電力ネットワーク学習用シナリオゲーム教材「目指せ!電力マスター!!」

著作:信州大学・村松浩幸研究室
制作:北崎良一&村松研スタッフ
・本シナリオゲームは鷹彰氏のTACS for Flashを用いて開発しています。
・使用素材
背景にはmao space様からお借りした背景画像が含まれています。
その他素材 アレンジOK!素材集(ジャストシステム),フリー素材 いらすとや  を利用
これらの著作権は,各著作者にあります。ご注意ください。

教材は2つのステージに分かれている。
Stage1では,社長のアドバイスや主人公の決定に従わざるを得ない設定にした。その結果,停電になってしまいStage1では失敗してしまう。
需要と供給を意識した発電場面における判断を促すために,学習者には電力会社の新しい支部を任せられた技術者という「役割」を設定し,うまく営業していくために,高効率・安定かつ低コストでの発電,送・配電,消費を実現するという「使命」を与えた。この「使命」を課題として位置づけるために,主人公が社長から新しい支部をうまく営業していくように命じられるという「カバーストーリー」を設定した。「学習目標」は「電力ネットワーク及び関連知識を理解する」とした。そして「シナリオ」の中では,発電計画やイベントに対するポイントを知ることができる「情報源」を活用させ,「シナリオ操作」を進めさせる。
そして,「フィードバック」として,各選択による影響を把握させるために,予想される安定・環境・コストの度合いを5段階のパラメータで提示した。選択した行動によって変わる各パラメータの増減の幅は中部電力の発電量と技術・家庭科技術分野の教科書1に記載されている環境負荷とコストの数値を参考にバランスを見て設定した。

Stage2では,Stage1での失敗の経験を基に,情報源である資料を基に安定した電力供給と環境負荷と発電コストとのバランスを考え,自ら判断する設定にした。これら2つStageでは,安定性と環境・コストのトレードオフを判断し,その結果が反映されていくように,安定・環境・コストの3つのパラメータを設けて,5段階で表示されるようにした。ゲーム内では,イベント毎に学習者が選択した結果が反映される。そして,学習者に自らの選択による結果を確認させるために,最後の社長に営業を評価してもらう場面で学習者の選択による安定性・環境負荷・コストの評価基準を秀・優・不可の3段階で定めた。
安定の評価基準は,中部電力と同じ発電量を0とし,0より大きく100以下の場合を「秀」,-2より大きく0以下の場合を「優」,-2以下の場合を「不可」とした。環境負荷の評価基準は,中部電力と同じCO2量を0とし,50.000以下の場合を「秀」,50,000より大きく150,000以下の場合を「優」,150,000より大きく250,000以下の場合を「不可」とした。コストの評価基準は,中部電力と同じコストを0とし,100,00以下の場合を「秀」,100,000より大きく2000,00以下の場合を「優」,200,000より大きく300,000以下の場合を「不可」とした。最終評価として「ナイスバランス賞」「環境賞」「省コスト賞」「頑張ったで賞」のいずれかで表彰した。

参考文献
・中部電力:https://www.chuden.co.jp(最終アクセス2014年2月12日)
・東京書籍:新しい技術・家庭科技術分野,p100(2011)
・鷹彰:C のアトリエ,http://atelier-c.fiw-web.net(最終アクセス2014年2月12日)


投稿 村松研究室(信州大)

Print Friendly, PDF & Email

Follow me!

関連するお勧め教材


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください