大気圧による缶ペコ実験
●用意するもの
●実験
写真のように真空ポンプを空き缶に接続し、缶の中の空気を抜いていくと、大気圧により缶が内側につぶされます。
●考察
大気圧は普段なかなか見ることができませんが、ある部分の圧力を下げて大気圧との差をつくることにより、その大きさを実感することができます。
●発展
長いストローでジュースを飲もうとしたとき、吸い上げることのできるストローの長さはどのくらいですか? 答え 片方の圧力を完全に真空にできたとして、真空と大気圧とのさの分だけ圧力差ができる。そのため、約1気圧の圧力差を水中に換算すると約10mとなる。真空より小さな圧力は存在しないため、これ以上、大きな差はつくりだすことができない。 |
投稿者:東京都 東京工業大学工学部付属工業高校 門田和雄