電磁誘導を使ったコイン選別機
電磁誘導を使ったコイン選別機
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2010/11/27 土曜日 08:34:18 JST
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電磁誘導を使ったコイン選別機
電源には、瞬間的に大電流を流すための電源を使います。
使い方
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コイルの上に1円玉を置く。
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電源をつなぎ、S2を開いたまま、S2を閉じる。
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電球が点灯し、次第に暗くなる。電球が消えたら充電完了。S1を開く。
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S2を閉じると、1円玉はいきおいよく飛び上がる。
コインは種類によって飛び方が異なる。
原理
コイルに電流が流れると、電磁誘導によってコインにコイルとは逆向きの電流が流れる。これらの電流と磁界の相互作用で生ずる電磁力は反発力となるのでコインは飛び上がる。
長めの鉄心にコイルを巻き、鉄心に銅製リングを通したものに交流を流すとリングが浮く実験は「トムソンリング」として有名。この応用がこの実験である。
参考
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「電磁誘導を劇的に」村林史郎、「理科教室」1996年6月号、新生出版
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「浮かぶリング」鉄尾実興資、「青少年のための科学の祭典京都大会」実験解説集、1996.11
投稿者:洛陽工業高校 荻野和俊(京都府)
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