技術のわくわく探検記(2000.4.3.)
利根川ダム資料館
(建設省・利根川ダム統合管理事務所)
群馬県前橋市元総社町593−1
パスポートの発給と国外運転免許証の交付で「群馬パスポートセンター」へ・・・・帰りに、パスポートセンターのとなりにある「建設省・利根川ダム統合管理事務所〜利根川ダム資料館」へ行ってみました(^^)
国道17号線(高前バイパス)のこのあたりを通るたびに、以前から気になっていました。かなり高いマイクロ波通信塔?、壁面に「DAM」の文字をあしらったロゴ、「建設省・利根川ダム統合管理事務所」の標識・・・・気がついたら駐車場へ・・・(^^;)
利根川ダム資料館
「利根川ダム資料館」は
・川が流域に及ぼしている影響
・水の大切さ
・ダムの特色や役割
などを、利根川水系を通して子どもたち(小学校4〜5年生以上)に知ってもらうための施設だということです。
利根川ダム統合管理事務所の情報管理室(ダムや川の情報をリアルタイムで見ることができる)の見学も可能です。
資料館内は、
・「ウェルカムゾーン」
ウェルカムモニター・・・・
イメージキャラクター「ポトム」(利根川の水から生まれた水の精)によるオリエンテーション
利根川流域マップ・・・・
利根川水系の15万分の1の立体マップなど
・「水と川のQ&Aゾーン」
なるほどQ&A・・・・パソコンによるQ&Aで3項目(「利根川について」「日本の川、世界の川」「ダムについて」)
66問による学習コーナー
・「DAM2ギャラリーゾーン」
企画展示コーナー・・・・「利根川百景フォトコンテスト」など
・「川とダムのシアターゾーン」・・・・・映像装置、ジオラマ、音響、照明などの複合的演出空間
中央のメインスクリーンと左右のサブモニターで「ダムのできるまで」「DAM2シアター」
からなっています。
関連ビデオや書籍の貸し出しコーナーも設置されています。
建設省関東地方建設局・利根川ダム統合管理事務所
利根川ダム統合管理事務所は、利根川水系の10のダム情報、73か所のテレメーター雨量情報、55か所の河川水位情報、10か所の河川施設情報、21か所のテレメーター積雪情報を常時収集・記録・表示して、治水と利水の効果を高めるために、これらのデータを監視しながらダム群の統合管理をおこなっているということです。
昭和22年9月のカスリーン台風によって、利根川流域は大水害となりました。これをきっかけとして利根川上流のダム群等による洪水調節計画が立案され、多くのダム建設が開始されました。「藤原ダム」(昭和33年)、「相俣ダム」(昭和34年)が建設省の施工で完成・運用を開始しましたが、それぞれのダムが洪水調節・用水補給などの機能管理を個別に行うことは効率的ではないため、昭和39年4月にダム群の統合管理を行うための事務所として「利根川ダム統合管理事務所」が発足しました。
現在は、「薗原ダム」(昭和41年・建設省)、「渡良瀬貯水池」(平成1年・建設省)、「矢木沢ダム」(昭和42年・水資源開発公団)、「下久保ダム」(昭和44年・水資源開発公団)、「草木ダム」(昭和51年・水資源開発公団)、「奈良俣ダム」(平成3年・水資源開発公団)の8つのダムを統合管理しています。ダムの施設管理(設備の監視、点検、整備、補修など)は建設省と水資源開発公団で分担しているため、「藤原ダム」、「相俣ダム」、「薗原ダム」を利根川ダム統合管理事務所が直轄管理しています。
※情報収集箇所については、新たに設置されているため数が変わっています。
詳しくは、利根川ダム統合管理事務所で発行している
「利根川ダム統合管理事務所の概要」
「利根川上流ダム群の概要」
「利根川ダム資料館ご案内」
などをご覧下さい。(資料館で入手できます。)
利根川ダム資料館
問い合わせ・予約先
建設省・利根川ダム統合管理事務所・調査課 電話:027−251−2272
〒371 群馬県前橋市元総社町593−1
休館日:年末年始
開館時間:9:30〜16:30(入館無料)
「入館記念です・・・どうぞ!」とハンドタオルとイメージキャラクター「ポトム」のネクタイピンがプレゼントされました。「あっ・・・・どうもありがとうございます」(^^;)