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技術のわくわく探検記 1993.8.22./2001.8.7.
八幡製鉄所・旧 東田第1高炉
福岡県北九州市・新日鉄・東田高炉記念広場
現存する東田第1高炉(内容積494立方メートル、日産160トン)は、第10次操業(1962年8月火入れ〜1972年1月吹止め)の遺構です。
2001.8.7.
2001年に開催された「北九州博覧祭」で大規模な改修が行われた八幡製鉄所・東田第1高炉
炉頂部分の「1901」は、東田第1高炉の最初の火入れ(旧 官営八幡製鉄所の創業年)を行った1901(明治34)年を示します。
転炉や車両の展示、高炉に付属した設備も復元されました。
1993.8.22.
新日鉄が永久保存を決定しましたが、石油危機による不況の影響で保存のためのメンテナンスが実施できず、また極めて貴重な技術遺産にもかかわらず、当時の文化庁は高炉そのものの建造時期が新しいため文化財の指定を見送っていました。1989年以降には東田地区の再開発計画で撤去しようとする動きもありました。