産業技術遺産探訪 2002.1.14.
電気の史料館
神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4−1 東京電力・技術開発センター
東京電力創立50周年記念事業として2001年12月15日にオープンしました。
この敷地は、昭和3年1月から平成4年5月まで、60数年間にわたり、京浜地帯に電気を供給し続けていた「京南変電所」の跡地に建設されたものです。
120年前の発電機からこれからの可能性まで、電気エネルギーの技術史が史料館に展示されている数々の迫力ある実物を通して姿をあらわします。全長23mの「千葉火力発電所1号タービン」をはじめ、約4000平方メートルの展示スペースに740点以上の実物史料が集められています。
千葉火力発電所1号タービン発電機 |
横軸フランシス水車発電機(日光第1発電所) 発電機1917(大正6)年 水車1918(大正7)年 日立製作所 |
横軸フランシス双輪単流形水車(駒橋発電所) 1907(明治40)年 Escher Wyss社製(スイス) |
原子力発電所プラント設計用プラスチックモデル |
3次元CADが本格的に導入される以前には、このようなプラスチック製の模型を製作して設計・工事に活用していました。 |
工部大学校製直流発電機 1886(明治19)年 |
日光金谷ホテル自家発電設備 1908(明治41)年 |
鬼怒川電力会社(栃木県) 鬼怒川線バンザイ鉄塔 1911(明治44)年 |
私の町に電気がやってきた・・・ オリエンテーションホールの大型3面プロジェクターで調べてみると・・・・ 群馬県碓氷郡松井田町に電灯がやってきたのは 1911(明治44)年! 群馬県内でも非常に早い時期だということがわかります。 (オレンジ色の部分がそれまでに電灯線が引かれていた地域です。) |