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新着資料


・国立科学博物館 産業技術史資料情報センター 監修「日本のものづくり遺産 〜未来技術遺産のすべて」山川出版社 2015年
   1800円税別 ISBN978-4-634-15068-3 C0050
※日本の「産業技術」は、いかにして世界有数になりえたか・・・日本で生まれた技術革新の技術史を、多くの写真・図表でまとめてあります。
・荒俣宏「サイエンス異人伝〜科学が残した「夢の痕跡」」(ブルーバックス B-1908)講談社 2015年 1280円税別 ISBN978-4-06-257908-7 C0240
※技術(テクノロジー)の歴史・・・本のタイトルは、なぜかサイエンス?荒俣さんが「技術(産業技術)」と「科学」をあいまいにするはず無いと思いますが・・・編集者の販売戦略か??
・村上陽一郎、福島伸一ほか「科学は未来をひらく<中学生からの大学講義 3>」(ちくまプリマー新書 228)筑摩書房 2015年 860円税別
       ISBN978-4-480-68933-7 C0240
・佐藤信之「新幹線の歴史 政治と経営のダイナミズム」(中公新書 2308)中央公論新社 2015年 1000円税別
       ISBN978-4-12-102308-7 C1265
※国鉄が政治の介入を排除して、自己資金で建設した東海道新幹線から、現在の整備主導で建設が進められている新幹線まの、国鉄・JRの経営と政治的思惑との葛藤を中心に、新幹線の歴史を総覧・・・


・谷川俊太郎・文 福田岩緒・絵「つくる」(五感のえほん 2)復刊ドットコム 2015年3月20日初版 2200円税別 ISBN978-4-8354-5183-1 C8793
※1983年に日本ブリタニカ社(ブリタニカ絵本館ピコモス 全23巻)から出版されたものを復刊したものです。

・池内了「現代科学の歩きかた」河出書房新社 2013年 1900円税別 ISBN978-4-309-25285-8 C0040
    ※科学がもたらす影を常に想像して、その弊害を少なくする・・・現代の科学・技術について問いかける・・・  

・松尾義之「日本語の科学が世界を変える」(筑摩選書0107)筑摩書房 2015年 1500円税別 ISBN978-4-480-01613-3 C0340
    ※ノーベル賞受賞講演会で益川敏英さんは「I can not speak Englishi」と冒頭で述べて、日本語で講演をした・・・
     世界をリードしてきた日本の科学・技術、その卓越した成果の背景にある日本語による思考を分析し、さらなる発展を提起する・・・
     ノーベル賞を受賞した中村修二さん「私も日本語で考え、青色LEDを生み出した・・・」  

・藤森照信・藤塚光政「日本木造遺産 千年の建築を旅する」世界文化社 2014年 2500円税別 ISBN978-4-418-14241-5 C0052  

・ショーン・コノリー(古谷美央・訳)「2階から卵を割らずに落とす方法 科学の歴史を実験で振り返る本」ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014年
     1800円税別ISBN978-4-7933-1595-8 C0040  

・清水昇「碓氷峠を越えたアプト式鉄道 66.7‰への挑戦」(交通新聞社新書076)交通新聞社 2015年 800円税別 ISBN978-4-330-53815-0 C0265


曽根悟「新幹線50年の技術史 高速鉄道の歩みと未来」(ブルーバックス B-1863)講談社 2014年 900円税別 ISBN978-4-06-257863-9 C0265

「絵はがき、写真、切符で振り返る 東京駅の100年 1914〜2014」ネコ・パブリッシング 2014年 1200円税別 ISBN978-4-7770-1745-4 C9476

田村圭介「東京駅「100年のナゾ」を歩く 図で愉しむ「迷宮」の魅力」(中公新書ラクレ 514)中央公論新社 2014年 840円税別 ISBN978-4-12-150514-9 C1265

二村悟(著)、小野吉彦(写真)「これだけは見ておきたい 日本の産業遺産図鑑」平凡社 2014年 1800円税別 ISBN978-4-582-54450-3 C0060

小野田滋「関西鉄道遺産 私鉄と国鉄が競った技術史」(ブルーバックス B-1886)講談社 2014年 1000円税別 ISBN978-4-06-257886-8 C0265

松本典久(文)、岡倉禎志(写真)「図説 街場の鉄道遺産 京都・大阪編(京都・滋賀・大阪)」セブン&アイ出版 2014年 1000円税別 ISBN978-4-86008-637-4 C0026

「国鉄最終章 国鉄車両を見送る」(鉄道ジャーナル 1月号別冊)鉄道ジャーナル社 2015年 920円税込 雑誌16500-1

「シルクが紡ぐ日本の文化 里山の贈りもの 世界遺産 富岡製糸場の歩き方」(雑誌「SINRA」2015年1月号) 2015年 1200円税込 雑誌04925-01

土橋正「文具の流儀 ロングセラーとなりえた哲学」東京書籍 2011年 2400円税別 ISBN978-4-487-80522-8 C0095
※ロングセラーとなっている文具の技術と伝統、メーカーの創業の経緯、開発物語・・・

小日向京「考える鉛筆」アスペクト 2012年 1500円税別 ISBN978-4-7572-2053-9 C0095
※鉛筆のすすめ、鉛筆カスタマイズの愉しみ・・・削る、鉛筆って何?・・・芯・軸・尻軸

荒俣宏「江戸の幽明 東京境界めぐり」(朝日新書 488) 2014年 1200円税別 ISBN978-4-02-273588-1 C0276
※街の風景が変わる、町歩きが楽しくなる・・・

町田忍 監修「東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内」メイツ出版 2014年 1480円税別 ISBN978-4-7804-1405-9 C2026

佐藤健太郎「ふしぎな国道」(講談社現代新書 2282)講談社 2014年 980円税別 ISBN978-4-06-288282-8 C0265
※青森県龍飛岬の国道339号は階段、その先には大人がやっと通り抜けられる小路・・・、山道や過酷な林道同然の道が国道・・・なぜ・・・なるほど国道っておもしろい!

平田昌弘「人とミルクの1万年」(岩波ジュニア新書 790) 2014年 880円税別 ISBN978-4-00-500790-5 C0239
※牧畜と乳文化の歴史

藤波心「14才のココロ 間違ってますか? 私だけですか?」徳間書店 2011年 1000円税別 ISBN978-4-19-863185-7 C0095
※中学3年生が、原発事故と原子力発電について考える・・・

森正人「四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化」(中公新書 2298) 2014年 760円税別 ISBN978-4-12-102298-1 C1239
※僧侶の案内記、貧困・病気・差別に苦しめられた巡礼者、バスや鉄道の登場による遍路道の変貌・・・

武田邦彦「STAP事件      
->YouTube


ジョン・ガートナー(訳:土方奈美、解説:成毛眞)「世界の技術を支配するベル研究所の興亡」文藝春秋 2013年6月30日 2400円(税別) ISBN978-4-16-376470-2 C0098

・日経アーキテクチュア「藤森照信(NA建築家シリーズ04)」日経BP社 2011年 3000円税別 ISBN978-4-8222-6689-9 C3052
※建築史・建築家・建築探偵団 藤森照信(元・東京大学生産技術研究所教授 現在・工学院大学教授)さんファン待望!・・・
  ものづくりが大好きだった「テルボ少年漂流記 漫画で振り返る少年時代から青年時代まで」
  「オフ・コース」の小田和正さんとの同級生(東北大学工学部建築学科)対談完全版収録
  東京大学大学院時代の恩師は、大工道具の技術史などの第一人者・村松貞次郎先生・・・

・スタジオジブリ 編集、藤森照信 監修「ジブリの立体建物展 図録」2014年 2160円税込

藤森照信「建築探偵・近代日本の洋館をさぐる」(NHK 人間大学 1998年10月〜12月期)1998年 530円税別 ISBN4-14-189008-1 C9432

村松貞次郎道具と手仕事」(岩波人文書セレクション)岩波書店 2014年 2800円税別 SBN978-4-00-028679-4 C0321
※1997年に岩波書店から刊行されたものです。

・老川慶喜「日本鉄道史 幕末・明治篇 蒸気車模型から鉄道国有化まで」(中公新書 2269)中央公論新社 2014年 820円税別 ISBN978-4-12-102269-1 C1221
※鉄道の建設には軍部の影響が強かったと言われることがあるが、実際には、東海道・中山道の幹線計画などでも、産業の振興が優先されていた・・・

・杉晴夫「天才たちの科学史 発見にかくされた虚像と実像」(平凡社新書 587)平凡社 2011年 780円税別 ISBN978-4-582-85587-6 C0240

・井上直人「おいしい穀物の科学 コメ、ムギ、トウモロコシからソバ、雑穀まで」(ブルーバックス B-1869)講談社 2014年 860円税別 ISBN978-4-06-257869-1 C0261

・堤 未香「社会の真実の見つけかた」(岩波ジュニア新書 673)岩波書店 2011年 840円税別 ISBN978-4-00-500673-1 C0236
メディアが流す情報を鵜呑みにしていては、社会の真実は見えてこない。・・・「情報を読み解く力」を身につける大切さを説く


玉川寛治製糸工女と富国強兵の時代 生糸がささえた日本資本主義」新日本出版社 2002年 2400円税別 ISBN4-406-02856-0 C0033

小泉勝夫開港とシルク貿易 蚕糸・絹業の近現代」世織書房 2013年 2000円税別 ISBN978-4-902163-68-1 C0036

・「特集 山形発! Japanese Silk 新時代」(「トランヴェール Train Vert」2014年6月号 pp.6-27)JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)
   ・We are シルクガールズ! 絹の町、鶴岡へようこそ
   ・絹の歩みに見る山形 置賜、村山、庄内
   ・未来を紡ぐ山形シルク 鶴岡
   ・シルク、おいしさの新発見

・今井幹夫「南三社と富岡製糸場」(シルクカントリー双書 七)上毛新聞社 2011年 1500円税別 ISBN978-4-86352-045-5 C0321
※明治始め、世界最先端、最大規模の器械製糸工場である官営富岡製糸場が開業した。ところが地元群馬で器械製糸は広まらず、逆に手作業による在来の座繰り製糸が盛んになった。この推進役が養蚕農家を組合員とする組合製糸・南三社(碓氷社、甘楽社、下仁田社)だった・・・

マイケル・ヒルツィック Mihael Hiltzik(翻訳:鴨澤眞夫 監訳:エ・ビスコム・テック・ラボ)「未来をつくった人々 ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明 (Dealers of Lightning XEROX PARC and the Dawn of the Computer Age)」毎日コミュニケーションズ 2001年(絶版) 2800円税別 ISBN4-8399-0225-9 C3004
※XEROXパロアルト研究所(PARC)

デイヴィットド・ボダニス David Bodanis(訳:吉田三知世)「エレクトリックな科学革命 いかにして電気が見出され、現代を拓いたか(ELECTRIC UNIVERSE : HOW ELECTRICITY SWITCHED ON THE MODERN WORLD)」早川書房 2007年 2000円税別  ISBN978-4-15-208849-9 C0040
※オックスフォード大学で科学史を担当

・遠藤諭「計算機屋かく戦えり」アスキー  2200円税別 ISBN4-7561-4678-3

・長谷川裕行「ソフトウェアの20世紀 ヒトとコンピュータの対話の歴史 プログラミング言語の50年史」翔泳社 2000年 2400円税別 ISBN4-88135-948-7 C3055

・いわき市立草野心平記念文学館「開館一周年記念特別企画展 宮沢賢治 〜賢治と心平〜 図録」いわき市立草野心平記念文学館 1999年 1200円税込 

・畑村洋太郎「失敗学のすすめ」(講談社文庫 は 72-1)講談社 2005年 552円税別 ISBN4-06-274759-6 C0195
※2000年に講談社から単行本として出版されたものです。さまざまな事故の分析と、そこから導かれる安全対策・・・

・畑村洋太郎「失敗学実践講義 文庫増補版」(講談社文庫 は 72-2)講談社 2005年 552円税別 ISBN978-4-006-276613-5 C0195
※2006年に講談社から単行本として出版されたもので、文庫増補版としてJALの経営破綻、トヨタのリコール問題を追加

・(株)OJTソリューションズ「図解 トヨタの片づけ CLEANING AND ORGANIZING THE TOYOTA WAY」(株)KADOKAWA 2013年 933円税別 ISBN978-4-04-600049-1 C2034
※トヨタ自動車の生産現場で蓄積されたノウハウ

ジェイムズ・L・アダムズ(石原薫 訳)「よい製品とは何か スタンフォード大学 伝説の「ものづくり」講義」ダイアモンド社 2013年 1800円税別 SBN978-4-478-02158-3 C0034
※スタンフォード大学 機械工学部設計学科、工学部経営学科・工学科、科学・技術・社会プログラム

渡邉晶大工道具の文明史 日本・中国・ヨーロッパの建築技術」(歴史文化ライブラリー 374)吉川弘文館 2014年 1700円税別 SBN978-4-642-05774-5 C0320
※ノコギリなどの手道具だけで巨大な木の建築物をつくり上げてきた工人たち。その技術と道具がユーラシア東西の文明圏でどう発達してきたかを比較し、土地の植生との関係にも注目。手道具と建築技術との関連を解明する。

・朝永久見雄「セブン&アイHLDGS. 9兆円企業の秘密 世界最強オムニチャネルへの挑戦」日本経済新聞出版社 2013年 1600円税別 SBN978-4-532-31903-8 C0034

・梅津信幸「あなたはネットワークを理解していますか? インターネット時代に欠かせない根っこの知識が確実に身につく!」(サイエンス・アイ新書)SBクリエイティブ 2014年 1100円税別 ISBN978-4-7973-5469-0 C0255

・梅津信幸「あなたはコンピュータを理解していますか? Do you understand what a computer is ?」技術評論社 2002年 1780円税別 ISBN4-7741-1600-9 C3055
梅津信幸 http://umz.pos.to/

・梅津信幸「あなたはコンピュータを理解していますか? 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる!」(サイエンス・アイ新書)SBクリエイティブ 2007年 900円税別 ISBN978-4-7973-3949-90 C0255
※http://umz.pos.to/Books/Comp/

・藤森照信・山口晃「日本建築集中講義 藤森照信×山口晃」淡交社 2013年 1900円税別 ISBN978-4-473-03885-2 C0070
※路上観察学・建築探偵団 藤森照信さん(建築史・建築家)と平成の絵師 山口晃さんの対談・エッセイ

藤森照信「建築探偵・近代日本の洋館をさぐる」(NHK 人間大学 1998年10月〜12月期)1998年 530円税別 ISBN4-14-189008-1 C9432

・田中優子「グローバリゼーションの中の江戸」(岩波ジュニア新書 717)岩波書店 2012年 820円税別 ISBN978-4-00-500717-2 C0236
※「・・・海外のものや情報を取り入れながら、次々と新しいものの開発とものづくりをする活気・・・日本人がどのように「自分の体に合った服」をつくり、その激しい流れに呑み込まれずに、独自に生活していたか・・・」

橋本毅彦近代発明家列伝 世界をつないだ九つの技術」(岩波新書 新赤版 1428)岩波書店 2013年 720円税別 ISBN978-4-00-431428-8 C0223
※産業革命期から現代に至るまでのマイルストーンとなる技術の歴史・・・「技術とは何か、技術はいかにして生み出され、発展していくのか」
ハリソン(航海時計)、ワット(蒸気機関の改良)、ブルネル(土木・鉄道・造船)、エジソン(発明・経営)、ベル(電話)、デフォレスト(三極真空管)、ベンツ(ガソリンエンジン自動車)、ライト兄弟(飛行機)、フォン・ブラウン(ロケット)

大鹿卓渡良瀬川 田中正造と直訴事件」(河出文庫 お 28-1)河出書房新社 2013年 950円税別 ISBN978-4-309-41204 C0193
※大鹿卓「渡良瀬川」講談社 1970年 の文庫化、初版は1941年 中央公論社(第五回 新潮社文芸賞受賞)
大鹿卓は、金子光晴の弟、秋田鉱山専門学校(現在の秋田大学工学資源学部 旧 鉱山学部)で学ぶ、1937年「探鉱日記」で芥川賞候補
1972年復刊(新泉社)の解題を書いた、宇井純(東京大学助手 公害原論 自主講座主宰)さんは「特に、私は自分の体験から、この本を技術にたずさわる青年に、自分の生き方を決めるための一つの材料として、ぜひ読んでほしい」と述べている。

湯之上隆「日本型モノづくりの敗北」(文春新書042)文藝春秋 2013年 770円税別 ISBN978-4-16-660942-0 C0254
※「日本の技術力は高い」――何の疑いもなく、世間では、こう言われています。もしそうだとしたら、なぜ半導体業界が壊滅的状態になったのか? あるいは、ソニー、シャープ、パナソニックなどの電機メーカーが大崩壊したのか? 京大大学院から日立に入社し、半導体の凋落とともに学界に転じた著者が、零戦やサムスン、インテル等を例にとりながら日本の「技術力」の問題点を抉るとともに復活再生のための具体的な処方箋を提示していきます。

オーデッド シェンカー(井上 達彦、遠藤 真美 訳)「コピーキャット: 模倣者こそがイノベーションを起こす」東洋経済新報社 2013年 1800円税別 ISBN978-4-492-53321-5 C3034

・日経デザイン 編「アップルのデザイン ジョブズは”究極”をどう生み出したのか」日経BP社 2012年 1800円税別 ISBN978-4-8222-6476-5 C2034

・井上伸雄「カラー図解でわかる 通信のしくみ あなたはインターネット&モバイル通信をどこまで理解していますか?」(サイエンス・アイ新書)SBクリエイティブ 2013年 1000円税別 ISBN978-4-7973-4874-3 C0255

・堤 未香「社会の真実の見つけかた」(岩波ジュニア新書 673)岩波書店 2011年 840円税別 ISBN978-4-00-500673-1 C0236
※メディアが流す情報を鵜呑みにしていては、社会の真実は見えてこない。・・・「情報を読み解く力」を身につける大切さを説く


小関智弘「どっこい 大田の工匠たち 町工場の最前線」現代書館 2013年 2000円税別 ISBN978-4-7684-5715-3 C0034
※「ものづくりの発案者やデザイナーが、どんな設計図を描いても、それを”もの”として実現することができなければ絵にかいた餅と同じです。その”もの”を実現するする人たちこそが、ものづくりの最前線に生きるひとたちなのです」(「はじめに」より)
小さな工場の夢ある工匠たちの物語。

朝日新聞 2013年12月1日 11面 「読書」に小関智弘さんの著書に関する書評が掲載されていました。
 小関智弘「どっこい大田の工匠たち―町工場の最前線」現代書館 2013年9月
 哲学者の鷲田清一さんは、書評の中で、
 「・・・中学校に「技術・家庭」という科目がある。受験とは関係のない脇道の授業と思われがちだが、これからは、倫理というのはこういうところでこそ学ぶものだとおもう。日本人は普通のひとが偉いと言ったひとがいる。そのことを確認させてもらい、ほっと一息つけた一冊である。」

 技術科を見ていてくれる人がここにもいました・・・(^-^*)

本の紹介・・・人を育てる、ものづくり  学ぶこととは・・・
松浦元男「百万分の一の歯車!〜世界一の超極小部品をつくる樹研工業の技と哲学」中経出版
佐藤学「習熟度別指導の何が問題か」(岩波ブックレットNo.612)岩波書店
中山茂「大学生になるきみへ〜知的空間入門」(岩波ジュニア新書452)岩波書店
中村修二講演会「どこまでも夢を追え」協和発酵 2002年 非売品
田中耕一「生涯最高の失敗」(朝日選書736)朝日新聞社


カール・ベンツ(藤川芳朗 訳)「自動車と私 カール・ベンツ自伝」(草思社文庫)草思社 2013年 700円税別 ISBN978-4-7942-2005-9 C0198
※1886年、はじめての自動車を走らせる。それは困難で、とてつもなく愉しいことだった!世界で初めて自動車を実用化したカール・ベンツが1925年に著した自伝。ディファレンシャル・ギア、ラジエター、ステアリング装置・・・これらの技術は現在の自動車にも欠かせないもので、こうした技術的な課題をどう解決したのか・・・当初からスピード偏重の風潮を嫌い、安全と信頼を自動車づくりの原点としていました。
曾祖父・祖父は鍛冶屋、父は蒸気機関車の機関士、そしてカール・ベンツも幼少期は蒸気機関車に魅せられていて大きな影響を与えました。カールスルーエの高等工業学校を卒業した後にも、しばらくは蒸気機関車の製造工場(カールスルーエ機械工業会社)で働いています。

 カール・ベンツは17歳の時に、母親に懇願して、ギムナジウムをやめて、カールスルーエの高等工業学校(現在の工科大学(Technische Hochschule)、当時はポリテクニクムと呼ばれていた)に転学しました。この本の中には、下記の他にも技術・工学と技術教育に関する今日でも重要な視点が述べられています。
 「私がギムナジウムの教育で不足していると感じ、自分で手段を講じて補ったもの。それが高等工業学校には最初からあった。実験室、そして工作室がそれだった。」(pp.42-43)
 「手仕事や職人技にもっと敬意を、これは私がつねに心に銘記している言葉である。」(p.43)
 「紙の上では、・・・すっかりできあがっていた。・・・ところが実際に作業を初めてみると、・・・部品の中には設計者が計算にしたがって予測したのとはまったく別な結果をみせるものが少なくなかった。・・・現実が突きつける要求のもとでは、理論から期待されたのとはまったく違う結果になったのである。」(pp.68-69)
 「ハノーファーの高等工業学校の学生諸君、・・・どうか立派な技術者になってください!なぜなら技術者は 哲学かぶれの連中や言葉の軽業師とは異なり よりよき未来に開拓者なのです。」(pp.185-186)

藤川芳朗さんの訳注によって、洒落、皮肉、引用、語り口、文体が生き生きと伝わってくる翻訳となっています。


・鎌田浩毅「資源がわかればエネルギー問題が見える 環境と国益をどう両立させるか(地球科学入門II)」(PHP新書808)PHP研究所 2012年 740円税別 ISBN978-4-569-80678-5 C0244 

田中修・甲南大学理工学部教授(植物生理学・農学博士)」
※田中先生のお話はほんとうに面白くて楽しいです!
植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 」(中公新書)  
「ふしぎの植物学―身近な緑の知恵と仕事」 (中公新書)
「葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き 」(サイエンス・アイ新書 (SIS-062)
「雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方」 (中公新書)
「都会の花と木―四季を彩る植物のはなし」 (中公新書)  
「入門 たのしい植物学―植物たちが魅せるふしぎな世界」 (ブルーバックス)  
「花のふしぎ100 花の仲間はどうして一斉に咲きほこるの?タネづくりに秘めた植物たちの工夫とは?」 (サイエンス・アイ新書)  
「クイズ 植物入門―一粒のコメは何粒の実りになるか 」(ブルーバックス)  
「タネのふしぎ タネは光の色を見分けるか? 「不老長寿の秘薬」と呼ばれるタネは? 」(サイエンス・アイ新書)

・J-heritage「産業遺産の記録」三才ブックス 2012年 1524円税別 ISBN978-4-86199-538-5 C9425
※炭坑遺産、非鉄金属鉱山、近代建築、セメント工場、土木遺産、造船、鉄道、学校など39か所の産業遺産を豊富な写真で紹介

・渋沢史料館「実業ことはじめ 独(ひとり)案内」渋沢史料館 2004年 100円
・渋沢史料館「常設展示図録 渋沢史料館」渋沢史料館 2000年 800円

・荒川区産業経済部観光振興課「モノづくり 見学・体験スポットガイド2012」東京都荒川区 2012年
※一般の受け入れの他に、修学旅行生の受け入れ状況についても案内されています。

・「大人の科学マガジン vol.7 特集・蒸気エンジンの魅力」学習研究社 2005年
・「大人の科学マガジン vol.10 特集・スターリングエンジン」学習研究社 2006年
・「大人の科学マガジン  特集・エンジンを愉しむ」学習研究社 2012年
※原動機(外燃機関・内燃機関)、熱力学の理論を簡潔にまとめてあります。「ふろく」も教具として活用できます。

・「トランスミッション・バイブル トランスミッションの原理と最新技術」(モーターファン別冊)三栄書房 2012年 1995円税込 ISBN978-4-7796-1549-8 C9476
※エンジンにとって重要な役割を果たしているトランスミッション(変速機)、MT/AMT/DCT/AT/CVTについて詳細に解説 

・企画:ふるさときゃらばん、監修:新潟県安塚町、編著:石井 里津子「棚田はエライ 棚田おもしろ体験ブック」(社)農山漁村文化協会 1999年 1700円税込 ISBN978-4-540-99014-4 C8036

・青柳 健二 (著, 写真) 「棚田を歩けば」 (福音館の科学シリーズ)福音館書店 2007年 1900円税別 ISBN978-4-8340-2253-7 C8761

・小関智弘「職人学」(日経ビジネス文庫 ものづくり)日本経済新聞出版社 2012年 800円税別 ISBN978-4-532-19649-3 C0134
※最先端の技術を支える熟練技能者、その仕事の難しさ、奥深さ、面白さ・・・
講談社から2003年に刊行した書籍の文庫本 

・熊谷徹「あっぱれ 技術大国ドイツ」(新潮文庫 く 23 3)新潮社 2011年 438円税別 ISBN978-4-10-132233-9 C0126

・インタービジョン21「図解 世界に誇る日本のすごいチカラ」(知的生き方文庫)三笠書房 2012年 600円税別 ISBN978-4-8379-7988-3 C0130

・佐藤洋一郎「知ろう 食べよう 世界の米」(岩波ジュニア新書 720)岩波書店 2012年 830円税別 ISBN978-4-00-500720-2 C0236
※佐藤洋一郎先生にお話をお伺いするために静岡大学農学部(当時)を訪問した際に、翌日から中国へフィールドワークへ出かけるためお忙しいにもかかわらず、イネの交配のしかたを実習までして教えていただきました。「稲と環境〜多様性から未来を探る」は、学校での学習で活用しています。

・小泉武夫「いのちをはぐくむ農と食」(岩波ジュニア新書 596)岩波書店 2008年 780円税別 ISBN978-4-00-500596-3 C0236

・中西弘樹「日本人は植物をどう利用してきたか」(岩波ジュニア新書 718)岩波書店 2012年 820円税別 ISBN978-4-00-500718-9 C0245

・田中修「タネのふしぎ」(サイエンス・アイ新書 SIS-248)ソフトバンク クイエイティブ 2012年 952円税別 ISBN978-4-7973-6967-0 C0245

・橋爪紳也「ニッポンの塔 タワーの都市建築史」(河出ブックス)河出書房新社 2012年 1300円税別 ISBN978-4-309-62443-3 C0336

・オフィスJ.B「日本の町工場 世界のオンリーワン技術はこれだ!」双葉社 2012年 1429円税別 ISBN978-4-575-45305-8 C9476

・グレイン調査団編「ニッポンの大発明 歴史を変えたメイド・イン・ジャパン」辰巳出版 2010年 1400円税別 ISBN978-4-7778-0761-4 C0063

・小川三夫(聞き書き 塩野米松)「宮大工と歩く奈良の古寺」(文春新書 762)文藝春秋 2010年 905円税別 ISBN978-4-16-660762-4 C0225

・徳永博文「日本の石炭産業遺産」弦書房 2012年 2200円税別 ISBN978-4-86329-075-4 C0026

・眞淳平「人類の歴史を変えた8つのできごと II 民主主義・報道機関・産業革命・原子爆弾 編」(岩波ジュニア新書 712)岩波新書 2012年 880円税別 ISBN978-4-00-50071-7 C0220

・田村善次郎・TEM研究所「棚田の謎 千枚田はどうしてできたのか」(百の知恵双書 001)農山漁村文化協会 2003年 2667円税別 ISBN978-4-540-02251-7 C0325

・中島峰広「百選の棚田を歩く」古今書院 2004年 2200円税別 ISBN4-7722-7010-8 C1025

・中島峰広「続・百選の棚田を歩く」古今書院 2006年 2500円税別 ISBN4-7722-4077-2 C1025
※「本書の刊行はより多くの人々に棚田への関心を高めてもらい、耕作放棄が進む棚田の保全に役立てたいという熱望による。そのために、まず棚田のもつ優れた景観を紹介して人々を棚田へ誘い、高齢化、過疎化が進み住民の半数以上が高齢者という限界集落が生まれている中山間地域の実情とそのような状況のなかでも棚田の保全に取組んでいる人たちがいることを知ってもらい、それを契機にして取組みに共鳴し、棚田保全の支援者になってほしいと思ったからである。」(p.287)

・中島峰広「日本の棚田 保全への取組み」古今書院 1999年 3200円税別 ISBN4-7722-1346-5 C3061

平塚桂「東京スカイツリー」(science-i PictureBook SPB-003)ソフトバンククリエイティブ 2011年 900円税別 ISBN978-4-7973-6607-5
※東京スカイツリーの建設技術や景観について豊富な写真で紹介
周辺地域の案内は、「東京ブララブ ガイドブック 東京スカイツリー・浅草」エンターブレイン 2012年 1000円税別 ISBN978-4-04-728067-0

作:Nam Kyongwan 絵:Ahn Heegun 文:藤田千枝「スティーブ・ジョブズってどんな人?」汐文社 2012年 1500円税別 ISBN978-4-8113-8882-3
※子ども向けの絵本

武谷三男「原子力発電」(岩波新書(青版)955)岩波書店 1976年(2011年 第25刷) 700円税別 ISBN4-00-411109-9
※「私は(放射能の)許容量概念を根本から考えなおすべきことを主張した。許容量とはそれ以下で無害な量というのではなくて、その個人の健康にとって、それを受けない場合もっと悪いことになるときに、止むをえず受けることを認める量であり、人権にもとづく社会的概念である・・・」
廃棄物、死の灰、放射線障害、プルトニウム管理等の問題を指摘し、大きな事故の危険性を警告する。さらに原子力行政を批判し、エネルギーとしての原子力を再検討する。
1976年初版 今、再び読み返す・・・

高橋祐造「ラジオの歴史 工作の<文化>と電子工業のあゆみ」 法政大学出版局 4800円税別 ISBN978-4-588-37117-2
※「ラジオ技術は学校の外で始まった・・・米国の大学の電気工学科では、第二次世界大戦前までは電力技術が主流で、無線技術を教えたり研究することはまれであった・・・のちに電子工業が発展し、エレクトロニクス教育が整備されると、学校・大学で電子技術を学んだ者が会社に勤務してエレクトロニクスを支えるようになった。しかし、彼らの多くは、学科でエレクトロニクスを学ぶ前から、ラジオ工作少年あるいはアマチュア無線家であった・・・このようにしてエレクトロニクス技術者になった彼らにとって大事なのは、会社の利潤でも、組織内の出世でも、富や財産でもなく、ラジオ技術であった。・・・エレクトロニクスの技術が好きでやめられないからこれを生涯の仕事にしたのである。」(pp.335-336)

高橋雄造「電気の歴史 A History of Electorical Engineerring 人と技術のものがたり」東京電機大学出版局 2011年 3000円  ISBN978-4-501-11560-9

城水元次郎「電気通信物語 通信ネットワークを変えてきたもの」オーム社 2004年 3500円税別 ISBN4-274-03628-6

「富岡製糸場事典」(シルクカントリー双書 八)上毛新聞社 2011年 1500円税別 ISBN978-4-86352-056-1

mono特別編集「はたらく刃物 素材と道具、そして職人仕事の博物誌」(ワールド・ムック913)ワールドフォトプレス 2012年 1714円税別 ISBN978-4-8465-2913-0
※さまざまな分野の仕事に使われている刃物を紹介、後半には教育道具としての刃物について、肥後守を使う長野県池田町立会染小学校、中学校の技術科教員を目指す学生のための授業(東京農業大学教職課程)、小さい子どもたちが刃物を使って食材を調理する様子のレポート、などが掲載されています。

土木学会編「日本の土木遺産 近代を支えた技術を見に行く」(ブルーバックス B-1754)講談社 2012年 1000円税別 ISBN978-4-06-257754-0
※土木学会選奨土木遺産の解説 

Beretta P-08「東京町工場散歩」(中経の文庫 401)中経出版 2012年 800円税別 ISBN978-4-8061-4279-9

「スバルのテクノロジー(SUBARU Technology Details)」(モーターファン別冊 図解・自動車のテクノロジー(モーターファン・イラストレーテッド)三栄書房 2012年5月  1600円税別 ISBN078-4-7796-1440-8

「大人の科学 vol.33 」学研教育出版 2012年2月 
※特集「歯車の世界をのぞく」

(小西四郎 岡秀行 構成)「セイラム・ピーボディー博物館蔵 モース・コレクション 写真編 百年前の日本 普及版」小学館 2005年 3990円(税込) ISBN4-09-563015-9

E・S・モース(石川欣一 訳)「日本その日その日 1」(東洋文庫 171)平凡社 1970年
E・S・モース(石川欣一 訳)「日本その日その日 2」(東洋文庫 172)平凡社 1970年
E・S・モース(石川欣一 訳)「日本その日その日 3」(東洋文庫 1791)平凡社 1971年

イザベラ・バード(高梨健吉 訳)「日本奥地紀行」(平凡社ライブラリー 329)平凡社 2000年 1500円税別 ISBN978-4-582-76329-4

村上陽一郎「知るを学ぶ あらためて学問のすすめ」河出書房新社 2011年 1600円税別 ISBN978-4-309-24570-6

福岡伸一「世界は分けてもわからない」(講談社現代新書 2000)講談社 2009年 780円税別 ISBN978-4-06-288000-8
福岡伸一・阿川佐和子「センス・オブ・ワンダーを探して」大和書房 2011年 1400円税別 ISBN978-4-479-39216-3
福岡伸一「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書1891)講談社 2007年 740円 ISBN978-4-06-149891-4
※「・・・教科書はなぜ面白くないか、・・・それはすべての知識を事後的に整理しているからです。そして、なぜそのとき、その知識が求められていたのかという切実さが記述されていないからです。誰がどのようにしてその発見に到達したのかという物語がすっかり漂白されてしまっているからです。・・・また、私は、科学に大きく貢献したのに、歴史に名を残すことがなかった人々に心を魅かれます。・・・ロザリンド・フランクリンのような科学者・・・英語ではこのような人たちをアンサング・ヒーロー(unsung hero)と呼びます・・・(「たのしい学校」2008春号 大日本図書)
キャリー・マリス(福岡伸一 訳)「マリス博士の奇想天外な人生」(ハヤカワ ノンフィクション文庫)早川書房 2004年 760円税別 ISBN978-4-15-050290-4
※DNAの断片を増幅するPCR(ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction))を開発し、1993年度ノーベル化学賞受賞

山本作兵衛「新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録」講談社 2011年 1700円税別 ISBN978-4-06-217171-7
※1967年初版の新装版  世界記憶遺産登録 

田村喜子「余部鉄橋物語」新潮社 2010年7月30日 1500円税別 ISBN978-4-10-313506-7

(社)建設コンサルタンツ協会 『Consultant』編集部「土木遺産III 世紀を越えて生きる叡智の結晶 日本編」ダイアモンド社 2010年 1980円税別 ISBN978-4-478-01468-4

(財)日本修学旅行協会 編「近代の産業遺産をたずねる」山川出版社 2011年5月25日 1500円税別 ISBN978-4-634-59069-4 

「エプタ 第52号 特集 歯車BREAK!!」ヒノキ新薬株式会社 2011年7月1日 700円
※万年時計、からくり人形、歯車の歴史、いろいろな歯車、世界最小100万分の1グラムの歯車、世界初5本指ロボットハンドを支える歯車
アプト式鉄道、歯車研究の世界的権威 成瀬政男を語る、他 

福田務「発電・送電・配電が一番わかる」(しくみ図解シリーズ)技術評論社 2010年 1680円税別 ISBN978-4-7741-4206-7

田中和明「「金属」のキホン」(イチバンやさしい理工系)ソフトバンク クリエイティブ 2010年 1500円税別 ISBN978-4-7973-5685-4

畠山重篤・著 スギヤマカナヨ・絵「鉄は魔法使い 命と地球をはぐくむ「鉄」物語」小学館 2011年 1300円税別 ISBN978-4-09-227152-4

大橋公雄・玉川寛治 編「日本の近代を開いた産業遺産 1985〜2010」産業考古学会 2011年5月20日 A5版 208ページ 1800円
           Industrial heritage sites JIAS recommended 1985-2010

「日本の「創造力」 近代・現代を開花させた四七〇人」(全15巻)日本放送出版協会 1992〜1994年 各5800円
※幕末・明治〜戦後までの産業技術に貢献した人物を多数収録

日本機械学会編「新・機械技術史 A New History of Machine and Technology」丸善 2010年 2800円税別 ISBN978-4-88898-196-5 

朝比奈・三田 編著  横井謙仁 漫画「マンガで教えて テクノ君! 機械のしくみ」日刊工業新聞社 2010年 1200円税別
                                                           ISBN978-4-526-06527-9

「あっぱれ!江戸のテクノロジー」(NHKテレビテキスト)NHK出版 2011年 1050円税込 ISBN978-4-14-189731-6
※講師:鈴木一義・国立科学博物館 理工学研究部 科学技術史グループ長

東洋経済新報社 編「ニッポンの工場 2011-2012」(東洋経済BOOK) 東洋経済新報社 1200円税別 ISBN978-4-492-97318-9

中川雅子「見知らぬわが町 1995 真夏の廃坑」葦書房 1996年 1030円(税込) ISBN4-7512-0644-3
※著者の中川雅子さんは高校生(当時)で、大牟田の炭坑を現地調査してまとめたものです。

釧路市立博物館「ヤマの話を聞く会 記録集」2011年 非売品
※炭鉱(ヤマ)のくらし・マチの記憶〜「炭鉱文化」集積継承・交流促進事業

山本作兵衛「筑豊炭坑絵巻」葦書房 1973年

山本作兵衛さん(1892-1984)「筑豊炭鉱画」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「メモリー・オブ・ザ・ワールド(Memory of the World)
(世界記憶遺産)に登録されました。日本の資料としては初めての登録となります。Sakubei Yamamoto Collection

山中伸弥・益川敏英「「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子」(文春新書789)文藝春秋 2011年 830円税別 ISBN978-4-16-660789-1

森博嗣「創るセンス 工作の思考」(集英社新書0531C)集英社 2010年 700円税別 ISBN978-4-08-720531-2

日刊工業新聞「産業遺産〜時を超えて輝く〜」日刊工業新聞社 2010年11月25日 2000円税別 ISBN978-4-526-06573-6

道迫真吾「萩の近代化産業遺産」(萩ものがたり 24)一般社団法人萩ものがたり 2009年 600円税込

山梨日日新聞「ぶどう酒物語」山梨日日新聞 1978年 1000円
※国産ワイン産業の技術史

河合香織「ウスケボーイズ〜日本ワインの革命児たち」小学館 2010年11月20日 1600円税別 ISBN978-4-09-389724-2
※ウスケは元メルシャンの醸造技術者・麻井宇介さん 麻井宇介「日本ワイン・誕生と揺籃時代」日本経済評論社

秋山岳志「機関車トーマスと英国鉄道遺産」(集英社新書0538H)集英社 2010年4月21日 700円税別 ISBN978-4-08-720538-1
※イギリスの産業史を研究していたL・T・C・ロルト(1910-1974)が設立したタリスリン鉄道保存協会の会員であり、鉄道遺産の運営に
ボランティアとして関わっていた「ウィルバート・オードリーは、1945年「3だいの機関車」でデビュー以来、トーマスをはじめとした機関車
の物語で、世界中の子供たちを鉄道の世界に引き込んだ。(中略)ウィルバートが鉄道遺産から得たインスピレーションでいくつもの物語
を書き、鉄道遺産を支援する目的で作品を多数残したことは、日本ではあまり知られていない。」

なるほど知図帳日本編集部「歴史の足跡をたどる 日本遺構の旅」(まっぷる選書5 なるほど知図BOOK)昭文社 700円税別 ISBN978-4-398-14305-1

平沼義之・永富謙「廃道をゆく」イカロス出版 2008年 1524円税別 ISBN978-4-86320-111-8

ダニエル・リプコーウィッツ・著 五十嵐加奈子・訳「レゴブロックの世界」東京書籍 2009年 3200円税別 ISBN978-4-487-80420-7
※2008年に50周年を迎えた「レゴブロック」・・・その足跡をたどる

北本水晶・編著 レゴジャパン監修「レゴ ブック ミュージアム Vol.1」扶桑社 2003年 2381円 ISBN4-594-03997-9
※レゴブロック誕生の歴史から、レゴブロックの世界・・・

GEODESIC編著「LEGO MINDSTORMSの世界 ロボティクスにチャレンジ」ローカス 2000年 3500円税別 ISBN4-89814-082-3 

C・ナーディネリ(森本真美・訳)「子どもたちと産業革命」(平凡社技術史クラシックス)平凡社 1998年 3200円税別 ISBN4-582-53217-9

中村哲夫・「サライ」編集部「明治の学舎」小学館 1997年 1460円税別 ISBN4-09-343088

林以一・かむまつとむ「木を読む 江戸の木挽き、感嘆の技」(小学館文庫) 小学館 2001年 533円税別 ISBN4-09-411471-8  

上毛新聞社「私の中のシルクカントリー 上」(シルクカントリー叢書 五)上毛新聞社 2010年7月31日 1500円税別 ISBN978-4-86352-031-8
上毛新聞社「私の中のシルクカントリー 下」(シルクカントリー叢書 六)上毛新聞社 2010年7月31日 1500円税別 ISBN978-4-86352-032-5
  ※下巻 270ページ 「養蚕と産業遺産 地域文化の実体験を」で、3年前の学校での教育実践が紹介されました(^^;)

真壁仁「紅と藍」(平凡社カラー新書106)平凡社 1979年 550円

わたなべしゅんぞう・おのけいじ 編 うえだみゆき 絵「ベニバナの絵本」(そだててあそぼう43)農山漁村文化協会 2002年 1800円税別 ISBN978-4-540-01154-2

山口祐造・戸井田道三「日本の石橋」(平凡社カラー新書88) 平凡社 1978年 550円

「信越線碓氷 電化工事概要」鐵道院東部鐵道管理局 1912(明治45)年6月

「信越線の百年」信濃路出版株式会社 1987年 11000円 ISBN4-87947-012-0
※軽井沢-直江津館開通100年、碓氷線開通95年記念

筑豊近代遺産研究会・北九州地域史研究会 編「北九州・筑豊の近代化遺産100選」弦書房 2009年 1429円 ISBN978-4-86329-3

ビジュアルブックス編集委員会・編 佐藤光俊・写真「近代の歴史遺産をたずねて」神戸新聞総合出版センター 2006年 1000円 ISBN4-343-00366-3
※明石・三木・神戸・東播磨・北播磨の産業遺産

富山県教育委員会生涯学習・文化財室 編集・発行「とやまの近代歴史遺産」(とやま文化財百選シリーズ6) 2010年 非売品

木本忠昭「生物としての人間」(地球環境セミナー 6)オーム社 1993年 2300円 ISBN4-274-02245-5
※技術の歴史が通史としてコンパクトにまとめられています。 

野口雄一郎「現代の資本主義」(朝日選書149)朝日新聞社 1980年 900円

中村静治「戦後日本の技術革新」(現代資本主義叢書17)大月書店 1979年 2000円

中村進「工業社会の史的展開〜エネルギー源の転換と産業革命」晃洋書房 1987年 3100円 ISBN4-7710-0395-5
※エネルギー源の変遷から産業革命を捉えた経済史、序章で19世紀末以来の産業革命像の変遷の経過を整理している。

中山茂「科学技術の戦後史」(岩波新書395)岩波書店 1995年 620円 ISBN4-00-430395-8 

新潟産業考古学会 編・大橋周治 監修「新潟県 産業遺産の旅」新潟日報事業社出版部 1982年 1200円 ISBN4-88862-186-1

三宅俊彦「旅してみたい 日本の鉄道遺産」山川出版社 2009年 1800円 ISBN978-4-634-15001-0

萩原義弘「にっぽん木造駅舎の旅100選」(コロナブックス)平凡社 2009年 1600円 ISBN978-4-582-63448-8

米屋浩二「木造駅舎の旅 鉄道遺産シリーズ」INFASパブリケーションズ 2009年 1500円 ISBN978-4-900785-86-1

平井東幸・種田明・堤一郎 編著「産業遺産を歩こう 初心者のための産業考古学入門」東洋経済新報社 2009年 2000円 ISBN978-4-492-04331-8

北海道新聞空知「炭鉱」取材班 編著・風間健介 写真「そらち炭鉱遺産散さんぽ歩」共同文化社 2003年 1800円 ISBN4-87739-088-X

酒井竜次 監修「廃墟という名の産業遺産」インディヴィジョン 2008年 2400円 ISBN978-4-9903712-2-7 

「絲綢之路 シルクロード 1 シルクロード蚕と桑の文化」DVD 52分 2004年 3675円
企画・制作 浙江長城影視有限公司(2004年3月制作) 販売:コニービデオ

伊藤章治「ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」」(中公新書1930)中央公論新社 2008年 840円 ISBN978-4-12-101930-1

山本紀夫「ジャガイモのきた道 文明・飢餓・戦争」(岩波新書(新赤版)1134)岩波書店 2008年 740円 ISBN978-4-00-431134-8

齋藤晃「蒸気機関車の技術史」(交通ブックス117)成山堂書店 2009年 1600円 ISBN978-4-425-76161-6

新屋根開拓集団 屋根舞台「瓦の本 1 だるま窯ができた」 屋根舞台「瓦の本」制作委員会 2009年2月5日 467円 ISBN978-4-904580-00-4
新屋根開拓集団 屋根舞台「瓦の本 2 瓦手形をつくろう」 屋根舞台「瓦の本」制作委員会 2009年2月5日 467円 ISBN978-4-904580-01-1
※甘楽福島瓦協同組合の「達磨窯復元プロジェクト」によって2007年に復元された「いぶし瓦」や煉瓦を焼成するための土の窯(約500年前に大陸から伝来)の製作工程をイラストと写真で紹介。富岡製糸場の建設当時も、達磨窯を使って百数十万丁の煉瓦と数十万枚の瓦が焼成されました。

橋本毅彦「描かれた技術 科学のかたち サイエンス・イコノロジーの世界」東京大学出版会 2008年 2800円 ISBN978-4-13-063350-5
※「技術の風景」「機械のかたち」「機械仕掛けの自然」「自然の形態学」「科学の場所」「科学技術の活動における図像の機能」

大蔵省編纂「明治前期財政経済史料集成 第17巻ノ1 工部省沿革報告」明治文献資料刊行会 1964年 3900円

佐藤洋一郎「イネの歴史」(学術選書 038)京都大学学術出版会 2008年 1800円 ISBN978-4-87698-838-9

小林義行「技術チャレンジ やさしくわかる歯車のしくみ 簡単工作で歯車の基本が身につく!」誠文堂新光社 2007年 1800円 ISBN978-4-416-30711-3

志村幸雄「世界を制した「日本的技術発想」」(ブルーバックス B-1622)講談社 2008年 900円 ISBN978-4-06-257622-2 

山本忠敬「日本の自動車の歴史」(月刊「たくさんのふしぎ」1992年1月号(第82号))福音館書店 1992年 620円

村上陽一郎「科学・技術の二○○年をたどりなおす」(やりなおしサイエンス講座01)NTT出版 2008年 1900円 ISBN978-4-7571-6020-0
※「科学のきた道、技術のきた道」「物理学の成立と展開」「生命をどう捉えるか」「情報を巡る科学・技術」「科学・技術を外から見る視点」

産業遺産探訪倶楽部「東海 歴史を巡る 近代化遺産ベストガイド」メイツ出版 2008年 1500円 ISBN978-4-7804-0467-8
※愛知県、三重県、静岡県、岐阜県内の産業遺産

産業遺産探訪倶楽部「首都圏 歴史を巡る 近代化遺産ベストガイド」メイツ出版 2008年 1500円 ISBN978-4-7804-0466-1
※東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県内の産業遺産

ダイアモンド社編「生糸 <片倉工業>」(産業フロンティア物語 12)ダイアモンド社(書籍番号 D.0871) 1966年 250円

石塚尊俊「鑪(たたら)と鍛冶」岩崎美術社 1972年 1400円

東京工業大学製鉄史研究会「古代日本の鉄と社会」(平凡社選書78)平凡社 1982年 1800円

「NHK知るを楽しむ 人生の歩き方 2008年8月 澤地久枝 声なき声を聞く
                          9月 岩澤信夫 生きものの豊かな田んぼ」日本放送出版協会 2008年 683円 ISBN978-4-14-189502-2

宇田賢吉「電車の運転〜運転士が語る鉄道のしくみ」(中公新書1948)中央公論新社 2008年 840円 ISBN978-4-12-101948-6
※国鉄・JRの運転士として特急から貨物列車まで運転していた著者が語る鉄道技術や運転士の仕事・・・

五十川芳仁「ブロックで作るキカイの本 回る・伝える・きほんのしくみ」毎日コミュニケーションズ 2008年 2580円 ISBN978-4-8399-2750-9
※「レゴ・マインドストーム」や「レゴ・テクニック」などのブロック部品で機械を作るためのアイディアブック(全279作品)

五十川芳仁「ブロックで作るキカイの本 歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ」毎日コミュニケーションズ 2008年 2580円 ISBN978-4-8399-2752-3
※「レゴ・マインドストーム」や「レゴ・テクニック」などのブロック部品で機械を作るためのアイディアブック(全95作品)

五十川芳仁「ブロックで作るキカイの本 走る・曲がる・車のしくみ」毎日コミュニケーションズ 2008年 2580円 ISBN978-4-8399-2751-6
※「レゴ・マインドストーム」や「レゴ・テクニック」などのブロック部品で機械を作るためのアイディアブック(全107作品)

五十川芳仁「LEGO MINDSTORMS NXT オレンジブック」毎日コミュニケーションズ 2008年 2300円 ISBN4-8399-2186-5
※「レゴ・マインドストーム NXT」を使った「創造」のためのヒント

Eric Wang・著 Chris Rogers・監修 鈴木二正・訳「レゴブロックとROBOLABで学ぶ エンジニアリングアプローチ」カットシステム 2006年 6800円 ISBN4-87783-132-0
※上記の関連書籍として紹介します。慶應義塾幼稚舎教諭の鈴木二正さんが翻訳した、わかりやすい内容です。

オッリペッカ・ヘイノネン(Olli-Pekka Heinonen)、佐藤学「オリペッカ・ヘイノネン 「学力世界一」がもたらすもの」(NHK 未来への提言)日本放送出版協会 2007年 ISBN978-4-14-081219-8  

佐藤学「学校の挑戦 学びの共同体を創る」小学館 2006年 1500円 ISBN4-09-837370-X

北九州地域史研究会「北九州の近代化遺産」弦書房 2006年 2200円 ISBN4-902116-71-5
※北九州の製鉄・鉄道・港湾・機械・電気・・・60の産業遺産を紹介

堀淳一「北海道 産業遺跡の旅 栄華の残景」北海道新聞社 1995年 1553円 ISBN4-89363-802-5

ディルク・ビューラー(ドイツ博物館)編著「BRUCKENBAU ブリュッケンバウ 博物館で学ぶ橋の文化と技術」鹿島出版会 2003年 1800円
ISBN4-306-09369-7
※監訳:中井博・栗田章光、翻訳:(財)海洋架橋調査会
この本は、ドイツ博物館(Deutsches Museumで橋梁構造物の技術史や技術・工学に関する展示物を見学するためのガイドブックです。ドイツ博物館の橋梁構造部門の展示が1998年5月7日にリニューアルオープンし、展示物に関する詳しい解説のために編集されたものです。

SONY「The Sony Founders' Spirit  50th Anniversary Video」Sony Corporation 1996年 VHS 42分 非売品
※「ソニー50周年記念ビデオ」・・・・ソニー(SONY)の前身である東京通信工業株式会社(東通工)が設立されたのが1946年5月、「真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」(設立趣意書)、井深大の夢がここから始まりました。ソニー・ファウンダー井深大と盛田昭夫、彼らの尽きることの無い好奇心と、技術革新に対する情熱的な取り組み、創業者の井深大の言葉、「人のやらないことをやる」・・・ソニーの、まだ誰もやっていない、不可能だと思われていることに果敢に挑戦するソニー・スピリットを伝えるために制作

TDKテクマグ編集部「電気と磁気のふしぎな世界 天才たちを夢中にさせた魅力とは?」(サイエンス・アイ新書)ソフトバンク クリエイティブ株式会社 2008年
ISBN978-4-7973-4857-6
※電磁気学の科学史・技術史、TDKのウェブサイトにあるテクノマガジン TDKテクマグ「電気と磁気の?(はてな)館」第1話〜第28話までをまとめたもの

広島県立歴史民俗資料館「平成四年度 特別企画展 中国山地のたたら製鉄」広島県立歴史民俗資料館 1992年

新日本製鐵株式會社秘書室広報企画課「鉄の話題 生活の中の鉄」新日本製鐵株式會社 1977年 非売品

八幡製鐵株式会社「くらしのなかの鉄」八幡製鐵株式会社 1960年 非売品

田村喜子「海底の機」文化出版局 1978年 1300円
※明治初年、西陣の3人の伝習生、佐倉常七・井上伊兵衛・吉田忠七が洋式織機の購入と技術習得のためフランスに留学した。佐倉と井上は明治6年12月に10種類の機械を購入して帰国、研究を続けるためにリヨンに残った吉田忠七は翌年帰国の途中、乗船が伊豆沖で沈没し亡くなった。吉田忠七の物語・・・


技術史


吉田光邦「図説 技術と日本近代化」(放送ライブラリー 10)日本放送出版協会 1977年 1200円
※明治以前の技術 工部省と工業振興 勧業寮と殖産興業 地方の工業化 軍事産業の育成 官営製鉄所への道 技術教育の展開 交通網と通信網 電気とエネルギーの普及 工業社会へ 多様な研究機関 日本近代技術の性格 

中岡哲郎・鈴木淳・堤一郎・宮地正人 編「産業技術史」(新 体系日本史11)山川出版社 2001年 4000円 ISBN4-634-53110-0

中岡哲郎「日本近代技術の形成 <伝統>と<近代>のダイナミクス」(朝日選書809)朝日新聞社 2006年 2000円 ISBN4-02-259909-X
※日本の近代技術を代表する製糸、紡績、製鉄、造船の4つの産業の発展過程を追い、日本の近代技術がいかにつくられたかを考察する。 

大蔵省編纂「明治前期財政経済史料集成 第17巻ノ1 工部省沿革報告」明治文献資料刊行会 1964年 3900円


科学と技術の思想

飯田賢一「科学と技術」(日本近代思想体系)岩波書店 1989年 4740円 ISBN4-00-230014-5
※近代西欧文明受容の土壌、文明開化と科学技術、技術教育と基礎科学の振興、技術近代化のあゆみと社会、日本の科学と技術に対する外国人たちの眼、日本における近代科学技術思想の形成

飯田賢一「風土と技術と文化」そしえて 1984年 1500円 ISBN4-88169-603-3
※技術史の視点、文明のうえに文化を〜製鉄技術史の周辺から、情報化社会の夜明け〜日本のグーテンベルク 本木昌造、図書館と文化〜生活と技術との結びつき、民族文化の科学的・比較史的研究〜三枝博音の人と思想、東北技術文化の歴史的先進性〜鉄が語るもう一つの日本史、文化としての産業の三人の開拓者〜創業者が自らを見通したとき、戦争と平和のなかの技術、足尾のこれからを考える〜技術史研究の立場から、技術史教育の今日的課題

飯田賢一「人間と科学技術 科学技術文化論30講」近代文藝社 1994年 4000円 ISBN4-7733-3256-5

村上陽一郎「工学の歴史と技術の論理」岩波書店 2006年6月15日 2800円 ISBN4-00-006310-3
※序章 技術、工学、科学  1 技術の特殊な形態  2 工学教育と工学者の制度  3 日本の工学の歴史  4 初期工学者の系譜  5 技術、社会、倫理  終章 結語


鉄・製鉄

大橋周二 編著「幕末明治製鉄論」アグネ 1991年 5500(5340)円  ISBN4-7507-0625-6
       大橋周二 岡田広吉 中岡哲郎 野間宏

奥村正二「小判・生糸・和鉄 続 江戸時代技術史」(岩波新書 青版 863)岩波書店 1973年 180円
※「III たたら製鉄の再発見 和鉄と反射炉と釜石の関係」 1 出雲の旅  2 鍋釜と打刃物  3 たたらの火が消えるまで  

広島県立歴史民俗資料館「平成四年度 特別企画展 中国山地のたたら製鉄」広島県立歴史民俗資料館 1992年

新日本製鐵(株)広報室編「続 鉄の文化史 日本の軌跡と東西の邂逅」東洋経済新報社 1988(昭和63)年 1800円 ISBN4-492-76070-9

新日本製鐵株式會社秘書室広報企画課「鉄の話題 生活の中の鉄」新日本製鐵株式會社 1977年

飯田賢一「日本人と鉄 現代技術の源流と土壌」(有斐閣選書)有斐閣 1982(昭和57)年 1700円 ISBN4-641-02253-4 

窪田蔵郎・文 斎藤博之・絵「図説・日本の文化をさぐる(1) 日本の鉄」小峰書店 1982年 2400(2330)円 ISBN4-338-04201-X

杉本勲 編「近代西洋文明との出会い〜黎明期の西南雄藩」思文閣出版 1989年 4738円 ISBN4-7842-0566-7

小林正彬「八幡製鉄所」(教育社歴史新書112)教育社 1977年 600円

八幡製鉄所「製鐵所写真帳」製鐵所購買會 1914(大正3)年

森嘉兵衛・板橋源「近代鉄産業の成立 釜石製鉄所前史」富士製鐵株式会社釜石製鐵所 1957(昭和32)年 非売品

新日本製鐵(株)「鬼とドッケビの「新・モノ語り」」 2007年 非売品
※新日鐵(株)とPOSCOの協力でイヨンヒ(作家・POSCO人材開発院教授・製鉄史)、キムトウゲン(イラストレーター)による製鉄の歴史の絵本

金属・採鉱・冶金

村上隆「金・銀・銅の日本史」(岩波新書1085)岩波書店 780円 ISBN978-4-00-431085-3

加古里子「ならの大仏さま」福音館書店 1985年


石炭

徳永重元「石炭のはなし」(地下の科学シリーズ10)ラテイス 1967年
※通商産業省工業技術院地質調査所監修   巻末に石炭に関する参考文献と炭田別文献

岩間英夫「ズリ山が語る地域誌 常磐南部炭田の盛衰」(ふるさと文庫)崙書房 1978年 580円


石油・天然ガス

申力生(猪間明俊 訳)「燃える水 中国古代の石油と天然ガス」東方書店 1993年 2100円 ISBN4-497-93405-5


原子力

大場英樹・小出五郎「原子力は必要か?〜アメリカの原子力危険論争」技術と人間 1976年 1650円 

高木仁三郎「市民科学者として生きる」(岩波新書631)岩波書店 1999年 700円税別 ISBN4-00-430631-0

高木仁三郎「原発事故はなぜくりかえすのか」(岩波新書703)岩波書店 2000年 700円税別 ISBN4-00-430703-1


木材

大塚正裕「森の博物館 原物標本 日本人なら知っておきたい木30種」オーク・ヴィレッジ 1995年 1942円


製紙

紙の博物館 編「紙のなんでも小辞典 パピルスからステンレス紙まで」(ブルーバックスB-1558)講談社 2007年 880円 ISBN978-4-06-257558-4


工具・工作機械

木工具

村松貞次郎「大工道具の歴史」岩波新書 1973年

平澤一雄「産業文化史 鋸」クオリ 1980年 3300円

「大工道具 その技と心」紀伊國屋書店 1984年 VHS 22分
※短編映画で見る日本の20世紀 文化・記録映画ベスト100

西和夫「海を渡った大工道具 日蘭交流400年」(神奈川大学評論ブックレット 7)御茶の水書房 2000年 800円 ISBN4-275-01812-5

工作機械

山下充「工作機械産業の職場史1889-1945 「職人わざ」に挑んだ技術者たち」早稲田大学出版部 2002年 4800円 ISBN4-657-02003-X


原動機

坂井洲二「水車・風車・機関車 機械文明発生の歴史」法政大学出版会 2006年 3500円 ISBN4-588-27633-6

水車

河野裕昭「日本列島 現役 水車の旅」小学館 1997年 1500円  ISBN4-09-343090-X

蒸気機関

D・S・L・カードウェル(金子務・訳)「蒸気機関からエントロピーへ 熱学と動力技術」平凡社 1989年 4330円 ISBN4-582-53204-7
D.S.L.Cardwell,From Watt toClausis−The Rise of Thermodynamics in the Early Industrial Age,1971.

H・W・ディキンソン(磯田 浩・訳)「蒸気動力の歴史」(技術史クラシックス)平凡社 1994年 4200円 ISBN4-582-53208-X
H・W・Dickinson,A Short History of the Steam Engine,1938

「蒸気器械書 全(巻一〜巻四)」「海軍蒸気器械図」海軍学校 1869(明治2)年
※1934(昭和9)年復刻版 

齋藤晃「蒸気機関車200年史」NTT出版 2007年 4200年 ISBN978-4-7571-4151-3

成瀬京司「3DイラストレーションDVDブック D51のメカニズム」山海堂 2007年 5000円 ISBN978-4-381-02280-6
※日本の代表的な蒸気機関車D51の複雑な配管まで全ての内部構造をフルCGで再現

電気・電子技術

橋爪紳也・西村陽 編、都市と電化研究会 著「にっぽん電化史」(電気新聞ブックス)社団法人日本電気協会新聞部 2005年 1800円 ISBN4-902553-17-1

社史編集委員会「IPSへの道 リコー60年技術史」株式会社リコー 1996年 非売品

SONY「The Sony Founders' Spirit  50th Anniversary Video」Sony Corporation 1996年 VHS 42分 非売品
※「ソニー50周年記念ビデオ」・・・・ソニー(SONY)の前身である東京通信工業株式会社(東通工)が設立されたのが1946年5月、「真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」(設立趣意書)、井深大の夢がここから始まりました。ソニー・ファウンダー井深大と盛田昭夫、彼らの尽きることの無い好奇心と、技術革新に対する情熱的な取り組み、創業者の井深大の言葉、「人のやらないことをやる」・・・ソニーの、まだ誰もやっていない、不可能だと思われていることに果敢に挑戦するソニー・スピリットを伝えるために制作

TDKテクマグ編集部「電気と磁気のふしぎな世界 天才たちを夢中にさせた魅力とは?」(サイエンス・アイ新書)ソフトバンク クリエイティブ株式会社 2008年
ISBN978-4-7973-4857-6
※電磁気学の科学史・技術史、TDKのウェブサイトにあるテクノマガジン TDKテクマグ「電気と磁気の?(はてな)館」第1話〜第28話までをまとめたもの

照明

乾正雄「ロウソクと蛍光灯 照明の発達からさぐる快適性」(祥伝社新書040)祥伝社 2006年 ISBN4-396-11040-5


交通・運輸

鉄道

小野田滋「鉄道構造物探見 トンネル、橋梁の見方・調べ方」(JTBキャンブックス)JTB 2003年 1700円 ISBN4-533-04101-9

斉木実・米屋浩二「ニッポン鉄道遺産を旅する」交通新聞社 2005(平成18)年 1714円 ISBN4-330-83705-6

交通博物館・編集「図説 駅の歴史 東京のターミナル」河出書房新社 2006年 1800円 ISBN4-309-76075-9

山之内秀一郎「新幹線がなかったら」(朝日文庫) 2004年 760円 ISBN4-02-261451-X

「図説 鉄道車両はこうして生まれる 名車たちの誕生までの軌跡と車両製造のいま」(歴史群像シリーズ)学習研究社 2007年 1900円
 ISBN978-4-05-604648-9

秋山岳志「機関車トーマスと英国鉄道遺産」(集英社新書0538H)集英社 2010年4月21日 700円税別 ISBN978-4-08-720538-1
※鉄道遺産を支援する目的で作品を残したことは、日本ではあまり知られていない・・・


自動車・オートバイ

影山 夙・編集「日本初のスクーター ラビットの技術史 戦後の街を駆け抜けた小さな先駆者の足跡」山海堂 2005年 2800円 ISBN4-381-07780-6

矢吹明紀「スバル水平対向エンジン40年の歴史 EA-41からSUBARU-M.M.まで」山海堂 2007年 2500円 ISBN978-4-381-02270-7

群馬県立歴史博物館「第66回企画展 てんとうむしの走ったころ スバル360の誕生とその時代」群馬県立歴史博物館 2000年


航空機

「大空への挑戦 ライト兄弟 (The Winds of Kitty Hawk)」パック・イン・ビデオ 1987年 13890円 VHS 98分
※1903年12月、世界最初の動力持続飛行に成功したライト兄弟が、正しくその業績を認められるまでを描いた映画作品
製作:ローエンス・シューマー 監督:E・W・シュワックハーマー
出演:マイケル・モリアティ キャスリン・ウォーカー デビット・ハフマン ジョン・ランドルフ ほか 


造船

富田仁 西堀昭 (高橋邦太郎 監修)「横須賀製鉄所の人びと 花ひらくフランス文化」(有隣新書25)有隣堂 1983年 ISBN4-89660-057-6

長浜つぐお 編・著「徳川幕府の大いなる遺産 横須賀造船所」(近代横須賀創設の先駆け達 シリーズNo.2)横須賀の文化遺産を考える会 2004年 4500円


建設

清水慶一「建設はじめて物語」大成建設 1994年 非売品


土木

「近代土木遺産ウォーク 関西」(大人の遠足BOOK 西日本-14)JTBパブリッシング 2007年 1400円 ISBN4-533-06591-0

国土政策機構編「国土を創った土木技術者たち」鹿島出版会 2000年 2400円 ISBN4-306-02337-0

「アクアの肖像 横濱水道物語」企画:横浜市水道局 制作:電通・電通映画社(電通テック) 1986年制作 VHS 30分 非売品
横浜市近代水道創設100周年記念映画
製作/吉永晴治 脚本・監督/加瀬泰 撮影/高間賢治 音楽/渡辺俊幸
※日本初の「近代水道」敷設に尽力した英国人技師、ヘンリー・スペンサー・パーマーの事蹟を描く。
文部省選定、第25回産業映画・ビデオコンクール 日本産業映画賞、第40回広告電通賞 映像部門賞、第28回国際産業映画・ビデオ祭国内大会経団連賞銀賞

ヘンリー・スペンサー・パーマー (樋口次郎 訳)「黎明期の日本からの手紙」筑摩書房 1982年 1800円
※明治初期、近代水道を日本に敷設するために招かれた英国人技師ヘンリー・スペンサー・パーマーの眼に映った日本。近代日本の人と生活と自然・風物を好意に満ちた筆致で伝える日本通信。「・・・羨ましいことに、日本は訪れる人の誰もがその魅力にとりつかれてしまうことで知られている。それも束の間の感傷にとどまらず、日本を深く知るにつれて、この感情は着実に大きくなる。・・・」

土木学会「日本の近代土木遺産 現存する重要な土木構造物2800選(改訂版)」丸善 2005年 

琵琶湖疏水図誌刊行会「琵琶湖疏水図誌」東洋文化社 1978年 35000円(700部限定出版)
※土佐出身で京都府事務取扱の河田小龍が1年3ヵ月かけてまとめた琵琶湖疏水工事進展の状況を詳細にスケッチしたもの
序 自然・科学・芸術−『琵琶湖疏水図誌』にみる調和 林屋辰三郎
図録
解説 図録解説
    河田小龍小伝 宇高随生
    疏水前史 森谷尅久
    疏水工事史 寺尾宏二
    近代技術と琵琶湖疏水 吉田光邦
    琵琶湖疏水と田辺朔郎 西川浩治
    琵琶湖疏水関係年表
    主要参考文献
編集委員 岩佐義朗 宇高随生 寺尾宏二 西川浩治 林屋辰三郎 森谷尅久 吉田光邦
写真 小片勝敏
協力 京都市水道局疏水事務所 京都市史編纂所 河田厚公 田辺陽一
資料提供 京都府立総合資料館
   

田村喜子「信濃川への挑戦」(治水の歴史コミック1)こだま出版 1992年 1000円
※大河津分水路の建設の歴史   原作:田村喜子(「物語分水路 信濃川に挑んだ人々」鹿島出版会) 構成・画:沼田清 脚色:小野寺京吾      

三宅雅子「木曽三川治水物語 デレーケと平田靱負の苦悩」(治水の歴史コミック2)こだま出版 1993年 1000円 ISBN4-906069-22-3
※原作:三宅雅子(「乱流 オランダ水理工師デレーケ」講談社 東都書房) 構成・画:沼田清 脚色:小野寺京吾

ディルク・ビューラー(ドイツ博物館)編著「BRUCKENBAU ブリュッケンバウ 博物館で学ぶ橋の文化と技術」鹿島出版会 2003年 1800円
ISBN4-306-09369-7
※監訳:中井博・栗田章光、翻訳:(財)海洋架橋調査会
この本は、ドイツ博物館(Deutsches Museumで橋梁構造物の技術史や技術・工学に関する展示物を見学するためのガイドブックです。ドイツ博物館の橋梁構造部門の展示が1998年5月7日にリニューアルオープンし、展示物に関する詳しい解説のために編集されたものです。

写真集団 岬「横須賀再発見 トンネルの風景」神奈川新聞社 2004年 1500円 ISBN4-87645-347-0

平沼義之・永富謙「廃道をゆく」イカロス出版 2008年 1524円税別 ISBN978-4-86320-111-8


建築

藤森照信「建築探偵・近代日本の洋館をさぐる」(NHK 人間大学 1998年10月〜12月期)1998年 530円税別 ISBN4-14-189008-1 C9432

清水慶一「近代化遺産探訪」エクスナレッジ 2007年 2800円 ISBN978-4-7678-0608-2

朝日新聞さいたま総局「近代埼玉の建築探訪」さきたま出版会 2006年 1600円 ISBN4-87891-093-3

初田亨「職人たちの西洋建築」(講談社選書メチエ 95)講談社 1997年 1456円 ISBN4-06-258095-0

吉田鋼市・久我万里子「ヨコハマ建築・都市物語」丸善 1995年 2000円 ISBN4-621-04098-7

「明治建築をつくった人びと コンドル先生と四人の弟子」大成建設株式会社 1999年 VHS 54分 非売品
監督:田部純正 撮影:高橋愼二 監修:藤森照信(東京大学教授) 企画:大成建設株式会社 制作:日本映画新社
※ジョサイア・コンドル J.Conder(1852-1920)
 辰野金吾(1854-1919) 片山東熊(1853-1917) 曾禰達蔵(1852-1937) 佐立七次郎(1856-1922)

「旧 豊田喜一郎邸移築修復工事の記録」 1998年 VHS 48分
監修:麓和善(名古屋工業大学助教授) 企画:トヨタ自動車 清水建設 制作:エスシー クリエイト アドバンス
※建築家・鈴木禎二が設計した住宅建築(昭和8年竣工)の移築修復工事(平成11年移築)


産業遺産

日本の産業遺産

日刊工業新聞「産業遺産〜時を超えて輝く〜」日刊工業新聞社 2010年11月25日 2000円税別 ISBN978-4-526-06573-6

窪田陽一・監修 西山芳一・写真「世界に誇る 日本の建造物〜現代日本を創ったビッグプロジェクト」(なるほど知図帳)昭文社 2008年 2000円 ISBN978-4-398-20036-5

清水慶一「ニッポン近代化遺産 明治・大正・昭和 知られざる物語」(NHK知るを楽しむ この人この世界 NHK教育テレビ2007年10月11月)
NHK放送出版協会 2007(平成19)年 650円 ISBN978-4-14-189179-6

土木学会「日本の近代土木遺産 現存する重要な土木構造物2800選 改訂版」丸善 2005年 2400円 ISBN4-8106-0551-5
Civil Engineering Heritage in Japan
Important 2800 Structures as Monument of the Modernized Japan 1865-1945

内田星美・金子六郎・黒岩俊郎 編「日本の産業遺産300選 1」同文舘 1993年 4800円 ISBN4-495-35471-X
※農林水産、鉱山、石炭・石油、鉄鋼・金属、伝統技術

内田星美・金子六郎・黒岩俊郎 編「日本の産業遺産300選 1」同文舘 1994年 5300円 ISBN4-495-35651-8
※風・水車、原動機、工作機械、電力、電気・通信、応用化学・醸造、精密・産業機械

内田星美・金子六郎・黒岩俊郎 編「日本の産業遺産300選 1」同文舘 1994年 5300円 ISBN4-495-35751-4
※繊維、鉄道、自動車、船舶、航空機、橋・燈台、用水・ダム・土木

読売新聞文化部・文 玉木雄介・撮影「近代化遺産 ろまん紀行 東日本編」中央公論新社 2003年 3700円 ISBN4-12-003427-5

読売新聞文化部・文 玉木雄介・撮影「近代化遺産 ろまん紀行 西日本編」中央公論新社 2003年 3700円 ISBN4-12-003430-5

飯塚一雄「技術文化の博物誌」柏書房 1982年 1600円
※日立製作所PR誌「日立」に連載された「技術史の旅」の掲載記事を再録したもの

飯塚一雄「技術文化の博物誌 第2集」柏書房 1983年 1600円
※日立製作所PR誌「日立」に連載された「技術史の旅」などの掲載記事を再録したもの

飯塚一雄「技術史の旅」日立製作所 1985(昭和60)年
※日立製作所PR誌「日立」に連載された「技術史の旅」の掲載記事を再録したもの

飯塚一雄「続 技術史の旅」日立製作所 1997(平成9)年
※日立製作所PR誌「日立」に連載された「技術史の旅」「続 技術史の旅」の掲載記事を再録したもの

石井一郎「日本の土木遺産 日本文化の象徴・近代化遺産を訪ねて」森北出版 1996年 2500円 ISBN4-627-45160-1

清水慶一・編著 清水譲・撮影「群馬の近代化遺産 颯爽たる上州」煥呼堂 1995年 1900円 ISBN4-87352-065-7

「ふるさと群馬の近代化遺産を訪ねて」企画:群馬銀行 制作:群馬テレビ 2006年 非売品 VHS 47分

矢島太八「甘楽産業叢談 富岡地方郷土史料」木田書店 1909(明治42)年
復刊・・・矢島太八「甘楽産業叢談 富岡地方郷土史料」「甘楽史観 郷土の花影」国書刊行会 1988(昭和63)年 9000円(全2巻揃)
※富岡製糸場、甘楽社、下仁田社、養蚕伝習所、風穴蚕種貯蔵所(荒船星尾)、中小坂鉄山・製鉄所、砥沢の砥石、青倉の石灰ほか

「ハイテクにっぽん誕生展〜明治の近代化遺産」国立科学博物館 1997年
※国立科学博物館「ハイテクにっぽん誕生展〜明治の近代化遺産(会期1997年3月4日〜6月22日)」図録

愛知の産業遺跡・遺物調査保存研究会「あいちの産業遺産を歩く 先人の知恵と汗の結晶」中日新聞本社 1988年 1800円 ISBN4-8062-0199-5

石田正治「三遠南信 産業遺産」(はるなつあきふゆ叢書16 2006春)春夏秋冬叢書 2006年 3000円 ISBN4-901835-20-3

大成経凡「しまなみ海道の近代化遺産〜足跡に咲く花を訪ねて」創風社出版 2005年 1800円 ISBN4-86037-050-3

北九州地域史研究会「北九州の近代化遺産」弦書房 2006年 2200円 ISBN4-902116-71-5
※北九州の製鉄・鉄道・港湾・機械・電気・・・60の産業遺産を紹介

砂田光紀「九州遺産 近現代遺産編101」弦書房 2005年 2000円 ISBN4-902116-35-9

南日本新聞社(江口淳司、原田茂樹)「かごしま近代化遺産」南日本新聞開発センター 2005年 1500円 ISBN4-86074-050-5

堀淳一「北海道 産業遺跡の旅 栄華の残景」北海道新聞社 1995年 1553円 ISBN4-89363-802-5

北野進「安曇野の近代化遺産 技術史再考」近代文芸社 2007年 2000円 ISBN978-4-7733-7476-6

矢作宏(写真:末松誠)「産業遺産とまちづくり」学芸出版社 2004年 1800円 ISBN4-7615-1192-3

田中亮三・文 増田彰久・写真「イギリスの近代化遺産」小学館 2006年 1600円 ISBN4-09-606055-0

クリスチャン・ポラック(Christian Polak)「絹と光 日仏交流の黄金期(江戸時代〜1950年代)」アシェット婦人画報社 2001年
※レオンス・ヴェルニー、アルフレッド・ジェラール、・・・

荒俣宏「黄金伝説」集英社 1990年 1500円 ISBN4-08-772731-9
※産業考古学ツアーへの誘い、稲作、石炭、銅山、生糸、鉄道・・・

「ニッポン近代化遺産への旅」大成建設 1998年 非売品 VHS 62分

東京国立文化財研究所「「産業遺産」未来につなぐ人類の技」大河出版 1999年 3200円 ISBN4-88661-351-7

「日本の近代化遺産 第1巻 絹から始まった産業革命 北関東の近代化遺産」紀伊國屋書店 2005年 3800円 DVD 54分
※旧官営富岡製糸場(群馬県富岡市)、鋸屋根工場群(群馬県桐生市)、旧碓氷社本社事務所(群馬県安中市)、旧碓氷峠鉄道施設(群馬県碓氷郡松井田町)

「日本の近代化遺産 第2巻 鉄は国家なり 九州の近代化遺産」紀伊國屋書店 2005年 3800円 DVD 54分
※小菅修船場跡 グラバー邸(長崎県長崎市)、三井三池炭鉱・三池炭鉱専用鉄道(福岡県大牟田市・熊本県荒尾市)、旧三川変電所、八幡製鐵所(福岡県北九州市)

「日本の近代化遺産 第3巻 帝都誕生 東京の近代化遺産」紀伊國屋書店 2005年 3800円 DVD 64分
※日本橋 旧弾正橋 永代橋 清澄橋 勝鬨橋 二重橋 東京駅 日本銀行本店 国会議事堂 法務省旧司法省本館

「日本の近代化遺産 第4巻 古都の文明開化 京都の近代化遺産」紀伊國屋書店 2006年 3800円 DVD 58分
※琵琶湖疎水・蹴上発電所・南禅寺水路閣 同志社大学今出川キャンパス礼拝堂・彰栄館 旧梅小路機関車庫 旧毎日新聞社京都支店  

「日本の近代化遺産 第5巻 大いなる商都・民の力 大阪の近代化遺産」紀伊國屋書店 2006年 3800円 DVD 52分
※大阪府立中之島図書館 大阪市中央公会堂 大丸心斎橋店 大阪市立愛珠幼稚園 綿業会館

「日本の近代化遺産 第6巻 海をめぐる先人の軌跡 瀬戸内の近代化遺産」紀伊國屋書店 2006年 3800円 DVD 55分
※釣島灯台(愛媛県松山市)、旧大浜埼船舶航行潮流信号所(広島県因島市)、旧呉鎮守府司令長官官舎(広島県呉市)、本庄水源地堰堤(広島県呉市)、別子銅山旧広瀬邸(愛媛県新居浜市)、宮原浄水場配水池、端出場水力発電所跡

「日本の近代化遺産 第7巻 港が築いた日本の国際化 横浜・横須賀の近代化遺産」紀伊國屋書店 2006年 3800円 DVD 56分
※神奈川県庁本庁舎 横浜市開港記念会館 ホテルニューグランド本館 旧横須賀製鉄所ドライドック 東京湾要塞猿島砲台 第三海堡 横浜山手地区の建築物

南学「カラー版 横浜 交流と発展のまちガイド」(岩波ジュニア新書487)岩波書店 2004年 980円 ISBN4-00-500487-3

なるほど知図帳日本編集部「歴史の足跡をたどる 日本遺構の旅」(まっぷる選書5 なるほど知図BOOK)昭文社 700円税別 ISBN978-4-398-14305-1

NHK教育テレビ ジュニア大全科 つくばへの道 1985年1月7日〜3月15日放送(全51回シリーズ)30分×51回
司会:岡崎友紀 解説:井原聡(茨城大学) 宮村忠(関東学院大学) 初田享(工学院大学) 村松貞次郎(東京大学)ほか リポーター:浜尾朱美 渡辺佐和子 中村祐理子 浅井淳子
1.近代技術の夜明け
2.国産SL第1号
3.木曽の森林鉄道
4.馬車鉄道から電車へ
5.軽便鉄道活躍す(下津井電鉄、井笠鉄道記念館 1号機関車・1913年 コッペル社(ドイツ)製蒸気機関車)
6.線路が峠を越えた信越本線碓氷峠
7.船大工がつくった洋式帆船(戸田造船郷土資料館)
8.蒸気船通運丸の活躍(日通総合研究所通運資料室、平野活版製造所、石川島平野造船所、通運丸、琵琶湖汽船後部外輪船、日立造船技術研究所、記録映画「船尾外輪船の模型試験」、通運丸用蒸気機関)
9.納屋にうもれた自転車(三元車、ドライジーネ、ミショー型自転車、オーディナリー型自転車)
10.軌道にのらなかった自動車づくり(山羽式蒸気自動車、ロコモービルS2スタンダード解体復元、国松一号車、タクリー号、1916年製アロー号、矢野式模型飛行機エンジン、矢野式ダンプカー)
11.国道誕生(国道1号線)
12.火縄銃から花火へ(国友鍛冶鉄砲資料館、愛知県三河地方の手筒花火、鍵屋、花火の構造と製造工程、三尺玉花火の打ち上げ)
13.洋式高炉の成功(橋野高炉跡、佐比内高炉跡、八幡製鉄所東田第1高炉)
14.洋食器のルーツ(新潟県燕市)
15.工作機械国産化へ(博物館明治村・機械館、工部省工作分局明治12年製平削盤、国立科学博物館、池貝鉄工所・国産1号旋盤、ヤマザキマザック製マシニングセンタ、山崎鉄工所工作機械博物館)
16.銅山に煙突が立った(秋田大学附属鉱業博物館・真吹炉、日本鉱業日立製錬所・神峰煙道・命令煙突・大煙突、日立市神峰山測候所)
17.器用が支えた製糸(富岡製糸場、岡谷蚕糸博物館、六工社製糸場跡)
18.生き残ったガラ紡(ガラ紡糸、棉祖神天竹神社、船紡績、ガラ紡績機)
19.失敗した国産紡績機(鹿児島紡績所跡、集成館機械工場・そ綿機、旧 平野紡績、堺紡績所、鹿島紡績所国産紡績機、オランダNSBM1863年製竪削盤、集成館製蒸気機関)
20.伝統を守った西陣織(手機織りの工程、空引機、織殿、半木製ジャカード国産1号機、ピアノマシン)
21.動力織機の発明競争(豊田自動織機製作所・豊田佐吉翁記念資料館、津田式動力織機、エアージェットルーム)
22.高嶺の花だった電球(アーク灯、エジソン電球、エジソンダイナモ、旧富山電灯・大久保発電所)
23.ボロ布で作った洋紙(紙の博物館、王子製紙研究所)
24.濃かったビールの味(開拓使麦酒醸造所・サッポロビール開拓使ビール記念館)
25.メリケン粉の登場(富士屋製パン研究所)
26.水道のはじまり横浜水道
27.あばれ川と水田開発(釜無川・信玄堤・改修堤、御勅使川・将棋頭(霞堤))
28.ポンプで土地改良(山居倉庫、庄内平野の耕地整理事業と乾田馬耕、大町溝資料館、最上川疎水)
29.海を渡った「養蚕秘録」(上垣守国・養蚕秘録、二本松製糸場(双松館製糸場))
30.藍から化学染料へ(ベンゼン分留装置)
31.国産バター誕生小岩井農場
32.動力水車の活躍(朝倉の三連水車、八丁撚糸機)
33.高い煙突と炭鉱(筑豊炭田)
34.発電機がやってきた旧 八百津発電所琵琶湖疎水・蹴上発電所、島津創業記念館、京都市電)
35.石油産業の夜明け(新津油田・金津油田、足踏式石油井戸、上総掘り、出雲崎油田、日本石油化工柏崎工場)
36.ポンポン船の焼玉エンジン(旧 木下鉄工所、阪神内燃機工業明石工場)
37.量産された赤レンガ(旧 丸山変電所、日本煉瓦製造・ホフマン輪窯・上敷免工場専用鉄道、イギリス積み・フランス積み、聖公会川越キリスト教会、富岡製糸場、碓氷第三橋梁、碓氷第三隧道、三井田川鉱業所煙突、八幡製鉄所旧本事務所、三菱1号館取り壊しの様子、国立近代美術館工芸館)
38.手吹きではじまった板ガラス(集成館製板ガラス)
39.西洋館との出会い(鹿児島紡績所技師館)
40.煉瓦建からコンクリートビルへ
41.街を飾ったタイル(明治村・旧帝国ホテル、東京駅舎、横浜山手80番館遺跡、明治村・西郷従道邸、グラバー園・ウォーカー邸・リンガー邸・オルト邸)
42.鉄道トンネル成功す(東海道本線・新逢坂山トンネル、東海道本線旧線・旧 逢坂山隧道、豊後土工)
43.鉱山にかけられた謎の鉄橋(神子畑鋳鉄橋、呉羽製鋼(株)・神子畑鋳鉄橋復元修理工事)
44.川をかえたダム(五本松堰堤(布引ダム)、満濃池、佐久間ダム)
45.台風で崩れた近代港第1号(野蒜築港、東名運河、安積疎水)
46.関東大運河計画(利根運河、勘十郎掘)
47.印刷機の導入(オフセット印刷、プリンティングライブラリー・グーテンベルク42行聖書、活字母型製作、電胎母型、彫刻母型、活字鋳造機、スタンホープ印刷機)
48.急がれた電信網(記念艦三笠・通信室、ジグニー社製モールス電信機、エンボシング・モールス電信機、ブレゲ式指示電信機)
49.公衆電話のはじまり(札幌電話交換局〜明治村、手動電話交換機の操作方法、ベル電話機、エジソン電話機、ガワーベル電話機、デルビル電話機、600型電話機、TYK無線電話機)
50.日本初参加のパリ万博(三重津海軍所跡)
51.日本で開いた博覧会(内国勧業博覧会、つくば科学万博'85・歴史館)

世界の産業遺産

古田陽久・吉田真美 監修「世界遺産ガイド 産業・技術編」シンクタンクせとうち総合研究機構 2001年 2000円 ISBN4-916208-40-4


博物館・史料館

青木国夫 編「日本の博物館 8 科学のあゆみ 科学博物館」講談社 1981年 3300円
※青木国夫「歴史と科学技術」

博物館明治村

博物館明治村「博物館明治村ガイドブック」名鉄インプレス 2004年

「開国一五〇年 明治かがやく 近代化を達成した独立自尊の気概に学ぶ」(別冊太陽 開村40周年 博物館明治村 記念号)平凡社
2005年 2400円 ISBN4-582-94485-X

藪野建・三浦朱門「明治建築の旅 付 明治村」(とんぼの本)新潮社 1988年 1240円 ISBN4-10-601965-5

野田宇太郎「明治村物語」(日本少年文庫1)国土社 1973年 700円

イギリス

渡辺正雄 編「世界の博物館 8 ロンドン科学博物館」講談社 1978年 2500円
※巻末談話室 内田星美「イギリス産業考古学の旅 産業遺跡を訪ねて技術の歩みを考える」 

アメリカ合衆国

「アメリカ歴史技術博物館 フロンティアとアメリカの文明」(世界の博物館 1)講談社 1978年 2500円

「発明王 エジソン展」読売新聞社 1984年
※東京・日本橋の三越ギャラリーで開催された「発明王 エジソン展」(1984年8月14日〜9月2日 主催:読売新聞社 後援:外務省・文部省・国立エジソン歴史史跡・エジソン財団・アメリカ大使館)の図録


お雇い外国人

札幌市教育委員会・編「お雇い外国人」(さっぽろ文庫 19)北海道新聞社 1981年 980円


養蚕・製糸

宮口二郎(有限責任信用販売組合聯合會碓氷社代表者)「碓氷社五十年史」碓氷社 1927(昭和2)年 非売品

石井寛治「日本蚕業史分析」(東京大学産業経済研究叢書)東京大学出版会 1972年

日本学士院日本科学史刊行会「明治前日本蚕業技術史」日本学術振興会 1960年

滝沢秀樹「繭と生糸の近代史」(教育社歴史新書<日本史>134)教育社 1979(昭和54)年 600円

棚橋啓三「生絲」(現代日本工業全集8)日本評論社 1936年

伊藤智夫「絹 I」(ものと人間の文化史 68-I)法政大学出版局 1992年 2400円 ISBN4-588-20681-8

伊藤智夫「絹 II」(ものと人間の文化史 68-II)法政大学出版局 1992年 2800円 ISBN4-588-20682-6

奥村正二「小判・生糸・和鉄 続 江戸時代技術史」(岩波新書 青版 863)岩波書店 1973年 180円
※「II 日本のシルクロード」 1 問題の提起  2 蚕当計とぜんまい  3 築地と富岡  4 機械化の浸透と「絹の道」

石山洋(解説)・五十嵐金三郎(読解)「養蚕秘録」(江戸科学古典叢書 13)恒和出版 1978年
※上垣守国「養蚕秘録」1803(享和3)年、フランス語訳「養蚕秘録」図版

クリスチャン・ポラック「絹と光 日仏交流の黄金期(江戸時代〜1950年代)」アシェット婦人画報社 2001年
Christian Polak

萩原進「新版 炎の生糸商 中居屋重兵衛」(有隣新書9)有隣堂 1978(昭和53)年

佐佐木杜太郎「開国の先覚者 中居屋重兵衛」新人物往来社 1972(昭和47)年 2300円

竹村篤「横浜開港 熱血商人」(春陽文庫 A59/2)春陽堂書店 1987(昭和62)年 500円 ISBN4-394-15902-4   (歴史小説
竹村篤「横浜開港」青樹社 1973(昭和48)年 580円   (歴史小説

竹村篤:原作 作画:かげやまこうじ「横浜開港と中居屋重兵衛」(歴史ドキュメント劇画シリーズ)柏書房 1979年 1200円

横浜開港資料館「よこはま人物伝〜歴史を彩った50人」神奈川新聞社 1995年

西川武臣「幕末・明治の国際市場と日本〜生糸貿易と横浜」雄山閣出版 1997年

森本宋「原富太郎」(一業一人伝)時事通信社 1964年 500円

ハル・松方・ライシャワー:著 広中和歌子:訳「絹と武士」文藝春秋 1987年 2000円 ISBN4-16-341850-4
※松方正義、新井領一郎らの伝記

読売新聞社前橋支局編「絹の再発見」煥乎堂 1969年

萩原進・井上定幸・石井寛治・石原征明・宮崎俊弥「群馬の生糸」(みやま文庫101 昭和60年度第3回配本)みやま文庫 1986(昭和61)年

高崎経済大学附属産業研究所「近代群馬の蚕糸業 産業と生活からの照射」日本経済評論社 1999年 3500円 ISBN4-8188-1055-X

富岡製糸場誌編纂委員会「富岡製糸場誌 上」富岡市教育委員会 1977(昭和52)年
富岡製糸場誌編纂委員会「富岡製糸場誌 下」富岡市教育委員会 1977(昭和52)年

和田英「富岡日記 富岡入場略記・六工社創立記」東京法令 1965年 400円
※序・家永三郎(東京教育大学) 解説・上条宏之(長野高等学校)

高瀬豊二「異郷に散った若い命 官営富岡製糸所工女の墓」上武大学出版会 1972年

早田リツ子「工女への旅 富岡製糸場から近江絹糸へ」かもがわ出版 1997年 1600円 ISBN4-87699-310-6

上條宏之「絹ひとすじの青春 『富岡日記』にみる日本の近代」(NHKブックス320)日本放送出版協会 1978(昭和53)年 650円 

群馬県立歴史博物館「第57回企画展 ふたつの製糸工場 富岡製糸場と碓氷社」群馬県立歴史博物館 1997年

群馬県立日本絹の里「第4回企画展 製糸〜近代化の礎(いしずえ)〜」群馬県立日本絹の里 2000年

群馬県立日本絹の里「第2回企画展 蚕種〜近代化をささえた技術の発展」群馬県立日本絹の里 1999(平成11)年 1000円

群馬県立日本絹の里「第14回企画展 文学の中のシルク〜文学でシルクを旅する」群馬県立日本絹の里 2007(平成19)年 600円

富岡製糸場世界遺産伝道師協会・編集「世界へはばたけ! 富岡製糸場 まゆみとココのふしぎな旅」上毛新聞社出版局 2006年 840(800)円 ISBN4-88058-948-9

富岡市教育委員会「富岡製糸場 解説書」富岡市 2006年

富岡製糸場を愛する会「学びパンフレット 富岡製糸場を世界遺産に」富岡製糸場を愛する会 2006年

今井幹夫「富岡製糸場の歴史と文化」みやま文庫 2006年 1500円

佐滝剛弘「日本のシルクロード 富岡製糸場と絹産業遺産群」(中公新書ラクレ 257)中央公論新社 2007(平成19)年 780円 ISBN978-4-12-150257-5

早田リツ子「工女への旅 富岡製糸場から近江絹糸へ」かもがわ出版 1997年 1600円 ISBN4-87699-310-6

楫西光速・帯刀貞代・古島俊雄・小口賢三「製糸労働者の歴史」(岩波新書 青版 218)岩波書店 1955(昭和30)年 100円

「シルキーちゃんの富岡製糸場ものがたり」企画:富岡製糸場を愛する会 制作:NHKエデュケーショナル 2006年 1000円 DVD 20分18秒
※NHKハイビジョンスペシャル 産業遺跡探訪(2001年放送)

伊藤正和、小林宇佐雄、嶋崎昭典「岡谷製糸業の展開 ふるさとの歴史 製糸業〜農村から近代工業都市への道〜」岡谷市教育委員会 1994年 1530円 

岡谷蚕糸博物館「岡谷の蚕糸業」岡谷市教育委員会 3000円 DVD
※蚕の一生(13分38秒)、お蚕さまの話(5分28秒)、糸繰りの話(4分8秒)、座繰器(4分6秒)、自動繰糸機(4分58秒)、糸つむぎ(3分18秒)、蚕種の製造(5分)

岡谷蚕糸博物館「製糸のおはなし」岡谷蚕糸博物館 2004年 300円

岡谷蚕糸博物館「カイコとシルクのおはなし」岡谷蚕糸博物館 2001年 300円

上田市立博物館編「郷土の産業 養蚕・製糸」上田市立博物館 1981年 

上田市立博物館編「蚕糸業の先覚者」上田市立博物館 1995年
※塚田与右衛門、藤本(佐藤)善右衛門、清水金左衛門、三吉米熊

上田市立博物館「郷土の工芸 上田紬」上田市立博物館 1975年

丸子町郷土博物館「養蚕」  1985(昭和60)年

須坂製糸研究委員会「須坂の製糸業 生糸の歴史・技術・遺産」須坂市教育委員会 2001(平成13)年

須坂市立博物館「平成14年度 特別展『はかる』 須坂蚕糸業の姿を度量衡器で見る」須坂市立博物館 2003(平成15)年

須坂市立博物館「平成13年度 特別展「人と虫のかかわり」から『須坂の蚕神』 豊蚕への祈り」須坂市立博物館 2001(平成13)年

「東京高等蚕糸学校創立三十年記念祝賀展覧会特別参考品目録(乙号)」 1917(大正6)年  315ページ

「片倉製糸紡績株式会社創立二十年紀念写真帳」片倉製糸紡績株式会社考査課 1941(昭和16)年 非売品

上垣守國「養蚕秘録 上」「養蚕秘録 中」「養蚕秘録 下」有隣堂 1887(明治20)年

田島邦寧「養蚕新論」1872(明治5)年

田島弥平「続養蚕新論」1879(明治12)年

佐伯義門:編「山蚕養法」笠岡製糸場 1873(明治6)年

「特集 天の絹糸 山繭の国、信州穂高のくぬぎ畑で」 (季刊「銀花」1996年 第106号 文化出版局 pp.43〜66 1400円)
「特集 アジアの絹 野の繭紀行」 (季刊「銀花」1999年 第117号 文化出版局 pp.5〜88 1450円)

「統合 新制 蚕業教科書 改訂版」明文堂 1939(昭和14)年
※農蚕業学校蚕業科用に編纂された教科書で著者は「上田蚕糸専門学校」(現在の信州大学繊維学部)の教官

(財)実業教育振興中央会「製糸」実業教科書株式会社 1943(昭和18)年

土屋泰「新撰 蚕業教科書」明文堂 1920(大正9)年 初版1914(大正3)年

アトリエ モレリ 作・絵(久居宣夫 監修)「かえるよ!カイコ」(ドキドキワクワク生き物飼育教室 4)リブリオ出版 2002年 1500円
ISBN978-4-86057-077-4

堀内彬明「絹を生むカイコ」(自然の中の人間シリーズ 土と人間編 8)農山漁村文化協会 1991年 2000円
ISBN4-540-91028-0

鮎沢啓夫「カイコの病気とたたかう」(岩波科学の本 15)岩波書店 1975年 1300円

早乙女貢「天下の糸平 上」「天下の糸平 下」(文春文庫)文藝春秋 1989年 (歴史小説
土師清二「生糸」白林書房 1944(昭和19)年 2円75銭  (歴史小説
寺神戸誠一「蚕 明治篇」「蚕 大正篇」「蚕 昭和篇一」「蚕 昭和篇二」(ふるさと文庫)筑波書林 1980年 580円(大正編のみ480円) (歴史小説
田村貞男「糸の舞」鳥影社 1999年 1572円 ISBN4-88629-448-0 (歴史小説


紡織

永原慶二・山口啓二 代表編者「講座・日本技術の社会史 第三巻 紡織」日本評論社 1983年 2900円
※古代の染織、中世衣料の生産と流通、綿作の展開、近世の養蚕・製糸業、近世絹織物業の展開、近世社会の綿作と綿業、近代製糸業への移行、近世紡績業への転換
特論(羊毛の技術、日本の織機、博多織、藍玉・藍染・青屋)

奥村正二「シルクロードと綿 糸と織物の技術史」築地書館 1985年 

田村喜子「京都フランス物語」新潮社 1984年 ISBN4-10-313503-4

田村喜子「海底の機」文化出版局 1978年 1300円
※明治初年、西陣の3人の伝習生、佐倉常七・井上伊兵衛・吉田忠七が洋式織機の購入と技術習得のためフランスに留学した。佐倉と井上は明治6年12月に10種類の機械を購入して帰国、研究を続けるためにリヨンに残った吉田忠七は翌年帰国の途中、乗船が伊豆沖で沈没し亡くなった。吉田忠七の物語・・・

四方洋「宥座の器 グンゼ創業者 波多野鶴吉の生涯」あやべ市民新聞社・白川書院 1997年 1200円 ISBN4-7867-0024-X
山岡荘八「妍蟲記」民聴社 1947(昭和22)年 30円

藤井守一「染織の文化史」理工学社 1986年 1900円 ISBN4-8445-6302-5

日下部 信幸:編 仁科幸子:絵「アイの絵本」(そあだてて あそぼう 18)農山漁村文化協会 1999年 1800円 ISBN978-4-540-98147-0
渡辺俊三・小野恵二:編 上田みゆき:絵「ベニバナの絵本」(そあだてて あそぼう 43)農山漁村文化協会 2002年 1800円 ISBN4-540-01154-5

日比暉:編 山田博之:絵「ワタの絵本」(そだてて あそぼう 10)農山漁村文化協会 1998年 1800円 ISBN978-4-540-97136-5

ガラ紡(綿糸紡績機)

中村精「日本ガラ紡史話」慶應出版社 1942(昭和17)年 1円80銭

村瀬正章「臥雲辰致」(人物叢書)吉川弘文館 1965(昭和40)年 1450円 ISBN4-642-05180-5

宮下一男「臥雲辰致 ガラ紡100年の足跡を訪ねて」郷土出版社 1993年 1600円 ISBN4-87663-218-9

北野進「発明の文化遺産 臥雲辰致とガラ紡 和紡糸・和布の謎を探る」(産業考古学シリーズ 4)アグネ技術センター 1994年 3000円
ISBN4-7507-0838-0

NHK教育テレビ ジュニア大全科 つくばへの道 1985年1月7日〜3月15日放送(全51回シリーズ)30分×51回
司会:岡崎友紀 解説:井原聡(茨城大学) 宮村忠(関東学院大学) 初田享(工学院大学) 村松貞次郎(東京大学)ほか リポーター:浜尾朱美 渡辺佐和子 中村祐理子 浅井淳子
18.生き残ったガラ紡(ガラ紡糸、棉祖神天竹神社、船紡績、ガラ紡績機)


産業革命

中村進「工業社会の史的展開〜エネルギー源の転換と産業革命」晃洋書房 1987年 3100円 ISBN4-7710-0395-5
※エネルギー源の変遷から産業革命を捉えた経済史、序章で19世紀末以来の産業革命像の変遷の経過を整理している。

高村直助・編「産業革命」(近代日本の軌跡 8)吉川弘文館 1994年 2400円 ISBN4-642-07442-2
※産業革命と現代(高村直助)、生糸と外商(上山和雄)、官業から民業へ(神山恒雄)、汽船と道路(差波亜紀子)、鉄道の時代(小風秀雅)、紡績業の勃興(高村直助)、機械と技術者(鈴木淳)、総合商社の形成(本宮一男)、伝統産業の近代(長妻廣至)、資本家の諸相(井川克彦)、産業革命と労働者(東條由紀彦)、米と農民(大豆生田稔)

三枝博音「産業革命」(歴史文庫)福村出版 1951年
※産業革命ということについて、水車の時代、産業革命の時代、産業革命は人類に何をもたらしたか

T.S.アシュトン(中川敬一郎・訳)「産業革命」(岩波文庫 白144-1)岩波書店 1973年 398円 ISBN4-00-341441-1

大江志乃夫「日本の産業革命」(日本歴史叢書)岩波書店 1968年 500円

井野川潔「世界の産業革命」(少年少女文庫)福村書店 1955年 350円


産業経済

田村貞雄「殖産興業」(教育社歴史新書111)教育社 1977年 600円


江戸時代の科学・技術

石川英輔「大江戸テクノロジー事情」講談社 1992年 1600円 ISBN4-06-205853-7

鈴木一義 監修「見て楽しむ 江戸のテクノロジー」(チャートBOOKS)数研出版 2006年 1500円 ISBN4-410-13886-3
※現代のテクノロジーやモノづくりにつながる江戸時代の科学と技術・・・

金子務「江戸人物科学史〜「もう一つの文明開化」を訪ねて」(中公新書1826)中央公論新社 2005年 880円 ISBN4-12-1-1826-5

「歴史をつくった先人たち 日本の100人 No.030 平賀源内」デアゴスティーニ・ジャパン 2006年 533円

佐々木譲「幕臣たちと技術立国 江川英龍・中島三郎助・榎本武揚が追った夢」(集英社新書0342D)集英社 2006年 680円 ISBN4-08-720342-5

奥村正二「小判・生糸・和鉄 続 江戸時代技術史」(岩波新書 青版 863)岩波書店 1973年 180円

武田楠雄「維新と科学」(岩波新書 青版 817)岩波書店 1972年 180円
※黒船、蒸気船をわれらの手で、出島のオランダ海軍士官、咸臨丸の太平洋横断、日本最初の重工業〜長崎造船所、イギリス艦隊鹿児島を襲う、蕃書調書覚書、汽船ブーム、勝海舟と坂本龍馬〜神戸海軍伝習所を中心に、新任フランス公使ロセス(ロッシュ)〜横須賀の誕生、大福帖から銃剣へ〜幕末日本数学の変貌、維新の洋学者たち、二つの兵学校〜沼津と築地、アジアの変革と文明開化


洋学史

杉本勲 編「近代西洋文明との出会い〜黎明期の西南雄藩」思文閣出版 1989年 4738円 ISBN4-7842-0566-7


総合(一般)

ロジャー・ブリッジマン(小口高・鈴木良次・諸田昭夫 監訳)「1000の発明・発見図鑑」丸善株式会社 2003年 5800円 ISBN4-621-07301-X
※Roger Bridgman,1000 Inventions and Discoveries,2002.

ヘンリー・ペトロスキ(北村美都穂・訳)「人はだれでもエンジニア 失敗はいかに成功のもとになるか」鹿島出版会 1988年 2400円 ISBN4-306-09304-2
Henry Petroski,To Engineer is Human−The Role of Failure in Successful Design,1985.

宮崎正勝「モノの世界史 刻み込まれた人類の歩み」原書房 2002年 2800円 ISBN4-562-03520-X


環境・農業・農学

佐藤洋一郎「里と森の危機(クライシス)〜暮らし多様化への提言」(朝日選書786)朝日新聞社 2005年 1100円 ISBN4-02-259886-7 

ドゥ・カンドル(加茂儀一・訳)「栽培植物の起源 上」(岩波文庫 青914-1)岩波書店 1953年 400円

ドゥ・カンドル(加茂儀一・訳)「栽培植物の起源 中」(岩波文庫 青914-2)岩波書店 1958年 300円

ドゥ・カンドル(加茂儀一・訳)「栽培植物の起源 下」(岩波文庫 青914-3)岩波書店 1958年 300円

筑波常治「日本農業技術史」(日本技術史薦書)地人書館 1959年

佐藤洋一郎:監修 飯塚俊男:監督「稲の歴史 第一巻 稲作の起源」紀伊國屋書店 2004年 9000円 VHS
ISBN4-87766-707-5 

佐藤洋一郎:監修 飯塚俊男:監督「稲の歴史 第二巻 日本の稲作」紀伊國屋書店 2004年 9000円 VHS
ISBN4-87766-708-3

佐藤洋一郎:監修 飯塚俊男:監督「お米のふるさとをたずねて」紀伊國屋書店 2004年 9000円 VHS
ISBN4-87766-705-9



事典・年表

伊藤俊太郎・坂本賢三・山田慶児・村上陽一郎(編集委員)「科学史技術史事典(縮刷版)」弘文堂 1994年 6800円 ISBN4-335-75009-9

日本産業技術史学会 編「日本産業技術史事典」思文閣出版 2007年 12000円 ISBN978-4-7842-1345-0

都筑洋次郎 編著「世界科学・技術史年表」原書房 1991年 ISBN4-562-02191-8


科学史


分子生物学

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書1891)講談社 2007年 740円 ISBN978-4-06-149891-4
※「・・・教科書はなぜ面白くないか、・・・それはすべての知識を事後的に整理しているからです。そして、なぜそのとき、その知識が求められていたのかという切実さが記述されていないからです。誰がどのようにしてその発見に到達したのかという物語がすっかり漂白されてしまっているからです。・・・また、私は、科学に大きく貢献したのに、歴史に名を残すことがなかった人々に心を魅かれます。・・・ロザリンド・フランクリンのような科学者・・・英語ではこのような人たちをアンサング・ヒーロー(unsung hero)と呼びます・・・(「たのしい学校」2008春号 大日本図書)

福岡伸一「世界は分けてもわからない」(講談社現代新書 2000)講談社 2009年 780円税別 ISBN978-4-06-288000-8

福岡伸一・阿川佐和子「センス・オブ・ワンダーを探して」大和書房 2011年 1400円税別 ISBN978-4-479-39216-3



教育


佐藤学「学校の挑戦 学びの共同体を創る」小学館 2006年 1500円 ISBN4-09-837370-X

オッリペッカ・ヘイノネン(Olli-Pekka Heinonen)、佐藤学「オリペッカ・ヘイノネン 「学力世界一」がもたらすもの」(NHK 未来への提言)日本放送出版協会 2007年 ISBN978-4-14-081219-8  

佐藤成「証言 宮澤賢治先生 イーハトーブ農学校の1580日」農山漁村文化協会 1992年 6000円 ISBN4-540-92020-0

かこさとし「私の子ども文化論」あすなろ書房 1981年 1500円

中澤篤史「運動部活動の戦後と現在 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか」青弓社 2014年 4600円税別 ISBN978-4-7872-3374-5 C0036
「日本独特の文化である学校の運動部活動の内実を解明するために、戦後から現在までの運動部活動の歴史をたどり、フィールドワークから運動部活動を支える教員や保護者の声も聞き取る。自由に楽しむスポーツと強制をともなう学校教育の緊張関係を“子どもの自主性”という視点から分析して、日本の運動部活動の特異性を浮き彫りにする。」(紀伊國屋書店
書評:荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)「部活嫌い生む犯人見たり!」


青少年のための「技術・工学」の古本屋街

本の紹介


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