第4回アイデアロボット・コンテストのご案内

呉市立広中央中学校 技術科特別企画

第4回アイデアロボット・コンテストのご案内

「 みかん狩り 〜 Out on a limb 」


 広中央中学校第4回アイデアロボット・コンテストをご案内申し上げます。
 今回は「みかん狩り〜 out on a limb 」というテーマで行います。一本のみかんの木に生っているみかんを採り、自陣のみかん箱に多く運び入れた方が勝ちという競技で、3年生男子チームと選択履修の女子チームに加えて、今年は初めて横路中から1チームが参加し、計25チームのトーナメント方式で行ないます。
 今回は、昨年からご指導いただいております、東京工業大学名誉教授の森政弘先生を特別ゲストとして東京からお迎えし、華をそえていただきます。
 森政弘先生はご存じのようにロボット工学の権威で、日本のロボコンの創始者として、またロボコン高専部門の審査委員長として有名です。
 ぜひご観戦いただきますよう、ご案内申し上げます。
 ご観戦においでの場合は、電話かFAXでご連絡くださいますようお願い申し上げます。


  1. 趣旨   技術・家庭科で学習した内容を総合的に活用して、
         目的を達成するためのロボットを自ら考え、製作して競技をすることにより、
         ものづくり、創造、助け合うことの大切さを再認識させたい。

  2. 会場  呉市立広中央中学校 体育館

  3. 日時  1997年11月26日(水)13:30〜15:30

  4. 場所  呉市立広中央中学校 体育館
            〒737-01 広島県呉市広吉松2丁目15番1号
            TEL (0823)71−8524
            FAX (0823)74−3504


  5. 特別ゲスト  東京工業大学名誉教授    森 政弘先生

  6. 競技内容

     ステージ中央に立ってる一本のみかんの木になっているみかんを採り、自分のみかん箱に入れて、得点を競う。高い枝のみかんほど得点が高い。

    1. トーナメント方式(25チーム)
    2. 競技時間は1分20秒
    3. スタートはそれぞれの陣地のスターティングエリアからとする。
    4. 勝敗はゴールの得点で決める。ただし、同点の場合は、30秒の再試合を行なう。それでも決まらない場合は、ジャンケンの1回勝負で決める。
    5. 学級の総得点も競う。各チームの最初の試合の得点を加算する。

      ○みかんの点(みかんは発泡スチロール球で直径60o )
      • 落ちているもの(黄) 1点(自陣10個)
      • 下の枝(緑) 5点(自陣 4個)
      • 中の枝(橙) 10点(自陣 4個)
      • 上の枝(葉付) 20点(自陣 4個)
      • out on a limb(金) 80点(自陣 1個) みかんは直径80o


      ○ルール
      • 0点の場合は失格とする。
      • 相手のロボットを傷つけたり、妨害したら失格とする。

      ○ステージ
      ステージの広さは、1800o×3600oの合板4枚分。
      枝の高さは、下の枝 約350o  中の枝 約500o
              上の枝 約700o  out on a limb 約650o
              ステージから200o程度外に出ている。

  7. ロボットの規格制限
     次の規格を逸脱しているマシンは失格とする。
    1. 電源は学校で用意する単1マンガン乾電池(SUM−1)4個のみ。
    2. 本体の駆動用モーターとギアのセットは2組とし、学校で用意するものを使用すること。(モーターの改造してはいけない)
       蜜柑を採ったり、上げたりするためのメカのモーターやギアを2セット提供するが、必要ならば製作者の側で1個追加購入し、使用してもよい。
    3. スタート時のロボットの大きさは幅300o・長さ400o・高さ350o以内とする。重量は2kgまで。ゲームの前日、車検をする。
    4. コンテストで使用できるエネルギーは、(1)位置エネルギー(2)スプリングの弾性エネルギー(3)提供された電池による電気エネルギーだけである。
    5. 有線のリモート・コントロール装置を作り、それで操縦すること。
    6. 模型用市販品(車輪、キャタピラ、メカなど)の全体または一部分も使用してはいけない。素材から手づくりでロボットを作ること。
    7. 相手のロボットを壊すメカを設けているものや分離型は認めない。
    8. できるだけ、廃物を利用すること。

  8. 表彰
     チームの部は優勝、準優勝、3位と各賞(ロボット大賞、アイデア賞、メカニズム賞、敢闘賞、審査員特別賞、アイデア倒れ賞等)
     学級の部は優勝と準優勝とする。

  9. 試合時間とインターバル(計2分20秒)
    1. 試合時間 (1分20秒)
    2. 得点計算とロボット撤収(30秒)
    3. みかんのリセットと次のロボットセット(30秒)
    4. スタンバイ完了/係引き上げ(30秒)

  10. 生徒実行委員役割分担
    1. 実行委員長  (1人)
    2. 司会・進行  (2人)
    3. 審判     (4人)
    4. タイマー   (2人)
    5. みかんリセット(4人)
    6. トーナメント (2人)
    7. 運営・案内  (2人)


ぜひこちらもご覧ください。

詳しいことは、鈴木泰博先生にメールしてみましょう。→qwj02700@niftyserve.or.jp

データ提供 :広島県呉市広中央中学校    鈴木泰博
編集者   :茨城県筑波郡小絹中学校    川俣 純

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