝から20㎝)がベストです。
理由は両手でノコギリの柄を握った時の高さより,引き溝が付く材料の高さの方が低くないと,ノコギリの先側を低くできません。(先側を低く傾ける)材料固定位置を高いままで切削しようとすると,ノコギリの柄を握った高さをより高くしなければならず,材料の切断線が見えづらく,姿勢も不安定になります
投稿者:新村彰英(東京都)
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