おもしろ分解博物館 2001.8.5.
おもしろ分解博物館〜機械のなかみは?
起電式土壌酸度測定器
起電研究所
1952(昭和27)年製
土壌に差し込んで酸度を測定する計測機器です。
測定したpH(水素イオン濃度)に応じて石灰をどのくらい配合したらよいかという対応表がついています。
土壌に差し込む部分に2種類の異なった金属板が貼ってあり、この金属板にそれぞれ導線が接続されています。土壌中の電解質と金属板の間に発生する起電力でメーターを作動させるようになっています。乾電池を使っていないのですね。
断線していた導線を新たに交換してハンダ付けし組み立てました。
金属板の部分は耐水研磨紙で酸化膜を取り除きました。
完成!
関連項目