技術のわくわく探検記 2001.2.17.

第10回・ロボコン トーナメント in 三中
青森県八戸市立第三中学校ロボット・コンテスト

2001年2月17日(土) 13:20〜16:10
 青森県八戸市青葉3−13−36 八戸市立第三中学校・体育館

 マサチューセッツ工科大学(MIT)、東京工業大学工学部制御工学科、そして高等専門学校にはじまった「ロボットコンテスト」は、現在ではさまざまな学校などで行われるようになっています。このロボットコンテスト(ロボコン)に注目し、全国の中学校に先駆けて中学校技術科の学習にロボコンを取り入れた下山大(しもやま ゆたか)先生(青森県八戸市立第三中学校・教諭・技術科)の第10回大会を見学しました。 

青森県八戸市立第三中学校

大会に先立って郷土芸能である「八戸えんぶり」のアトラクションがありました。

1年生はギャラリーからも観戦 アイディア対決!・・・・ほんとうにユニークなロボットが並びました
出場したおもなロボットは
ここをクリック
選手入場!  2〜3年生の各学級と教員・保護者
など30チームによるトーナメント
下山先生による競技の説明  NTTによるテレビ会議とインターネットでライブ中継!
 弘前大学附属中学校をはじめ福岡県やニューカレドニアの中学校
ともつながりました。
 NHK、青森テレビ、新聞・雑誌など取材クルーも会場に・・・・

第10回大会の競技テーマはバルーン・アタッカー

廃物リサイクル利用の材料と新規に配布された部品で、グループごとにロボットを製作
   動力源は直流電源6V(バッテリーチャージャー ニッケルカドミウム電池併用)
   模型用直流モータ ギヤボックス
   逆転スイッチ(6P)とプッシュスイッチによる手作りリモコンを使用
3.6m*4.8m(12畳)のコート中央に高さ90cmのネット
  このネット越しに相手のコートへヘリウム入り風船を落として得点
バレーボールとドッジボールを合わせたルールで
  前半・後半の各2分ハーフ(4分)でラリーポイント制

競技の合間にも補修が行われます!

競技開始前  大会終了後・・・・
舞台裏では、生徒たちによる
もうひとつのチャレンジが行わ
れていました!

閉会式

森 政弘・東京工業大学名誉教授 アイディアを凝らしたロボットの解説

    授業時間数の少ない技術科の学習で・・・・・
     その1時間1時間の燃焼度を高めることで、そのハンディと勝負していくことの重要性
       「あの先生の、あの授業で僕(わたし)変わった」という生徒たちの実感の声・・・・・・
                 大切なことに気づかせてくれた八戸三中ロボコンの熱闘でした。                  


大会の詳細はこちら(ギジュツ・ドットコム「技術のおもしろ教材集」)
http://www.gijyutu.com/kyouzai/robo/2k0sancyu/index.htm

また、朝日新聞2001年3月1日(朝刊では2月28日)の16面「理科離れを探る 8」に八戸第三中学校の技術科ロボットコンテスト関連記事が掲載されています。

 下山先生と八戸三中ロボコンの10年のあゆみが
一冊の本としてまとめられています。

森政弘・下山大・田中喜美・森和夫 著
「ロボコン スーパー中学校
          〜八戸三中の熱闘」
INAX出版 2000.4.20. 1500円税別
ISBN4-87275-811-0 C0336

レッツゴー!八戸三中へ

東北自動車道を一路北へ・・・・
宮澤賢治のふるさとイーハトーヴ
岩手県・花巻まででちょうど500km
気温は常に氷点下
自動車道の路面も雪と氷・・・降雪も
東北自動車道から八戸自動車道へ
はるばるやってきました!
青森県八戸市
八戸自動車道終点「八戸料金所」
明日から「八戸えんぶり」の横断幕!
青森県八戸市立第三中学校に到着! 深夜特急・・・
夜を走り抜けて群馬〜八戸667km
前日の申し込みにもかかわらず・・・・感謝(^^;)  八戸三中・ロボコン10年のあゆみを予習!
(以前に下山先生から送っていただいたものです)  
日付がどちらも2月17日・・・・
      八戸三中 24時間・弾丸ツアー(^^)
東北・八戸自動車道・・融雪剤の結晶で真っ白に

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