プラトンの笛時計(目覚まし水時計)
哲学者プラトンがアカデメイアで使っていたいた(4世紀頃)とされている学生のための目覚まし時計。
いちばん上の水槽から流出する水はその下の2段目の水槽で一定の流量になり、その下の3段目の水槽に入ります。3段目と4段目の水槽はパイプで結ばれており、パイプがいったん上がってから下がる部分にまで3段目の水槽の水が貯まるとサイフォンの原理で一気に水が4段目の水槽に流れ込みます。4段目の水槽には空気が密閉されている状態になっており、その空気が水槽内に流入してきた水に押されて圧縮され、水槽上部に取り付けられている笛を鳴らします。