大気圧によるラップ破裂実験
●準備するもの
真空ポンプ、円筒容器、ラップ、輪ゴム
●実験
- 円筒容器の口にラップをかぶせて輪ゴムで止める。
- 真空ポンプで容器内の空気を抜いていく。
●結果
大気圧と容器内の圧力に差ができるためラップが、ドーム状にえぐられる。さらに空気を抜いていくとラップが、耐えきれずに大きな音をたてて粉々になる。
●考察
ゲーリケは1654年にドイツ各地の政治家が集まった。会議で二つの半球を合わせて中を真空にし、それを馬に引かせて離す実験をおこなった。この実験は「マグデブルクの半球」と呼ばれる。この実験は大評判になり、真空や大気圧を広く知らせるのに大城に役立った。
問題: 人間が大気圧で押しつぶされないのはなぜでしょう。
答え:肺の中にも大気圧がかかっており、体内において大気圧との圧力差が生じていないため、押しつぶされることはないのである。 |
投稿者:門田和雄(東京都)
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