産業技術遺産探訪 2005.1.2./1.3./2010.12.28.
西中通学橋
(沼田市立西中学校通学橋)
瀬戸大橋の風洞実験のためのモデルとなった橋梁
1969(昭和44)年竣工
2010(平成22)年に老朽化のため撤去されました。
木造吊橋
橋長 151.4m
吊橋の弱点である風対策のため、床部分に「エキスパンドメタル」を使用して、橋面を吹き抜けとして風の抵抗を減少させるように設計されています。
瀬戸内海を跨ぐ「本州四国連絡橋」の風洞実験模型とほぼ同じ規模で、「本四連絡橋」設計の参考とされました。
群馬県沼田市立西中学校の開校にともなって、利根川に架橋された通学用の人道橋です。
現在は、老朽化のため通行禁止となっています。
2010(平成22)年に老朽化のため撤去されました。