産業技術遺産探訪 2011.1.8.
電気機関車
ED19 1
(6010形 6012 → ED53 3 → ED19 1)
1925(大正14)年2月 Baldwin Locomotive社
Westinghouse Electric社 製造(製造番号58230)
1938(昭和13)年2月18日 鉄道省・大宮工場 改造
1956(昭和31)年 国鉄・浜松工場 改造
長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪 箕輪町郷土博物館
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第2端側 |
第1端側 |
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WESTINGHOUSE ELECTRIC & MFG CO.-EAST
PITTSBURGH,PA.
Baldwin
Westinghouse
Locomotive
58230
FEBRUARY_1925 U.S.A.
THE BALDWIN LOCOMOTIVE WORKS.PHLADELPHIA,PA. |
電気機関車(EL)
車種 ED19型
製造 アメリカ ウエスチングハウス社
要目 長さ12.100m 幅2.79m 高さ4.55m
購入年月 大正15年9月(1926年)
総重量 67.1t
廃車前の見積価格 40890000円
全走行粁 2480000km
この機関車は大正15年10月使用開始からほぼ50年にわたって貨車をひき、その全走行キロ数は248万キロにも及び地球を62周するほどの長さを走りつづけたものである。飯田線へは東京機関区、作並機関区、八王子機関区、豊橋機関区等を経て昭和35年に伊那松島機関区に配属され辰野〜飯田間を15年間走りつづけて上下伊那からの物資の移出入に大きな役割をはたした。今回新鋭機関車に席をゆずり現役から引退するに当って伊那松島機関区静岡鉄道管理局等の好意によって陳列する運びになったものである。
昭和50年11月 箕輪町郷土博物館
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