産業技術遺産探訪 2004.5.3./8.7.
2005.4.16.
松本酒造 酒蔵・煉瓦建造物(倉庫・煙突)
京都府京都市伏見区横大路三栖大黒町7
松本酒造の歴史は、1791(寛政3)年、松本治兵衛によって現在の京都市東山区で始めた酒造りにさかのぼります。1922(大正11)年に現在の伏見区に製造場を増設し、1949(昭和24)年に松本酒造株式会社となりました。
高瀬川の西、大正時代に開削された新高瀬川沿いに、松本酒造があります。新高瀬川の堤防沿いに酒蔵が並び、新大手橋の近くに煉瓦造の倉庫と煙突が立っています。
「伏見」は、「伏水」ともいい、豊かできれいな中硬水である湧き水(伏流水)に恵まれた水の都であり、古くから酒造業が盛んに行われていた地域です。
松本酒造の酒蔵が並ぶ新高瀬川の堰堤は、春になると一面に菜の花に彩られます。 2005年4月16日撮影 |
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