余った板材で「お箸」づくりにチャレンジ

更新日 2006/02/18

☆ ものづくりの題材に本箱や本立ての製作を選ばれている学校は多いと思いますが、精度は別として、早くできあがった生徒の対策はどうされていますか? お手伝いカードや予習プリントでごまかしてもすぐに飽きてイタズラをはじめて困ります。それに、最近の生徒は、まだ使えそうな残った材料でも、何のためらいもなくゴミ箱に入れてしまいがちです。
 そんな生徒対策にピッタリの題材です。 
製作手順 
1、厚さと同じ幅の木片を縦引きで切り出す。
 (長さは300ミリ位がよい)
 

 

 

 

2、ツーバイフォー材で作った治具で鉋がけする。
  

3、4面を転がしながら交互に削る。

4、形が整ったら長さをそろえる。(一般的な長さは210ミリ前後)

5、後はひたすらペーパーがけ
  

6、最後の仕上げは「木固めエース」で2回ほど塗るとカチンカチンに強度を増したお箸ができあがる。
 ※ 「木固めエース」はけっこう高額です。
 

 ★早くできあがった生徒の対策でしたが、けっこう人気で。結局全員が作る事になってしまいました。トップの写真の作品は、今年度の福岡県作品展で優秀賞をいただきました。 


 

投稿者:中村講介(福岡

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