ツタンカーメン王陵!?のエンドウ
生徒たちによる実験栽培の記録
低温処理や連作障害を考えないで栽培するとどうなるの?
2001年
5月14日
一般に、エンドウは10月頃播きますが、今年は比較の実験として5月からも栽培をはじめました。
はたして育つのでしょうか?
いったいどのような生育をするのでしょうか?
培養土ポットにエンドウをまきました。
5月16日
発芽がはじまりました。
秋にまいたときには、こんなに早く発芽しませんが、さすがに気温が高いせいかあっという間でびっくり!
5月21日
発芽した芽は、どんどん伸びています。わずか8日で定植です。
5月25日
12日間で27cmを越えました。あまりの成長の早さにちょっと不気味な感じがしてきます。
葉や茎はあざやかな緑色で元気良さそうです!
5月28日
わあ!30cmを突破
6月11日
「つる」をからませるための支柱の代わりに、使わなくなったバレーボールのネットをつり下げました。
リサイクルでなかなかのアイディアだと思います(^^;)
6月18日
約1ヶ月でご覧の通りです。すごい早さで成長して、かなり込み入ってきました。
7月4日
あっ!花が咲き始めました。
一般に秋に播くわけですが、その場合には約90日かかって花が咲き始めます。
けれども、この実験で春にまいたものは、約50日で咲いてしまいました。
7月5日
「さや」もできはじめました。
けれども花の数は全部で5つくらいです。少なすぎます・・・・?
ちょっと様子が変です!葉や「さや」に斑点ができ、茎の下の方が葉とともに白く枯れ始めています。
いったい何が起きているのでしょうか?
春にまいたことが成長に影響を与えたのでしょうか?
順調にいっていたかに見えた(・・・というよりも早すぎる成長に不安も感じていましたが)エンドウも、かなり深刻なピンチを迎えました。
用土の集積場所から突然芽を出したツタンカーメン!?のエンドウ・・・せっかくですから低温処理なしで栽培するとどうなるか再び実験してみました。(もちろん秋まきのときには低温処理の必要はありません。)
6月29日
秋まきに比べて、非常に早く成長を続けます。ところが・・・
7月3日
茎の下の方にある葉が枯れ始めました。
7月10日
紫色の小さな花がさきました。
7月15日
紫色のさやは出来かけたものの・・・
7月18日
茎の下の方の葉はすっかり枯れています。
7月24日
さやも枯れてしまいました。
7月31日
完全に枯れてしまいました。