産業技術遺産探訪 2005.1.2./1.3./1.4.

C57 180

1946(昭和21)年8月、三菱重工業(株)三原製作所で製造

全長 20330mm
全幅  2936mm
全高  3945mm
動輪直径 1750mm
動輪配置  2C1
重量 80t
運転整備重量 115.50t


 旧・国鉄C57形蒸気機関車は、1937(昭和12)年から1947(昭和22)年の間に201両作られた日本の標準的な旅客用蒸気機関車で、直径1750mmの大きな動輪と細長いボイラーなど、車両のスマートな形状から「貴婦人」とも呼ばれています。


ボイラーは日立製作所製

 「C57−180」は、1946(昭和21)年8月、三菱重工業(株)三原製作所で製造され、1946(昭和21)年8月に「新潟機関区」に新製配備されました。1963(昭和38)年4月からは「新津機関区」へ配属されました。
 1969(昭和44)年に廃車となり、新津第1小学校校庭で静態保存されていました。(この時点での走行距離は約169万km(地球42周分)、乗務機関士のべ12000人、輸送旅客数のべ4420000人)
 1998(平成10)年からJR東日本・大宮総合車両センター(旧・国鉄 大宮工場)で約2億円をかけて復元修理が行われました。
 1999(平成11)年4月から、JR東日本「新津運輸区」(旧・新津機関区)に所属され、磐越西線の新津〜会津若松 間で季節定期列車「SLばんえつ物語号」などを牽引する蒸気機関車として運用されています。

 なお現在動態保存されているC57形蒸気機関車にはJR山口線で「SLやまぐち号」などを牽引している「C57−1」があります。C57の1号機はJR西日本「梅小路蒸気機関車館」(京都市)で動態保存されている蒸気機関車で、1954(昭和29)年〜1972(昭和47)年まで新津機関区に在籍していました。


 エッセイストの岸本葉子さんが「「和」の旅、ひとり旅」(小学館文庫 2002年)の「汽笛は煙を吐きながら−新潟〜福島」(80〜97ページ)で磐越西線の新津〜会津若松の旅を書いています(^^)


 2005(平成17)年1月2日〜1月4日の3日間、上越線高崎〜水上間で、C57D51重連による列車が運転されました。


C57−180の保存と復活」(鉄道のまち・新津のSL)
      http://www.city.niitsu.niigata.jp/mgr/railoil/rail/sl/c57180.html


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