紙で作るおもちゃ
見かけはだだのサイコロ(または正四面体)なのに、パカッと開くとあら不思議。人形や飛行機に変身!すぐにつくれて、ちょっと頭も使うおもちゃです。パズル感覚でどうぞ。
※小学校4年生くらが適当と思います。
★作り方
正四面体を例にとって説明します。
正四面体の展開図には2種類ありますが、図1のような形の場合、正四面体を組立たときに隣同士になる辺は決まっています。(図2)。
図1 正四面体の展開図 図2 組み立てると・・・
ということは、隣合わせた片方の辺から、もう片方の辺へ、同じ形をやりとりすると、いろんな形の展開図ができることになります(図3)。もちろん、できあがる形(正四面体)は変わりません。
もう一つの展開図の場合も同じです(図4)。
図3 例:つぼ 図4 例:へび
想像力を働かせて、いろんな形に挑戦してみましょう。
もとの展開図の辺からはみ出す形を先に切っておいて、隣り合う辺に、鉛筆でなぞって輪郭を写してから切れば、きれいにできます。また、折る前に、はさみや小刀で折り線を入れておくのもポイントです。失敗したって大丈夫。セロハンテープで貼ればいいんです。
慣れたら、サイコロ(立方体)にも挑戦してみましょう(図5)。
図5 こんなんのもできます。
東京都私立和光小学校 尾高 進