構想のための見本
目の前にある板をどう切断して、鉋で仕上げ、どう組み立てるのか? 経験がない生徒には判断しようにない。だから手に触れて考えられる環境が必要
設計図の上に書かれる仕上がり寸法線や、切断線の意味はわかっても実際に自分で製作するまで実感がわかない生徒は多い。そこで、板材の上に黒マッキーで仕上がり寸法線をかき、赤で切断線を書いてみた。そしてその上に仕上げた部品そのものを被せておいておき、その隣に同じ部品で組み立て済みの作品見本をおいておく。
2時間続きの授業の合間の休み時間、見本の部品を手に取りながらあーでもないこーでもないと熱心に話し合う生徒の姿がなんだかとっても嬉しいかも。
茨城・中学校 川俣 純
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