空気圧を利用したロボット


 ロボットコンテストで使用される動力源としては回転運動をつくり出す電気モータの他に直接、強力な直線運動をつくり出す空気圧シリンダがあります。空気圧シリンダは、電車のドアの開閉や寿司握りロボットなどにも用いられている機械部品です。空気圧シリンダを動かすためには、コンプレッサー(空気圧縮機)を用います。これは20万ほどしますが、1気圧程度でしたら缶入りのものもあります。また、シリンダは電気信号により電磁弁を開閉して動かします。


 写真は97年8月に日本機械学会主催のロボットグランプリに出場したロボット です。規定圧力は4.5気圧でした。


 空気圧制御については、シーケンサによる空気圧制御1シーケンサによる空気圧制御2、に詳しく掲載してあります。


投稿者:東京都 東京工業大学工学部付属工業高校 門田和雄

戻る