おもしろ分解博物館 2002.6.30.
おもしろ分解博物館〜機械のなかみは?
レンズ付フィルム
富士フィルム 写ルンです Ace800
内部には高電圧部分があって危険です。電気について詳しくない方(特に小中学生)は絶対に分解しないようにしてください。
「感電注意」の表示があります。
単三乾電池を外し、電解コンデンサなど基板に触れないようにして(高電圧部があり大変危険です!)分解していきます。
リサイクルを考えて各部品が構成されています。
プラスチック製のレンズ・・・このレンズをつくるための金型製作には、非常に高度な技術やノウハウがあります。
単三乾電池を取り外したあとに、電解コンデンサーの2本の端子部分に絶縁ラジオペンチやドライバーを接触させると、パチッと大きな音とともにショートして火花が飛び、電解コンデンサーに蓄えられていた電気が無くなります。安全のために必ず行ってください。
このキセノン管を使ったフラッシュを点灯させるために、基板には乾電池(単三)、トランジスタ(低電圧の交流をつくる)、トランス(高電圧の交流をつくる)、ダイオード(整流を行い直流330Vをつくる)、電解コンデンサー、トリガーコイル、ネオン管、キセノン管、セラミックコンデンサーなどがあります。
この基板部分を使って、蛍光灯を点灯させるための実験ができます。
詳しくは、
相場博明「使い切りカメラの実験」さ・え・ら書房 1997年 1262円税別 ISBN4-378-04207
を参考にして下さい。小中学生にもできる、たのしい実験が満載です(^^)