産業技術遺産探訪 2010.12.29.
蒸気機関車
D51 724
1943(昭和18)年8月25日 日立製作所 笠戸工場
D51724号蒸気機関車について
蒸気機関車D51はその雄姿と牽引の力強さから永い間蒸気機関車の王座に君臨し愛称デゴイチの名称で親しまれてきました。
この蒸気機関車D51724号は戦中戦後の混乱時代に最も活躍し白い蒸気を吐きながらその力強い姿を渋川駅にも見せ市民の皆さんの足となりその重責を果たしてきました。
その走行キロ数は実に205万キロに達しておりこれは地球を51回も廻ったことになります。今自らの使命を全うしてこの場に設置されることになりました。
経歴
製造年月日 昭和18年8月25日
製造所名 株式会社 日立製作所 笠戸工場
配属機関区名
昭和18年8月25日 長岡機関区
昭和22年10月4日 長岡第1機関区
昭和39年4月1日 酒田機関区
昭和46年11月29日 廃車
運転線区
上越線、信越線、羽越線、白新線
走行キロ数 2050349.2km
形式寸法及び重量
形式名称 D51
車種 1D1過熱テンダ機関車
最大寸法
長さ 19.5m
幅 2.6m
高さ 3.98m
重量
汽関車 68.5t
炭水車 18.2t
車輪直径
先輪 86cm
動輪 140cm
従輪 86cm
炭水車輪 86cm
最高運転速度 85km/時
渋川市