特許ってなに? ②
お家でロボコン@オンライン=茨城県中学生ロボコンにおける特許を考えてみましょう。
初めて参加するチームもあれば、10年以上ロボコン大会に参加している学校もあります。同じルールの中で、同じロボコンに取り組む仲間としての「Jr 特許」について考えてみよう。
初めての学校にとって、たくさんのJr特許があげられれば、とても参考になります。
特許って簡単に言うと、工夫したアイデアのこと、問題を解決するための手立て、みんなの生活が便利になること、特許を考えた人の権利を守ること・・・・の意味があります。社会の中の特許は、お金を払って、その特許を活用して、新たなアイデアや技術を生みだしたりします。お家でロボコン@オンライン=茨城県中学生ロボコンでは、特許を出して承認されたチームに、わずかですが試合に有利になるポイントが入ります。他のみなさんは、その特許を見て、参考にして良いのです。
「真似してはダメじゃないの?!」ではなく、「参考にしてより良いものを作ろう!」という発想をしてください。
みなさんが出願してくれる特許は、みんなの財産です。世の中の特許も同じです。
2回目、3回目の出場チームは、できるだけ多くの特許を出願してくれると、他のチームが参考にします。
茨城県中学生ロボコンでは、そのアイデアを認める投票制度があります。
「他の多くのチームが参考にしてくれる!!」
「試合に勝つ!」ことも大切かもしれませんが、それ以上に、自分のアイデアを出して、「こんな動きをするロボットを作りたい!」と取り組んで、その結果として、多くのことを学び、精神的にも大きく成長し、仲間に認められるというのは、とても有意義な気持ちで、今までにない感覚になることでしょう。
また、初めてエントリーするチームは、どんどん質問をしたり、思いついた特許を、どんどん出願してみよう。
出願の視点として、
「こんな困った○○になったとき、□□することで解決し、☆☆な良いことがある。」です。
1つの問題があれば、その解決策は、1つではありません。無数に存在します。
みんなで、「こうするとできるよ!」「ああするとできるよ!」ということが、お家でロボコン@オンラインの中ではできます。
「大会まで、あと少しと考える」か、「まだまだ先で、やるべきことはたくさんある。」と考えるかで、大会後の満足度に表れます。
みんなで、より良い大会になるようJr特許の申請をしましょう!
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