ロボコンを短時間で実施するアイテム「台車ロボコン」
2005年2月17日


 ロボコンを実施する時に課題となるのが製作時間の不足と予算です。
この「台車」方式は、この2点を解決してくれます。
 考え方は、ずばり「サンダーバード2号」。状況によって「コンテナ」を選択する2号のように足回りは共用して、上に載せる「仕事部」のみを製作します。
 学習させたいいくつかの内容を省くことになりますが、足回りを製作する時間が省け、ギアボックス2個×チーム数浮くので、予算的にもかなり楽ができます。
 ロボコンスタートから何年かこの方式をとれば、ギアボックスも増え、ノウハウも蓄積され、足回りも製作するよう、ステップアップも可能です。
 数台この台車を製作するのが大変ですが、これから「ロボコン」という方、いかがでしょうか?

この「台車」の受けに製作した「仕事部」を載せます。
接続端子は「仕事部」を載せる時に邪魔にならないよう、上面に取り付けないようにします。
また車体を壁などに押しつけ、操作をすることも考慮した結果、右側面に取り付けました。
早いチームでこれぐらいの作品が5時間程度で製作できます。

※本校は製作時間10時間程度で取り組んでいます。
左がコントローラの接続コネクタ。
右がモータの配線を差し込む接続端子。
接続端子を裏面にしたので、ちょっと差し込みにくいようです。
「台車」の来年度バージョンです。
今年度の台車だと水車タイプの取り込み型ロボットが作りにくいので、中央を抜いてみました。
モータ用接続端子も扱いやすいよう、横向きに変更しました。

投稿者 広島市立高取北中学校 荻野 哲也
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