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チャレンジ・プロジェクト2001

群馬県中学校ロボットコンテスト2001
第2回大会 「ゴールデン繭玉をゲットせよ!II

群馬テレビ 2001年12月17日 19:30〜20:00
「ぐんま21 学び発見」
で放送されました。
※ 松井田町立西中学校「碓氷峠のシェルパ2001」の
準々決勝・準決勝での健闘が番組で紹介されました!(^^)

10月28日 第2回 群馬県中学校ロボットコンテスト「ゴールデン繭玉をゲットせよ!II」
  さあ!いよいよ大会の日がやってきました。

100チーム300名の中学生が参加!      

松井田町立西中学校・技術科からは2チーム4名の生徒が出場
エントリーNo.78 「碓氷峠のシェルパ2001」、エントリーNo.87 「碓氷峠MAX2WD−2001
車検を無事通過!
・・・・ロボット名は第1回大会からのシリーズでエボリューション・モデル(正常進化型)です(^^) あっ、昨年は4WDでした。

実にユニークなマシンや、女の子だけの出場チームもあって、だんだん大会も充実したものになってきたようです。

エントリーNo.87 「碓氷峠MAX2WD−2001は予選で惜しくも敗れてしまいましたが
エントリーNo.78 「
碓氷峠のシェルパ2001は何とか予選を通過・・・

基地 エントリーNo. チーム名 中学校名 第1レグ 第2レグ 第3レグ 合計点 順位
78 碓氷峠のシェルパ2001 松井田町立西中学校 55 260 321
80 ガン細胞MARK2 渋川市立金島中学校 10 17
95 二中2号 安中市立第二中学校

準々決勝

後になって考えてみると、この準々決勝はすごいチームの組み合わせでした。
吉井町立西中学校は、今大会で優勝・準優勝した学校からの出場チームですし、
伊勢崎市立第三中学校は昨年度の優勝校で、
今大会ではこの伊勢崎市立第三中学校「弐号機」が予選で1000点以上を獲得して「アイディア賞」に選ばれたロボットでした!

基地 エントリーNo. チーム名 中学校名 第1レグ 第2レグ 第3レグ 合計点 順位
19 yony5(ヨニーファイブ) 吉井町立西中学校
74 弐号機
この大会でアイディア賞を受賞
伊勢崎市立第三中学校 14 215 234
22 エジンハブエ99 新田町立生品中学校 11 20 31
78 碓氷峠のシェルパ2001 松井田町立西中学校 230 110 342


準々決勝・第3レグ中に発生したトラブルを解決するまでの記録ドキュメント!

準決勝進出!!
ところがなんと準々決勝の第3レグ中にマシン・トラブルが発生!
作業用の第2ギアボックスが動かなくなってしまいました・・・・どうしたのだろう?
チームが騒然となりました。


<生徒たちの原因調査がはじまりました。>
第4モーターの接続コード(ハンダ付け部分)が外れてしまったのかな?
コントローラーのトラブルか?
モーターの回転する音は聞こえるぞ!
あっ!ギアボックスが動いていない!
わかった!第4ギアボックスのプラスチック製歯車が、それに噛み合っている金属製歯車で削られてしまっているのだ・・・
ここまでの激しい競技でプラスチック歯車の耐久性が保たなかったんだ!
歯車の材質を同じにしておけばよかったな・・・今は後悔している場合ではなくて、修理しなくては。
準決勝までの時間はあと30分だ!

どうする???
歯車を交換しよう!あと2試合もてばいいのだから、削れてしまったプラスチック歯車を交換しよう。
<各種の歯車が入っているパーツケースの中を捜しています・・・>
歯車の直径と歯数は?
あった、この歯車と交換だ!
間に合うかな・・・ギアボックスを取り外して、分解する時間ある?
予備のギアボックスある?
<今度は各種のギアボックスが入っているコンテナの中を捜し始めています>
同じものはないけど、これ使えるかな・・・少し大きいけど
準決勝までやっときたんだから、何としてもここでリタイヤできないよね。
よし、まずはギアボックスの交換だ!ハンダごてを暖めておいて!ホットボンドもだ!
六角レンチと+ドライバー、ラジオペンチ、カッター・・・・

<こうしてギアボックスの交換が始まりました>
シャーシ(車体)と第4ギアボックスの取り付け台を取り外すと組み立ての工程数が増えて時間がかかるから、取り付け台とギアボックスを外そう!
わあ!ネジとナットがドライバーで取り外しにくい方向についているぞ!
<整備性まで考えてマシンをつくるべきだった・・・なんて・・・これはまったくモータースポーツのラリーカーやF1マシンの世界だな>
ピット作業だ!ピット作業だ!<と冗談を言いつつ、焦る気持ちを抑えて・・・>
こうやってナットをラジオペンチで少しずつ回して・・・慌ててるから手が震える・・・・
ここの外れたのは、あとでホットボンドで付ければいいから、カッターでホットボンドのカスを削っておいてね。
おう!モーターのピニオンギアが外れた・・・
六角レンチでイモネジを緩めておいて・・・・

よし、取り外せたから新しいギアボックスを取り付けるよ!
<こうしてギアボックスの交換作業は一応終わりました。しかし・・・・>

ちょっと動かしてみて!
あれ、持ち上がらないぞ。
ギアボックスが大きいからダンプ部分が当たってしまうんだ!
どうする?
今から、リンクの長さを変えてる時間はもう無いよね・・・
ダンプは使わないでシャベル部分だけで試合をする?
まだ、時間はすこしある!
ギアボックスの当たっているところを切って穴を開けちゃおう!
ハンダごてで溶かして穴を開けて、はさみを突っ込んで切っていけばできる!

繭やフィルムケースが挟まったり、下に落ちないように一部分は切らないでおこう!
どう、今度は動く?
まあ・・・動くけど・・・
これつながっているところを全部切っても、大丈夫じゃない?
下にギアボックスがあるから、大丈夫だね。
切ってしまおう!

どう?動きは・・・・
ダンプは上にはよく上がるけど、下がりすぎるとモーターに引っかかって動かなくなるよ!
モーターの上にガイドを付けて、そこからダンプが下がらないようにしよう!

よし!
今度はどう?
いいねえ(^^)
でも、ギアボックスの歯車比が変わって高速になったので、動きが速過ぎるなあ・・・
コントローラーの低速スイッチにしても駄目?
う〜ん、あまり変わらない。
このギアボックス、タイヤに使うために作った高速用のギアボックスだから仕方ないね。

繭やフィルムケースがすっ飛ぶな・・・(^^)
15分で修理してしまったね!優れたメカニックだ!<自画自賛しながらも、少しホットしました。>

<こうして何とか準決勝に臨むことができました>



準決勝!!

準々決勝の様子を「群馬テレビ」が取材していました。

群馬テレビ 2001年12月17日 19:30〜20:00
「ぐんま21 学び発見」
で放送されました。
※ 松井田町立西中学校「碓氷峠のシェルパ2001」の準々決勝・準決勝での健闘が番組で紹介されました!(^^)

基地 エントリーNo. チーム名 中学校名 第1レグ 第2レグ 第3レグ 合計点 順位
57 よっちゃん号ー! 吉井町立西中学校 110 145 140 395
78 碓氷峠のシェルパ2001 松井田町立西中学校 13 240 253
18 RSN弐号 新里村立新里中学校 130 18 60 208
16 ケロロタンク 新田町立生品中学校 120 126

この準決勝で1位になった吉井町立西中学校のチームが今大会の優勝チームとなりました。
思わぬトラブルも克服しつつ、精一杯やりました。
第1・第2レグでは、交換したギアボックスのスピードにコントロールが慣れていないため少ない得点となりましたが、
第3レグでは、この準決勝の組み合わせの中では最高得点を獲得できました。
準決勝には16チームが進出しました。ここでの組み合わせでの試合が2位ですから、100チーム中のベスト8に相当します。
しかし、試合の勝敗だけではなく、ここまで協力して取り組んできたロボットの設計と製作、トラブルの解決などの過程がいちばんの収穫ではないかと思います。
やるだけやったという満足感が心地よく感じられた大会になりました。

さあ!次は「スターリング・エンジン・テクノ・ラリー」に挑戦です・・・・2001年11月11日・会場:東京都立羽田工業高校(昨年度は「本田技研朝霞研究所」(ホンダの2輪車開発の拠点で、ホンダレーシングの本拠地です!)でした。)


大会出場までのあゆみ・・・・


10月27日

大会前日・・・休日の午前中にようやく完成(一応ですが)しました。
技術科室前の廊下に特設した競技フィールド(1/4分割)でテストを行いました。


10月26日

数日後に迫った大会を前に試行錯誤が続いています・・・


10月20日


10月1日


9月3日

「群馬県中学校ロボットコンテスト2001」へ向けてロボットの開発プロジェクトが始まりました!

技術室入り口付近の廊下に競技フィールド(競技要項の図面から再現)を設置
開発するロボットのコンセプトについて分析を行いました。


9月「群馬県中学生ロボットコンテスト2001」のロボット開発を再開します!


7月24日

 8月19日に開催される「まえばしロボコン2001」へ向けてロボットの開発に集中するため、9月までは「まえばしロボコン2001」のページでロボットの開発の様子を紹介いたします。


まえばしロボコン2001の競技フィールドを設置!


群馬県中学生ロボットコンテストの競技フィールドを仮設!

7月16日

走行系の開発が続いています。

7月2日

はんだづけにも慣れてきました。

6月4日

 競技フィールドや競技ルールをチェックしながら、ロボットのアイディアを練ります。
 今年度は「群馬県中学生ロボットコンテスト」のほかに「まえばしロボコン2001」にチャレンジするため、双方の競技にどのように対応していくかも課題になります。


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