第3回東工大附機械科2年ロボットコンテスト
1998年3月13日決勝戦実施
●特徴
今年の学内ロボコンはタイヤ等の足回りをなくし、本体は固定された12Vモータの上で動かすことです。これにより、製作者はボールを動かすメカニズムに集中して取り組むことができました。また、今回の競技内容および競技場の製作、配線等は対外的なロボコンにいくつか参加した3年生によるものです。
●競技内容
ボールプールにある40個の球を2分間にいくつ自分のゴールに入れることができるかを競います。得点は、自分のロボットを置く大きなゴールに入れた球は1個1点、自分のロボットの横にある小さなゴールの片方に入れた球は1個2点、反対側にある相手のロボットの横の片方のゴールに入れた球は1個3点になります。
●競技規定
●試合の様子
今回のロボットは大きさ制限が厳しかったため、高得点を狙うためには競技開始後に伸縮する設計をしなければならなかった。そのため、リンクやカムだけでなく、糸とプーリーを組み合わせたものやufoキャッチャーを真似たものなど例年になくユニークなロボットが現れた。ロボットが前方に伸びると重心の位置も大きく変化するため構造にはかなり苦心したようである。
投稿者:東京都 東京工業大学工学部付属工業高校 門田和雄