技術のわくわく探検記 2000.4.12.

発明開発物語2
 SANYO 洗剤をつかわなくても汚れが落ちる洗濯機開発物語〜常識にとらわれずに
三洋電機株式会社技術開発本部
    エコ・システム研究所・熱エネルギーシステム研究部 室長 東原稔さん

「発明の日フェア2003」(群馬県生涯学習センター)

東原さんの解説は、丁寧でほんとうにわかりやすく、技術開発に対する姿勢に感動しました・・・・


ただいまWebページ作成中!

三洋電機の歴史は常に新しさの追求が原動力です。
1947年 ベンチャー企業として出発
      一貫して「新しさ」にこだわり続けたモノづくりの歴史ががじまりました。
      新しさ・・・技術・価格・広告宣伝・販売促進活動
1952年 ラジオのキャビネットを日本ではじめてプラスチック化(従来は木製キャビネットでした)
      日本ではじめて1万円を切るラジオを販売
1953年 洗濯機の広告宣伝に女優の木檜美千代さんを採用、キャラクターを使った販売促進は業界初でした。
      取引方法で電器小売店との手形取引という新しい決済方法を導入しました。
1978年 a−Si太陽電池の開発に初めて成功
現在   洗剤レス洗濯機の開発に成功
※消費者のニーズを的確に把握し、環境変化を読み取りながら、企業の哲学・理念を開発に反映した「コア・コンピタンス」を生かした技術開発を行っています。

三洋電機・洗濯機の歴史
1950年 三洋電機株式会社設立・洗濯機工場開設
1953年 日本初の噴流式洗濯機を開発
1965年 業務用洗濯装置を開発
1970年 大阪万国博覧会に人間洗濯機1号機を展示(※現在、介護福祉用として実用化)
1998年 超音波洗濯方式を採用
1999年 斜めドラム式を採用
2001年 洗剤0コースを採用
2002年 ドラム式洗濯乾燥機開発


三洋電機・記念資料館SANYO HOJO MEMORIAL HALL
       旧・三洋電機製作所・北條製造所
      兵庫県加西市北条町北条323 三洋電機回転機事業部 

SANYO MUSEUM (サンヨー・ミュージアム)
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号
※三洋電機設立50周年を記念して2001年2月1日にオープンした企業博物館で、三洋電機の製品や情報技術を支える電子部品など238点(2001年2月現在)を展示解説しています。木製キャビネット型テレビ、ラジオ、第一号洗濯機(1950年代)や、1970年に開催された万国博覧会で展示された「人間洗濯機」!・・・全身を自動的に洗える(^^)・・・などが展示されています。
 この博物館の壁面と屋上には太陽光発電システムが設置されており、隣接している三洋電機本社に送電しています。


技術のわくわく探検記  技術科@スクール