木材繊維
通らない穴を通す!
最終更新日 1998/06/22
木材の変形実験
●
目的
●
これは木材が膨張、収縮する性質を実感する実験です。
上の杉板は穴から抜けません。切っても接着してもいません。どうやって通したのでしょう?
●
材料
●
杉板を100mm×30mmに切断。間を細く加工 通す板は6mmベニヤ板に20mmで穴をあけます
変形用金具です。20mmの角パイプを半分に切断
●
実際の様子
●
まず杉板をお湯に20分ほどつけます
金具で杉板をはさみ、万力で締めます。1、2日ほど置いて乾燥させます
乾燥すると戻りません。収縮した状態で穴を通しお湯につけます。するとみるみる膨張
なんと元通りに戻り、抜けなくなってしまいました
●
実際の様子
●
最初に元通りにして通した材を渡し、どうやって通したか考えてごらん?と投げかけると すごく、不思議に思うようです。切ってもいない、接着剤も使ってない??と班ごとに議論し合ってました。
そこから実験をスタートするとより驚きがあっていいと思います。
●
参考資料
●
小林造形堂(長野県・松本市)での資料より ここから教材化された物が販売されてます
〒399-0014 松本市平田東3-36-5 tel 0263-58-2439/fax 0263-58-2937
投稿者 長野県原村立原中学校・村松浩幸
戻ります