かんたんコリント

コリントとは、手前側に傾いた盤上に釘を打ち、また穴を 設け、ここに球を打ち出すおもちゃのことです。球が釘にあたって、いろいろな方向に落ちていくのが面白いのですが、小学校の低学年では、まだ木に釘をたく さん打つことは難しいと思います。そこで考えたのが、段ボールを迷路のようにしてつくったコリントもどきです。

<材料>
・段ボール(または厚紙)
・ビー玉(数個)
・セロテープ(またはガムテープ)
・傾斜をつくるための本など

<作り方>
①段ボールを約5cmの幅で短冊状に切ります。
②ビー玉を転がすスタート位置を決め、
転がる道筋を考えながら、段ボールを取り付けます。
③段ボールの土台の片側に本などを敷いて傾斜をつくります。

<遊び方>
・スタート地点から同時に数個のビー玉を転がして、誰が一番早くゴールに落ちるかを競います。おもしろくするためには、ビー玉ができるだけゆっくり落ちる
ようなコースをつくっておくとよいでしょう。

【発展】
 この写真では、ゴールが一カ所ですが、ゴールを複数にしてもおもしろいでしょう。そのときは、スピードを競うのではなく、あみだくじのような使い方もできるかもしれません。いろいろな遊び方を考えてみてください。

 


投稿者 東京工業大学附属科学技術高等学校 門田和雄

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