産業技術遺産探訪 2011.1.8.
蒸気機関車
D51 59
1937(昭和12)年8月17日 川崎車輌 製造
D5159号について
このD5159号は昭和51年1月24日北海道夕張線において最後の務めを果し、この荒神山にみなさんの友達として置いて頂くことになったものです。昭和12年8月17日川崎車輌(株)にて製造された標準貨物用機関車ですが、その後39年間の活躍の中で本州各線をはじめ、北海道の大地を実に2712811.6KM走りぬいております。国鉄の近代化計画のもとで事実上日本最後のSLとなったこの機関車を末長く可愛がって頂きたいと思います。
D5159全長 19.76M
全車重量 88.8t
機関部長さ 12.18M
機関部重さ 69.4t
炭水車長さ 7.55M
炭水車重さ 19.4t
動輪の大きさ直径 1.5M
ボイラー水容量 7.4M3
水タンク容量 20.0M3
石炭量 8.0t
経過 昭和51年6月10日北海道岩見沢機関区より辰野駅に到着解体分離
昭和51年6月12日午前5時3台のトレーラー運搬により現地に据え付ける。尚、この機関車は国鉄より無償貸与されたものですが辰野駅から現在地に至る運搬と、この設置と費用については辰野ライオンズクラブの全面的な奉仕を頂きました事を記し、感謝の意を表します。
昭和51年6月18日 辰野町