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メンデル葡萄
栽培記録
since2001.5.22.

メンデル葡萄の由来

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これまで10年間続けてきた栽培の記録をまもなく掲載します!
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2001年5月22日
メンデル葡萄がやってきた!

 メンデル(Gregor Johann Mendel 1822-1884)は1857年から修道院の庭でエンドウの実験栽培を始め、8年間の継代栽培によって、その遺伝的特質を分析しました。実験結果を当時の有名な植物学者ネーゲリに送りましたが、ネーゲリは発見の重要性を理解することができませんでした。1865年には「植物の雑種に関する実験」という論文を発表しましたが学会の反響もなく、この発見は埋もれていくことになってしまいます。(メンデルの交雑実験は、ブドウ、ミヤマコウゾリナ、ミツバチでも行われていました。)
 遺伝の法則はメンデルの没後、1900年にド・フリース(オランダ)、コレンス(ドイツ)、チェルマク(オーストリア)の3人が独立に再発見し、のちになって過去にメンデルが同じ遺伝の法則を発見していたことがわかり「メンデルの法則(遺伝の法則)」と名付けられました。

 「遺伝の法則」はオーストリアの牧師メンデルがエン ドウを用いて実験し、発見したものですが、そのメンデルが醸造用のブドウも交配や品種改良の実験のために栽培していました。
 1913(大正2)年、東京大学の三好学教授がメンデルが所属していたチェコスロバキアのブルノールにあるケーニギン修道院で株分けしたブドウの木を譲り受け東京大学理学部附属植物園に植えました。現在の東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)です。 


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