技術科のためのおもしろモノ情報 2013.12.22.
電磁実験スピーカー
大人の科学マガジンPLUS+(学研)
雑誌には「無線通信クロニクル」「ニコラ・テスラと無線送電」で、無線通信や電波の技術史が掲載されています。
また、今話題の「ワイヤレス充電」の解説や、このキットを使ったさまざまな実験例、キットの改造例が紹介されています。
「電磁誘導」「ワイヤレス給電」の実験ができます。
「音楽モード」では、振幅変調(AM変調)が行われます。電流の波の振幅を、音楽プレーヤー機器からの音の波の形に変換します。
音の波の情報をもった+の電気でLED(発光ダイオード)を点灯させるしくみになっています。
音の波の形でLEDの点灯時間が変化するため、音楽に合わせてLEDユニットが点滅します。
iPodを接続して、音楽を入力してみました。
曲によってLEDの点滅が変化していきます。
トレーに水を入れることができ、音楽を入力すると可動ユニット(LED赤)が尾びれを動かして泳ぎ始めます。
雑誌では、ものでさえぎるとどうなるか実験例として示してあります。
・・・手のひら(掌)、紙、木、プラスチック、石、ゴム、水、ガラス+水、ステンレス板、ステンレスの網、アルミニウム板
身の回りにあるもので実験してみました。
「ICカード読み取りエラー防止シート」でさえぎるとどうなるでしょう?
ほんの少し暗くなりました。LEDユニットの周囲を覆っても、ほんの少し暗くなるだけです。
ノートPCのキーボードの上に置いたらどうなるでしょう?
LEDは光らなくなりました。
いろいろな実験をやってみて、予想と結果を考察してみるのも楽しいと思います。
キットの組立て
キット
リッツ線(Litz Wire)・・・高周波機器に使用できるように、エナメル線を撚(よ)り合わせた線
このコイルに交流を流します。
スピーカー
基板