技術のわくわく探検記 2015.1.31.
ヤマトグループの巨大物流ターミナルを探検!
あっ クロネコがいる(写真中央、赤い服を着た小さな子の右です。)
近づいてみると・・・
さて、反対側には・・・
「親子猫」マーク 1957年6月
クロネコマークを制定 1957年6月
このマークは、約60年前、アメリカの運送会社が使っていたネコマークの使用承認をもらい、
広報担当社員の清水武さんがデザインしたものです。
ヒントになったのは、清水さんのお子さんが描いた絵でした。
「親ネコが子ネコの首をくわえて運ぶように、荷物を丁寧に運ぶ」
という意味が込められているそうです。
あるラジオ番組の中で、画家の安野光雅さんが、このマークのデザインを高く評価していました。
受付棟、後方に事務棟と物流棟、右の逆円錐形の建物が「フォーラム棟」
日建設計が開発した「アップリフト工法」によってつくられた「フォーラム棟」
設計:日建設計 施工:鹿島
「アップリフト工法」
日経アーキテクチュア「開いた“花びら”大屋根上げた ヤマト運輸羽田クロノゲート・フォーラム棟」
鹿島 テクノ・ライブラリ「大空間を実現する施工技術」
ウィキペディア(Wikipedia) ->「羽田クロノゲート」
ウォークスルー 1号車 詳細 基本構造 トヨタLH24-QDLTYをベースにエンジンを 前方430mm 上方105mm 移動 主要諸元 全長4460mm 全幅1690mm 全高2435mm 荷室長2330mm 幅1500mm 高1700mm 乗車定員 2名 最大積載量 1000kg エンジン L型(L×4 2188cc 副室ディーゼル) (72PS/4200rpm 14.5kg-/2400rpm) ミッション L51 5M/T ホイルベース 2290mm トレッド幅(前)1430mm (後)1250mm タイヤ (前)185R14 (後)155R12 車両重量 1345kg |
ウォークスルー開発ストーリー 1 「宅急便の成功のカギは作業効率の良い専用車だ」 宅急便開始当初はライトエースを使っていましたが、一日何十回もの乗り降りや荷物の出し入れをするには、非常に能率が悪いものでした。 当時 小倉社長は幾度となくメーカーに要請をしていましたが、ヤマト運輸九州支社の「YPS車開発プロジェクトチーム」がベニヤ板による試作品を作成し、それを元にして、ただちにトヨタ自動車の協力を得て、本格的な取り組みを開始いたしました。 ベニヤ板製の試作品(昭和55年3月) 2 荷室まで歩いて(ウォーク)通れる(スルー)新型車、完成アイディアを重ねテストを繰り返し、一千箇所以上の改良を加え、完成した新型車は「ウォークスルー」と命名されました。 1.運転台と荷台をスライドドアでつなげ、ドライバーは外に出なくても荷台に行ける。 2.天井が高く、頭を縮めずラクに作業ができる。低床で乗り降りがラク 3.助手席は置かず、その代わり事務室代わりのテーブルや引き出しを設置 4.右側は車が走行しているため左側から乗り降りをし、さらにスライドドアでガードレールぎりぎりまで停車可能 5.荷台は右側にもスライドドアを設け、荷物の出し入れに不自由しない。 6.荷台には荷崩れ防止の仕切りを設け、不用の時は折りたたみ可能 3 そして、ヤマト運輸の顔に 平成10年、初代ウォークスルー開発より17年後、安全性・作業性をさらに改良しました。 平成14年、前回改良時より、さらに安全性を重視した改良型ウォークスルーが完成しました。 さらに進化を続けるウォークスルーは、LPG車やCNG車など、環境に配慮した新しい種類、またハイブリッド車などの研究も進められています。 |
見学所要時間は約90分です。
見学コース内は撮影・録音などは許可されていませんので、見学してのお楽しみです(^^)
全長1070m、1336枚のセル式「クロスベルトソータ」の制御技術が印象的でした。
見学の記念品です。(^^) 独自規格の流動型ラックによるピッキングシステム FRAPS(Free Rack Auto Picking System) を疑似体験しながら、数種類ある記念品の中から 自動で記念品3点の組み合わせとなります。 |
私も「クロネコメンバーズ」です(^^) |
地域貢献としてベーカリーとカフェ(スワンカフェ&ベーカリー)がありました。
さらに、保育所(ポピンズ ナーサリースクール羽田)やスポーツ施設(ヤマトフォーラム)もあります。
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京浜急行 空港線「穴守稲荷駅(ヤマトグループ羽田クロノゲート前)」