奈良俣ダム(水資源開発公団)
 群馬県利根郡水上町藤原

 奈良俣ダムは、首都圏を中心とする水需要の急増や、治水と利水の必要性から利根川上流ダム群の一つとして建設された多目的ダムです。

 ダムの目的
  洪水の調節・・・・大雨の降った時、水の一部をダムに貯めて、下流の川の氾濫を防止。
  流水の正常な機能の維持・・・雨の少ないときに、下流の渇水を防ぐ。
  新規利水・・・農業用水、工業用水、水道用水を下流に送る。
  発電・・・・電気をつくる。

ダムの諸元
河川名 利根川水系 楢俣川
位置 群馬県利根郡水上町大字藤原字奈良俣
ダムの形式 中央土質遮水壁型ロックフィルダム
ダムの高さ 158m 利根川水系ダムでは最高、日本でも3番目(1996年現在)、40階ビルと同じ高さ。
ダムの長さ 520m 新幹線車両約21両と同じ長さ。
ダムの大きさ(堤体積) 13100000立方メートル
ダム湖の名称 ならまた湖
集水面積 95.4平方キロメートル
湛水面積(貯水池の面積) 2.0平方キロメートル 東京ドーム約43個分
常時満水位 標高888m
最低水位 標高800m
総貯水容積 90000000立方メートル 25mプール約24万個分、霞ヶ関ビル約180杯分
完成 1991(平成3)年4月 実地調査昭和49〜53年、建設昭和53〜平成3年
発電 群馬県奈良俣発電所で毎秒最大11立方メートルの水量を利用して、最大出力12400kwの発電を行う。

 利根川の治水計画は、昭和22年9月のキャスリン台風による戦後最大の洪水と、利根川流域の過去に発生した大雨を検討して現在の治水計画が昭和55年に出来ました。この計画では、利根川上流ダム群によって1秒間に6000立方メートル、河道では1秒間に16000立方メートルの流量を調整することになっています。

 奈良俣ダム左岸には、「奈良俣ダム資料室」があり、奈良俣ダムや奥利根の自然に関する展示が行われています。観覧期間は4月下旬〜11月下旬(無休)、時間は10時〜16時で、入館料は無料です。


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