【世界一簡単な構造の電車】再現してみました
下記の【世界一簡単な構造の電車】動画がネットで話題になり,FBの技術教育グループでも紹介されました。
これはすごい!リニアモーターそのものなんだけど、まさに「コロンブスの卵」的発想で、度胆を抜かれました。早速ホームセンターに直行だ!!電池に新幹線はやぶさ,Lゼロ系の写真を貼り付けてみようかな。実物を苦労して作って,子供といわず大人をよろこばせてみたい!!絶対作るぞ♪
ということで作成してみました。
コイル全長1.5m以上。(0.9mm銅線10mを、ダイソーの13ミリネオジムマグネット径に合わせ、15ミリのバルサ丸棒(少し柔らかいので、銅線が良くからむ)600ミリで丁寧に緊密に巻き付け、単4エネループ(ニッカド電池)。ネット画像に匹敵するコースを作って・・・・・。結果ガンガン走るのなんの!!!映像も撮影しました。
【作成のコツ】
・磁石の極性NS張り合わせの向き
・電池の+極の磁石の不安定な接触をカバーすべく、ブチルゴムリング装着、銅線リングは磁束密度を極限に上げるために密着しすぎると、裸電線故にリークして磁界がダメになるということ。更に、不安定な銅線コイルを両面テープや、ホットボンド、プラシート等で固定すると、動かなくなるのです!ふにゃふにゃとフレキシブルに伸長することで生じる磁界のプッシュプル効果で進んでいくことがわかりました。
・あっという間に単5電池はものの3周でダウン!!これじゃあかんと単4のニッカド電池に変更しました。 充電式なので今回のように、大電流を一気に放出しての磁界形成実験では、アルカリ電池であっても容量の小さな単4,単5では数周の周回で電圧降下でダウンします。ニッカド電池は起電力は1.2Vですが、内部抵抗(インピーダンス)が小さいため,乾電池の倍の電流を取り出せます。電圧降下がすくない代わりに,一気に容量が空になります。わかりやすいです。
この1週間で無駄銭も使いましたが、実験・実践・反復の大切さを改めて感じました。皆様もトライしてくださいませ。1000円以下でできます。僕は自己流でやって全然だめで,1万無駄金使ってしまいました。
投稿者:下山 大(青森)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- Gijyutu.com2024年11月5日自由進度学習を支援するWebアプリシステム
- 3Dプリンタ2024年10月21日歯車の教材[ギヤ比9:1]
- Gijyutu.com2024年9月30日教師人生の失敗談:技術の先生の奮闘と学びの記録
- 3Dプリンタ2024年9月30日動くしくみがわかるモデル教材
“【世界一簡単な構造の電車】再現してみました” に対して2件のコメントがあります。