3枚羽根ブーメラン

登録2005年2月2日 更新日2005年3月29日


材料
DIY店で売っていた厚紙の板目表紙(普通は白色です。5枚入り155円)
(今回は特別に桃色をインターネット購入)
ない時はケント紙の厚めの#350や工作用紙(150円)などの厚紙プリントなどをはさむファイルの表紙など
(はがきや牛乳パックなどの厚い紙なら良いと思います。)

厚すぎる紙はプリンター入らないので注意してください。

後は両面テープ(これはすぐに付くので一番良い)
または木工用(速乾)ボンド(乾くのに5分程度)
  3枚に切り取ります.
真ん中の羽の三角の所に両面テープかボンドを付けて
羽を重ねで止めます。

この形だと無駄なく紙が使えてホッチキスで止めなくて良いので捨てる時に分別しなくてよい。

また、組み立てる時に120度になるので取り付けが簡単である。

あとは
3枚の翼に切れ目を入れて、ホンの少し曲げて
戻りを見ながら徐々に曲げて調整をします。

曲げれば曲げるほど小さな円になって戻ってきます。

     <原理>
切り込みにより羽は飛行機の翼の形になり翼の上と下では空気の通過する距離が変わるために速度変化が起こる
これによりベルヌーイの定理から翼に揚力が発生する。

厚紙に印刷が出来ないとき
直接切り取りましょう


@2.5cm×11cmで紙を3枚切り取ります。
A上から約2cmのところで正三角形を
  作るために切り取ります。
B正三角形の部分を重ねてのり付けします。
(両面テープがあると簡単に付けることができます。)
(ホッチキスで止めても作れます。)

C4cmのところに5mmぐらいの切り込みを入れます
(写真は右利きです。左利きは反対を切ってください)
後は切り込みから下に折り曲げれば出来上がりです


設計図をダウンロード出来ます

飛ばし方
人差し指の第二関節ぐらいと
親指でブーメランを挟みます。
スナップを効かせやすいように
後ろに傾けます。
耳の上ぐらいで構えます。
このときにブーメランが腕に
当たるぐらいに傾けます。
あとはスナップを効かせて
前に投げてください。

受けるときは両手で挟んで
受け止めてください。

 動画をダウンロード
 ※メディアプレーヤ形式
よく知られている
ホッチキスで止めるブーメランはゴミになる時に金属がどうも気になっていたのと
120度にセットし難いのが難点でした。また、ねじりや上そりなどを付けなければ
ならなかったがこれも難しい。

そこで、今回の方法に変更してみました。
どうでしょうか。組み立てが簡単で金属を使わず飛行機のフラップの役割をする
切り込みを入れて曲げることによりねじりや上そりを付けなくて良いので子供でも簡単に出来ると思います

A4版に4個出来る型紙をPDFでダウンロード出来ます。


投稿者:愛知県刈谷工業高校 児島高徳

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