産業技術遺産探訪 2006.8.11.

東京電力(旧 東京電灯)駒橋発電所
落合水路橋

長さ 57.02m
幅   8.5m
スパン(最大支間長) 7.87m
煉瓦造アーチ橋・7連

1907(明治40)年竣工

国登録有形文化財

山梨県都留市古川渡字落合〜都留市井倉

 駒橋発電所で水力発電に使う発電用水を供給するための水路橋として、東京電灯が1907(明治40)年につくりました。朝日川を3連アーチで跨ぎ、その東側に4連のアーチがあります。発電水路用煉瓦アーチとしては規模が大きく、橋脚上水路まで貫通させたピラスターやアーチ中央の水路壁面に付けられた飾りピラスターが特徴です。現在でも東京電力・駒橋発電所の落合水路橋として使われています。 


              


八ツ沢発電所 一号水路橋国登録有形文化財) 二号水路橋 三号水路橋国登録有形文化財) 四号水路橋


  産業技術遺産探訪  技術のわくわく探検記  技術科@スクール