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バケツ稲づくり・栽培記録
10月

 古代米は野生種に近いので、肥料は少なめのほうが良いと言われていますが、一般的な栽培では肥料を控えた方が育ちがあまりよくありませんでした。古代米も長く人間の手によって育てられてきたためか、種子繁殖を繰り返しているために野性的な遺伝子が失われてきているのかもしれません。

古代米
赤米 黒米 緑米
現在の米の品種
コシヒカリ 日本晴
一般的な栽培 不耕起栽培 一般的な栽培 密集させて栽培したもの
各容器の面積は
1000平方センチメートル
メジャーの赤白の幅はそれぞれ10cm

10月29日

 刈り取った稲を束にし、穂を下にして乾燥させます。今後の調査・研究のために、品種や栽培法について表示したラベルをつけておきます。脱粒性について調べるために、一部はバケツに生えたまま保管しています。

古代米の脱粒性が確認されました!


10月24日

稲刈りをしました。稲全体を刈り取るものと、穂の部分だけを刈り取るものを両方行いました。

ただちに、収穫量調査を開始!


10月17日

稲の根はどうなっているのだろう?・・・・調査のための標本づくり


10月16日

ポピュラー・サイエンス「野生イネへの旅」森島啓子 2001.9.30.
             四六判/200頁/本体価格1500円+税/ISBN4-7853-8737-8
             http://www.shokabo.co.jp/book_news.html#09.2

 野生イネの多様性と巧みな生き方に魅せられた著者が,その進化のしくみを解明するために、現地調査と実験室の間を行きつ戻りつ歩んできた記録と野生イネを通して見えてくる学問の世界と人間の世界についてまとめたものです。世界中の人々の半分近くが食べているお米を生み出した野生イネは、今 環境開発の波におびやかされてその保存さえも難しくなっており、急速に滅びつつあります.

目次

野生イネとの出会い〜まえがきにかえて
1章 イネの仲間たち〜「分類」を考える
2章 野生イネの適応戦略
3章 アジアを歩く
4章 アフリカへ
5章 水と緑の世界・アマゾン
6章 進化のシナリオ
7章 野生イネは生き続けられるか

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