技術のわくわく探検記 2011.10.16.|10.23.
JR北陸本線 敦賀〜北陸トンネル デッドセクション
直流1500V <-> 交流20kV 60Hz
JR北陸本線 敦賀駅〜南今庄駅 間 福井県敦賀市大蔵
北陸本線は、米原〜敦賀・北陸トンネル 間が直流1500V、敦賀・北陸トンネル〜糸魚川・梶屋敷 間が交流20kV 60Hz、糸魚川・梶屋敷〜直江津 間が直流1500Vで電化されているため、敦賀・北陸トンネル 間と糸魚川・梶屋敷 間に交直セクション(デッドセクション)が設置されています。
北陸トンネル 敦賀駅側口
北陸本線 敦賀駅〜北陸トンネル 間のデッドセクションは、上り線と下り線で位置が異なった場所にあります。下り線(北陸トンネル方向)は、上り勾配となっており、敦賀駅を発車後に十分に加速した後、デッドセクションに入れるように、北陸トンネル寄りにデッドセクションが設置されています。また北陸トンネル手前に踏切もあるため、デッドセクション内で非常停止した場合に、動けなくなってしまうため、下り線のデッドセクションは、地上切り替えによって交流に切り替えられるようになっています。上り線(敦賀駅方向)は、北陸トンネルを出てから余裕を持ってデッドセクション内での交流から直流への車上切り換えができるように、敦賀駅寄りにデッドセクションが設置されているそうです。
下り線(福井・金沢方面)の 「力行標」は、北陸トンネルの 敦賀駅側口に設置されています。 |
架線が無給電区間を示す標識 | 「交直セクション」の標識 | 「惰行標」 この付近から、列車は惰行状態で デッドセクション(無給電区間)へ入ります。 |
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・北陸本線 糸魚川〜梶屋敷 デッドセクション(交流20kV 60Hz <-> 直流1500V)
・JR東日本 新軽井沢き(饋)電区分所 日本で最初の交流50Hzと60Hzの異周波切替セクション