瞬間的に大電流をとるための電源
電流と磁気の実験をするときなど、一瞬でいいから大電流を流したいと思うことがある。ふつうにAC100Vを整流したのでは、スイッチを入れた瞬間にヒューズがとぶ。そこで、「一瞬」というところに着目し、コンデンサに充電した電荷を放電する際に電流に着目し、使用することにした。部品は整流器は10A以上のものを、電解コンデンサは150WV以上で2000~5000μFのものを使用のこと。S1、S2については、10A以上のものを使用すること(私は15Aの安全ブレーカーを使用)。
使い方
- 出力端子に使用するもの(コイルなど)を接続する。
- スイッチ2をオープン(開放)のままで、スイッチ1を閉じる。電球が点灯し、次第に暗くなる。消灯したら充電完了である。
- スイッチ1を開き(オープン)、スイッチ2を閉じる。閉じた瞬間、大電流が流れる。
参考:「電磁誘導を劇的に」村林史郎【理科教室1996年6月号、新生出版】
投稿者:荻野和俊(京都)
![](http://gijyutucom.xsrv.jp/main/wp-content/uploads/2017/02/by-nc.png)
投稿者プロフィール
最新の投稿
Gijyutu.com2024年7月12日自由進度学習を支援するWebアプリシステム
Gijyutu.com2024年6月28日生物育成シナリオ教材・カンパニーシリーズまとめ紹介
3D2024年6月24日3Dプリントのジョイントパーツによる材料加工での作品製作
Gijyutu.com2024年6月16日技術室の掲示物「工具を表すかねへんの漢字」
“瞬間的に大電流をとるための電源” に対して1件のコメントがあります。