産業技術遺産探訪 2005.5.4.
桜橋
1935(昭和10)年竣工
上路式鋼2ヒンジアーチ橋
橋長:15.5m 幅員:21.9m
富山県土木部
国登録有形文化財 1999(平成11)年11月18日指定
富山県富山市本町
主要地方道 富山停車場線
神通川水系 松川
桜橋は1935(昭和10)年竣工の上路式鋼2ヒンジアーチ橋でリベット打ちの鋼製アーチ構造となっています。都心部の歴史的景観を示す土木構造物としての価値が認められ、1999(平成11)年11月18日に富山県内の橋梁としては初めて国登録有形文化財に指定されました。
桜橋は、富山藩主十代目前田利保(1800〜1859)が富山城の東の出丸に御殿を建て、御殿から見える神通川(現在の松川)の土手に桜を植えて美しい眺めを楽しんだといわれており、その地に架かった橋ということで桜橋と名付けられました。
櫻橋 | 昭和十年竣工 |
登録有形文化財
第16-0048号
この建造物は貴重な国民的財産です
文化庁
JR北陸本線・富山駅 富山市電「南富山行き」桜橋下車 徒歩1分